tag:blogger.com,1999:blog-69322050406536399142024-03-05T13:30:59.294+09:00雑多感医学・語学・コンピュータ・教育・日常について書いていきます.何かを訴えかけて書くというよりも日々の備忘録的なものです.とりあえず病理医としてなんとなく仕事をしています.hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.comBlogger524125tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-64803536973457075812023-09-25T00:33:00.001+09:002023-09-25T00:33:35.810+09:00久しぶりの<h3 style="text-align: left;"><span style="font-size: small;"># Stay or go home</span></h3><div>いま夜中の 0 時を回ったところで,帰宅をするかそれとも職場で寝るか決断に迫られているところ.帰っても寝るだけだしと考えると,別に職場でもいいかという発想になりがち.深夜だから周りに誰もいないし,広いしで,意外とこういうところで寝るのは悪くないかなと思ったりもする.簡易ベッドも意外と快適.</div><div><br /></div><div>まぁでも一応お家に帰るかな.そういえばこの前買ったピザもそろそろ賞味期限が来そうだし.と思っていたが,近くにいた先生が帰ったので,多分もう自分の半径 5 m には誰もいないことは確実なのでそうするとやっぱり泊まろうかなという気持ちになってくる,午前 0 時 30 分のこと.</div><div><br /></div><div><b># Where to go</b></div><div><br /></div><div>次どうしようかと考えているところ.これボケっとしていたら多分何もしないまま定年を迎えてしまう気がしてならない.それはそれでいいのかもしれないけど.</div><div><br /></div><div>自分が学生の頃は恐らくいわゆる臨床医としての医者はやっていないんだろうなと漠然と考えていた.その時の予感は正しかったと言うか,そういう予感に引きずられながら生きているという感じがしなくもない.</div><div><br /></div><div>そして次のことを漠然と考えているが,漠然としすぎて何も思いつかない.現状のまま進むのが良いのかもしれない.市中病院で一般病理医をするのはどうかしらね.できなくはないだろうしやれば楽しくて多分そこにずっといつきそう.住めば都的な感じが強いのでだからこそあまり行きたくないというのはある.そこから動けなくなるから.</div><div><br /></div><div><b># Behind</b></div><div><br /></div><div>特に molecular and/or research 的なことなんだけど,自分にその深いバックグラウンドがないから,他の人がやっていることがとても眩しく思えてしまう.かくいう自分も FISH の probe 作ってみたり,DNA 抽出して NGS のライブラリ調整をしたりとか多分それっぽいことはしているのだろうけど,どこかで後ろめたさのようなものを感じる.いや,別に悪いことをしているわけではなくて,自分ごときが研究なんぞについて語っても良いものか,的な後ろめたさが.</div><div><br /></div><div>逆に病理診断をずっとやってきたことの自負があるかと言われると,最近それも危うくなってきた.古典的な形態診断は今や分子生物学的手法にだいぶ置き換わり,病理部あるいは研究室の持っている検索手法が診断の精度に直結するようになった.むかしの,形態像を重視した考え方は過去の遺物になってしまっている.このような状況下で昔の知識を披露してマウントを取ろうにも御老害扱いされるのが関の山かと.</div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div><div><br /></div>hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-5172876743881337932021-02-02T13:39:00.006+09:002021-02-02T13:39:44.999+09:00火曜日の午後<p> <b>#1 Off day at my workplace</b></p><p>今日は一応外勤日という設定で,外勤をサボって病院に来ている.普段は仕事をしに行くという側面でしか見ていないが,サイドから眺めているとちょっとしたことに気づく.今日は暑い.朝あるいは晩しか外をうろつかないから昼間がこんなに暑かったのかということを知る.そろそろ花粉症の季節がやってきそうだ.薬飲んどこうかな.</p><p>最近は twitter などで更新することが多くなってしまったので,このブログで書くことが少なくなってきた.一応 milestone としてたまには書いていく.ちなみに収益化を試みたけどはねられたのは内緒.Google の収益化は結構難しそう.</p><p><b>#2 The article that received the most attention</b></p><p>ブログの統計情報を眺めていると,やはり,病理専門医試験,細胞診専門医試験あたりの試験情報の閲覧数が多い模様.閲覧数の桁が違う苦笑まぁ試験関連はわかりやすいから.ただ,今年は 93% くらいの合格率を誇る病理専門医試験でそこまで対策が必要なのかという感じがなくはない.落ちる人はどうやったって落ちる試験なわけだし.</p><p>ただその all in one package についてはちょっと今考え中で,おそらく来年度(今年)の病理専門医試験前には関係者には何らかの形で配布をしようかとは考えているところ.</p><p><b>#3 Eye drops</b></p><p>そういえば,最近のちょっとしたことといえば,顕微鏡を見ているときに眼輪筋か眼瞼挙筋あたりが痙攣することがあって顕微鏡を見るのがちょっと億劫になっていた.それで他の先生の机を眺めていたら結構な頻度で目薬が置いてあって聞いてみたらつけていますと.</p><p>そんなの効果あるの?と半信半疑だったが,まぁ買ってみようと.どうせ似たりよったりでしょとも思ったが,たかだか数百円の違いでもあるので,ネット上のおすすめの一番高いやつにしてみようとして注文.</p><p>なぜかすごくよく効いて,それまでの痙攣が嘘のように収まった.気が向いたときになるべく点眼するようにはするが,目薬って結構効くものなのね.</p>hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-55962429847718248762020-10-22T11:02:00.000+09:002020-10-22T11:02:13.038+09:00Time goes by.<p><b> #1. So many colleagues, so much work</b></p><p>新しい職場に来て,1 年半くらい.大体 4 年位で職場を転々としている感じになっているが,正直そろそろ腰を据えたいところ.あんまり異動していると積み重ねがないので.</p><p>人が増えると仕事が楽になりそうなものだが,実際は教育・指導や管理などのこともあり意外と仕事は減らない.まぁちょこちょこトラブルがあるものの,総じて楽しいので良いということにしておこう.</p><p><b>#2. Another challenge</b></p><p>むかーし,やっていた duolingo を最近再開.昔は約半年程度で全てのコースを終わらせることができていたのだが,いつの間にかバージョンアップされていて,半年どころか 1 年位かかる見込み.</p><p>語学の学習は継続が大切なので,まだまだ学習できることがたくさんあると好意的に捉えてゆっくりやっていこう.</p><p>Crown 267, 2302 Words</p><p>4,5 年前の習得語彙も含んでの 2302 語なので全て覚えているわけではないが,それでも少しずつ新しい語彙が増えていくのを見るのはやはり楽しい.</p><p><b>#3. Start learning programming again?</b></p><p>昔は Java を,今では Excel +統計パッケージでだいたいなんとかなっている統計処理.ちょっと必要性が出てきて,R にしようかなと思って上司に相談.</p><p>将来性を見越すと python じゃない?とのこと.</p><p>昔やっていた Java は今ではバージョンが上がってきていて,メンテナンスをしていないプログラムにほころびが出てき始めたのと,基本的なプログラミングの概念は変わらないはずなので,恐らく別の言語を勉強したとしても,そこまでのコストは掛からないと思いたい.</p><p>必要は発明の母ともいうし,何かしら面白いことがあるかもしれない.</p>hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-86755450537838304822017-04-26T19:15:00.002+09:002017-04-26T19:15:20.868+09:00雑多感#1 Fairly busy, fairly free.<br />
最近は人が増えたため,比較的自由度が高くなった.といえば聞こえが良いが,窒息しそうな状態からとりあえず一歩抜け出したというのが正直なところか.<br />
<br />
ちょっと暇になると,何をしてよいのかわからなくなってしまい,結局なんでもないことをしてしまう.本当は時間を主体的に使えれば良いのだから,基本的に仕事が従属的な要素が多くてなかなか難しい,というのが正直なところ.<br />
<br />
人に物を聞くというのが思った以上に苦手らしい.<br />
<br />
#2 What comes next...<br />
何もしない,というこの瞬間がすごく不自然に感じる.最近は何かをしていて,なにもしない時はとりあえず寝ていた,という生活.<br />
<br />
病理の世界はどちらかというと能動的な要素が強くて,標本を見ても頑張れないときは普通に居眠りしているのだけれども.<br />
<br />
そうするとなにもないときはとりあえず寝ようということになる.<br />
<br />
忙しかったときの反動でとりあえずすることがない時は寝る,という不思議な習慣の出来上がり.<br />
<br />
#3 Motivation necessary<br />
何かしらのモチベーションがほしいなぁというところ.<br />
<br />
明日は病理学会だからちょっと本屋さんでも行ってみようかしら.hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-62044658192329526272016-12-02T07:33:00.000+09:002016-12-02T07:33:22.805+09:00細胞診専門医試験の受け方 in 2016#1 細胞診専門医試験<br />
<br />
細胞診専門医試験を先日受けてきた(合格しました).感想を含めて,適当に記載.<br />
<br />
・H28 年度は AP 浜松町(最寄り駅は大門駅)で行われた.<br />
・問題は全部で 70 問,全て五択問題<br />
鏡検問題 20 問(婦人科が半分超を占める)<br />
筆記試験 写真問題(25問)+文章問題(25問) 80 分<br />
<br />
病理専門医試験とは違い,携帯電話の扱いや,休憩時間の過ごし方など比較的緩かった.<br />
<br />
【鏡検問題】<br />
比較的ストレートな問題が多い.数問は非腫瘍性(あるは正常)の所見が正解になっていたが,過去問にもあるように変な選択肢は答えになりにくい.基本的に標本には点は打たれていないが,症例によっては「この領域を見なさい」という意味で線を引いてあった(特に所見がごく一部しかない症例で,領域を限定されていたが,限定された領域以外にも所見があった).<br />
顕微鏡に標本が載った状態で,受験者が 6 分毎に順に回っていく仕組み.スライドを外してはいけないとのこと。<br />
所見があればすぐに診断がつく病変(セミノーマや癌など)については時間が余る傾向にあったが,所見がないことが診断に必要な病変(軽度異形成には high grade の病変を否定する必要がある)などは比較的時間が足りない傾向にあった.選択形式だなら、germ celtumorなど二つ以上所見がありうる病変でも、消去法で答えを選べるから、余計な詮索をしなくて済む分かなり楽。<br />
<br />
【写真問題】<br />
問題のレベル的には鏡検問題とほぼ一緒で,癌なら癌!という感じ.選択肢にも優しさを感じる.<br />
臨床情報と,弱拡大(10 倍程度)の写真と強拡大(40 倍程度)の 2 枚の写真が提示され,五択の中から正答を選ぶ形式.一問だけ,画像が荒すぎて何がなんだかよく分からない症例があった.<br />
過去問とほぼ同様.文章問題と同様,H26 年度以降は模範解答はない.過去問で「選択肢の模範解答」をじっくり眺めていると,H26 年度以降の問題でどれが正解だったかなんとなく見えてくる.つまり選択肢としては出てくるものの、正答には選ばれないものがありそうということ。<br />
間違っても ASC-US, ASC-H 等を答えさせる問題は出てこない.<br />
<br />
【文章問題】<br />
過去問の焼き直し+新しい問題が数問程度,A(婦人科), B(婦人科以外), C(口腔外科)で総合科受験者はどれを選んでも良い.文章問題は過去 5 年分程度をこなしておけばまず問題ない(後はすきでどうぞ).ただし,注意が必要なのは H26 年度以降から模範解答が掲載されていないのと,H25 年度以前の模範解答に誤植が数カ所あることである.一番効率的な方策は H22 年度辺りから,模範解答を頼りに答えを調べながら解いて,H26 年以降は模擬試験のつもりで解いて,答えを調べるのがスマートな気がする.<br />
<br />
【対策】<br />
・病理専門医を有している人:<br />
病理専門医試験ですでに普通に勉強してればなかなか落ちない試験だが,勉強せずに受験すれば多分落ちる試験。レベル的には実は病理専門医試験に少しプラスアルファされた程度だと感じた。もちろん普段は絶対に見ない疾患も含まれているので、それなりの勉強は必要。<br />
普段から細胞診のディスカッションに参加していれば,そんなに問題はないと思われる.<br />
12 万円の講習会に行くのはおそらく時間の無駄かもしれない.<br />
<br />
・病理以外の人:<br />
問題自体は簡単とは言え,初めて聞く病気について細胞像から判定できるようになるためにはある程度の訓練が必要.<br />
病理部へ出向いて標本を見る機会がない人は 12 万円の講習会はあながち悪くはないかもしれない(ただし,全く勉強せずに受講すると苦痛でしかないという話).<br />
それすら難しい人は、本を数冊読んで疾患のイメージを叩き込むのが得策。<br />
<br />
【合格するのに必要十分な本】<br />
いわゆる学ぶ君(細胞診を学ぶ人のために)や実用細胞診トレーニングは詳しすぎる<br />
結果的には「読む・解く・学ぶ 細胞診Quiz50 ベーシック篇」「読む・解く・学ぶ 細胞診Quiz50 アドバンス篇」程度の知識と過去問くらいで十分なんだろうと思われる.<br />
技師さん向けの試験は難しいけれど,医者向けの試験は実際問題そんなに難しくない.<br />
(ただし,病理専門医試験はある程度時間をかけてかなり本腰を据えてしないと,きつかったけど…)<br />
<br />
顕微鏡を全く見ないで受かろうと画策してる人向け:ポケット細胞診アトラス、アトラス細胞診と病理、実用細胞診トレーニング(問題は難しすぎるのでパス)→細胞診quizが現実的か。そして過去問を読んで、正答を調べる。顕微鏡自体の使い方はどこかで学ばないといけないけど、細胞診像のイメージを頭に叩き込んでいれば、規定時間内になんとかなりそう。<br />
<br />
<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-22913815757281282642016-08-27T14:06:00.000+09:002016-09-17T15:27:49.757+09:00病理専門医試験の受け方 in 2016#1 Test is a test is a test.<br />
<br />
結果はわからないので(<b><span style="color: red;">合格しました</span></b>),いわゆる受験体験記.26 年度分については<br />
http://blog.livedoor.jp/colorectan/archives/51962689.html<br />
に詳しい.<br />
<br />
同様に 28 年度分についても<br />
http://minesot.seesaa.net/article/441121360.html<br />
に詳しく書いてある.<br />
<br />
結局のところ,試験勉強らしき試験勉強はあまり意味がなかったような気もするが,どこかの誰かの役に立つようになんとなく公開.<br />
<br />
《<b>試験受付から試験開始までの間</b>》<br />
<b>[会場に到着するまで]</b><br />
・滅茶苦茶暑い.蒲田駅から大森病院の会場まで歩いて行ったため,汗をかいて死ぬかと思った.<br />
・服装は結構ラフな人もいたけど,ネクタイを占めていた人もちらほら.女性もズボンにシャツというラフな格好からやや正装に近い人まで.受験生のしおりには「クールビズを貴重とした」格好でとのことだが,ラフな格好で全く問題なし.<br />
<br />
<b>[筆記用具などの諸注意]</b><br />
・筆記用具は鉛筆ということになっていたが,シャーペンを持って行っても何の問題もなかった.怖いので一応鉛筆を持ってはいったが.<br />
・ペットボトル 1 本のみ持込可能ということになっている.ただし,甘いもの,炭酸に飲料は不可とのこと.飲むとトイレに行きたくなるので結局開けずに終了.<br />
<br />
<b>[解答方式について]</b><br />
・試験問題の解答について,これまでは「原則日本語で」とのことであったが,今回からは日本語あるいは英語(必要に応じてドイツ語,ラテン語も可)になった.ただし,略語は不可とのこと.PLEVA とか正式名称で書ける気がしない...<br />
・腫瘍の亜型も必要ならば書け,とのこと.はっきり言ってどこが必要でどこが不要か記載もないのにわかるわけもない.中途半端なことを書くと,かえって原点を食らいそうだし.過去問の解答を参考にするしかないか.<br />
<br />
《<b>III 型試験問題</b>》<br />
<b>[試験の概要]</b><br />
・標本 11 枚,試験問題,肉眼写真集,解答用紙(含む下書きの紙 1 枚)の 3 セットが配られる<br />
・顕微鏡は自分の試験の時は olympus, 学生実習用.東邦大学の学生は結構いい顕微鏡使ってるんだなぁと実感.過去の人達が言っていたように,学生実習用なので,4/10/20/40 倍しかない.まぁこれでも十分だけど.<br />
・試験時間は 150 分間.途中でトイレに立つ人がちらほら.<br />
<br />
<b>[試験の受け方]</b><br />
・結局のところ,III 型問題は点取りゲームでしかない.重要な情報を pick up し,それらをもっともらしく配列することに限る.それをいかに時間内に終わらせるかということ.<br />
・自分が実際にやった手順<br />
<ol>
<li>最初の 15 分間の間に臨床情報,写真,組織をザーッと確認して,全体のおおまかな流れを頭に入れておく.最近の問題は易しいので,これで頭に入らないようだと多分厳しい.</li>
<li>次の 30 分で臨床情報を読み込む.線を引くなり,keyword を抽出する.この際に「喫煙歴」や「既往歴」及び「治療内容」は取りこぼしやすいので注意する.この際,<b>病歴の紙に書いてあることは「必ず全て意義がある」</b>ので,positive な所見あるいは negative な所見(いわゆる pertinent negative finding)であっても著しい矛盾を生じないかぎりは基本的に信用する(例:<b>切片上副腎腺腫があるように見えても「肉眼的に副腎の大きさには著変を認めない」とあれば副腎腺腫ではない</b>).</li>
<li>次に剖検所見及び写真からキーワードを抽出していく.</li>
<li>さらに標本からキーワードを抽出する.<b>配布されている標本には必ず意味がある</b>.すなわち,直接死因に関わらないような臓器の標本については副病変あるいは潜在癌(甲状腺・前立腺)が必ず潜んでいるので,それを見つけ出す.他によくあるのは腫瘍の転移,血栓・塞栓,真菌・ウイルス感染 (CMV).自分も実際には見つけ出せなかったが,CMV 感染はそもそも論で,死ぬような人には結構な頻度で出てくるのと,注視して見ないと分からないのでそのつもりで探す.</li>
<li>主病変を決めたら,あとは副病変を漏らさないように pick up した紙から転記する.過去問の演習の際に分かったのが,線を引いただけだと,問題用紙に戻って見直すことが多くて,最初に下書きに転記しておいたほうが結局のところ時間の節約になった.</li>
<li>主病変,副病変を書き終えたら,死因を書く.本当の死因なんて誰にもわかんないから「主病変(A and/or B)により死亡したと考える」と書く以外ない気がする.過去問もだいたいそうなっている.</li>
<li>フローチャートを書く.たいてい「<b>糖尿病,高血圧,脂質異常症,B/C型肝炎,アルコール多飲」といった生活習慣病,慢性疾患,癌</b>のキーワードが最初に来る.フローチャートを書く時に迷ったら,そういったキーワードからスタートしてみると意外と書きやすい.</li>
</ol>
・フローチャートに何を書くべきか,という決まりはなく,過去問を眺めていると実に自由.正直試験官自体もわかっていないのでは?と思う。結局のところ,自分としては「<b>病理学的な事象(疾患名がつくもの全て.例:肺水腫,心筋梗塞,糖尿病性腎症…)」及び「治療内容(抗癌剤投与,輸液…)」,「背景因子(喫煙,アルコール摂取…)」</b>をフローチャートに入れるべき項目として選んだ.多分これくらい入れればかなり充実したフローチャートになると思う.そして最後は死亡で締めくくる.<br />
・ここ数年の傾向ではあるが,<b>主病変は必ず臨床情報を読むだけで決定している</b>.おそらく組織の読み間違いをして点数が壊滅的にならないように,との配慮であろう.初期研修医を終えていれば,まず問題ないが,過去問の演習で主病変を大きく外すことがあるようであれば,臨床的な知識が乏しいことを自覚し,シンプル病理学,シンプル内科学などの薄い教科書を一冊読んで,知識を蓄えるべきだと思う.<br />
・臨床経過及び剖検に基づいた質問が 2 問ついてくるが,主病変・副病変の病理学的診断をかけていれば,自然と答えが出てくる.逆に,<b>問題の問われ方から,主病変・副病変の記載が適切かどうかを確認</b>する.<br />
・「臨床経過を踏まえるとすごく重要だけど,どこと関連付けていいかよく分からない病理学的事象」はとりあえず別項目を立てておいて,面接の時に挽回する方が無難.<br />
<br />
<b>《I 型問題》</b><br />
・写真問題 30 題,文章題 20 題.<br />
・写真問題は結構ハードな問題が多かった.肉眼写真・レントゲン写真→弱拡大の組織像→強拡大あるいは特殊染色,免疫染色などと合わせて判定するような問題が多い.<br />
・ただ,単に診断を当てるだけではなく,肺癌の区域を答えさせる問題(3 葉ある肺で上葉,かつ後方に腫瘍があるので S2 と言った問題)や,Burkitt lymphoma の組織像を提示し,8q24 で遺伝子が break apart している部分を撮影したと思われる FISH の写真を提示し(8q24 を認識するプローベという説明あり),c-MYC の転座であることを証明する問題など.<br />
・文章題は細かい法律の問題が多い印象.はっきり言うと「そんなの分かるわけねー」的な問題が多い.<br />
・法律は周辺も含めると勉強量が絶対的に多くなるから,cost performance を考えると,過去問+α程度の準備が一番効率的な気がした.<br />
<br />
<b>《面接試験》</b><br />
・時間は 10 分,今回は 9 箇所の面接ブースで進行,最大待ち時間 2 時間くらい.大体遅くなる傾向にあるみたい.<br />
・受験者 1 名 + 面接官 2 名.<br />
・今年はIII 型(剖検)問題 → I 型問題 → 面接試験が同一日程だから,剖検問題の確認はないかと思ったが,実際には面接の時点では剖検問題はすでに普通に採点され,答案用紙が試験官の手元にあった.<br />
・試験官の手元には写真集のようなものがあって,おそらく出来が悪かった部分の標本の重要な所見について,写真を提示し知っているかどうかの確認をするものと思われた.<br />
・自分の場合は副腎のサイトメガロウイルス感染について写真を提示された後は,一応主病変の確認をして,もういいですかね?的な感じで終了.いや,副腎のサイトメガロウイルスは無理.おそらく数個程度?<br />
・地味な話だけど,I 型問題の後,すぐ面接があって休憩時間がない.トイレに行くには面接官が立ち会う必要があって,なんか行きにくい雰囲気.行けるときにはさっさと行こう.<br />
<b><br /></b>
<b><1 日目終了></b><br />
<br />
<b>《II 型問題》</b><br />
・<b>IIa-c に共通すること</b>:HE スライドのみの 1 枚で解答する.問題のリード文には年齢などの基本情報(○歳代、女性・男性。右肺上葉腫瘤切除検体)を端的に書いてある。基本的には「病理診断」を答える問題だが、例えば肺 VATS 検体でサルコイドーシスを念頭に置かせ,「予後不良を規定する臓器は?」(一応日本では心臓ということになっているが,,,)という one step を置いた出題もある.<br />
・IIa, IIb, IIc に分かれているが,<b>本質的な差は不明.</b>全体を通してほぼ全臓器から出題されている(詳細は過去問の通り).<br />
・IIa, IIb:それぞれ 20 問.外科手術材料を中心とした問題だが、EMR/ESD はここに含まれる.<br />
・IIc:20 問.標本を1-2 分毎にベルに従い,隣に回して鏡検,解答する.生検を中心とした問題だが,本年から iPad Pro (色は gold だった) が登場して 1 問のみ iPad で標本を閲覧することになった.記念すべき iPad の出題は胆管癌の迅速断端で、誰が見ても明らかな positive の症例.<br />
<br />
<b>《全体的な感想》</b><br />
・<b>III 型の剖検問題は昔に比べると難易度が下がっている印象</b>だが,それでも一応〆るところは keep している感じ.全体の合格率は 86% 程度で,結果的に例年+αていどだったとのこと.<br />
・I, II 型問題も普段の業務で遭遇しうる疾患や状況について問うている.肺腫瘍の位置の確認など,ルーチンをきちんとこなしている人にとってはなんでもないことだが,研究と合わせてやっている人にとっては厳しいかもしれない.<br />
・全体的に多めではあるが,でも出題される疾患のばらつきによる過少評価・過大評価の対策としてはもう少し出題数が多くても良いかなという印象.<br />
・みんな大変そうだったけど,ただ診断名のみで所見を書かなくて良い,脈管侵襲や深達度,切除断端などを考慮しなくて良いなどからすると,自分にとっては非常に楽な試験.まぁわからないものはどうひねってもわからないし.<br />
・試験対策としては月並みな意見ではあるけれど,普段の日常業務をきちんとやっていれば問題ない気がする.裏を返せば,疾患に対してのある程度的確な知識,それも表層的な知識ではなく疾患バリエーションなどを含めた,実際に診断できるレベルの実践的な知識を要求している気がする.そういう意味である意味難しい.<br />
<br />
<2 日目終了><br />
<br />
<b>《使用した参考書》</b><br />
・<b>有用だったもの</b>:<br />
- <b>病理診断クイックレファランス</b>:病理専門医試験の過去問が大方網羅されている.ただ重要な点は「項目が一致している」というだけで、少なくとも執筆者は専門医試験を想定した書き方をしているわけではないよう(数名の執筆者に確認済).<br />
- <b>病理医・臨床医のための 病理診断アトラス Vol.1-3</b>:なんかこういうアンチョコ本にお金を払うのは個人的に不服だが,便利だから仕方ない.<br />
- <b>過去問 15 年分.</b>ネットに転がっているか,誰かが持っているはず.古い問題でも疾患概念が変わっていない限りは出題されうる.<br />
- <b>組織病理アトラス</b>(5 版,古い,まだ値段が安い方,正直しばらくはこれで十分)及びカラーアトラス病理組織の見方と鑑別診断:いわゆる教科書的な事項を確認する。<br />
病理学会が公示している疾患リスト:これが教科書。眺めるだけでも。<br />
- <b>ポケット細胞診アトラス</b>:細胞診を専門にしていなければ,レビュー以外に自ら検鏡する機会は極めて少ない.もちろん標本をみることは重要だけれども,基本的な知識として出題される疾患を大雑把に頭に入れておくことは重要.<br />
<br />
・<b>意外と不要だったもの</b>:<b>外科病理学を読むこと</b>(試験内容からは結構遠い)。役に立ちそうで意外と役に立たなかった。白黒写真はやはり、イメージとして残りにくいのと、実際の症例を目の前にしても想起されにくい。もちろん、それでも対応できるようにするのが必要といえば必要なのだが。ただ,実際の診断においては<b>外科病理学程度の内容はおおまかに頭に入れていないと厳しい</b>...<br />
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<br />
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試験結果が出てからの感想<br />
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・<b>結果的にはまぁまぁの試験だった</b>.教科書やネットでの検索が出来ないという behind な状況で受ける試験なので,その人の最大限の能力が引き出されているかどうかは不明だが,少なくともこの試験で不合格になる人はやはり診断能力に問題があると思う<br />
・<b>いつから,何をすれば必要十分か</b>.これに関しては病理診断自体のある種の特殊性から何とも言えない.診断専従の人は基本的に勉強しなくても合格自体はできるし,研究と合わせてやっている人は,診断に関与する時間が絶対的に少ないことを自覚してかなり早めに対策を練る必要がある.まぁ専門医試験を受けるくらいの学年の人はそこそこの経験のある人だろうから,過去問を見れば,だいたい自分の距離が分かって,ある程度の計算はできるのだろう.<br />
・<b>70 -> 80%, 80 -> 90% の壁.</b>これは他の分野においても言えるけど,60-70% くらいまでは比較的容易く,たどり着くけど,その後 100%に近づこうとすればするほど,cost performance が悪くなる.この中途半端から脱却するには数年に 1 回出会うか出会わないか分からない程度の疾患を一つ一つ丁寧に学習していく必要があって,結局近道はないんだと思う.<br />
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hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-72661558735842012482016-07-10T19:27:00.000+09:002016-07-10T19:27:45.911+09:00Ending Pathology Residency<b>#1 Ending pathology residency </b><div>
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厳密に言うと、病理のレジデントを終えるわけではない。おそらくもうすでに終わっているような気もするが。。。</div>
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<br /></div>
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諸事情で去年専門医試験を受けられなかったので、今年受けるということ。ホントスタンプラリーみたいに受講証を集めるのはホント辟易しているけど、自分たちはまだましな方で、学年を経るにしたがってどんどん厳しくなっていく気がする。</div>
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<br /></div>
<div>
専門医を取れたところで、更新にはさらに受講証の嵐が待っている。仕方ないんだろうね。</div>
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<br /></div>
<div>
昔の合格体験記を読んでいるけど、結構みんな試験時間を頑張って確保しているみたい自分には無理だなぁ。。。頑張って時間を確保しようと頑張ってみたけど、どーやっても業務量が減るはずもなく、学会も直前になっていて、非常に大変なことになっている笑。</div>
<div>
<br /></div>
<div>
まぁ今年の専門医試験が終わったら、作製した資料を放流してみようかな。</div>
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<br /></div>
<div>
<b>#2 Welcoming new residents</b></div>
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<br /></div>
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今うちには、病理専門医を目指している先生や、トレーニングに来ている先生等様々な立場の先生がやってきていて、そのうちうちは人でごった返している感じなる予定。</div>
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<br /></div>
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来るもの拒まずはいいんだけど、さすがに capacity を超えるとちょっとねぇ。。。</div>
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<br /></div>
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まぁ初期研修医の先生たちをこの時期に迎えるというのは、実は病理にとっては格好のチャンスとも言える。多くの初期研修医の先生たちはこの時期に見学に行ったり、面接に行ったりするので、特に悩んでいる先生たちに最後のひと押しをするのに最適の時期。人はいないよりいた方がいいに決まっているんだけど、悪化は良貨を駆逐するともいうので、人を十分選ばないと大変なことになりそうだけど。</div>
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<br /></div>
<div>
<b>#3 When to leave</b></div>
<blockquote class="tr_bq">
<span style="font-family: sans-serif;"><span style="background-color: white; font-size: 15.104px; line-height: 24.1664px;"><i>祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす (平家物語の冒頭)</i></span></span></blockquote>
まぁ、よく言ったもので、これからがどうなるかは分からない。分からないけれども、ただひとつ確実に言えるのは今の状態がずっと続くわけではないということ。<br />
<br />
そうした時に何をどうべきかというのは難しいけど、次に何をするかというのをそろそろ腰を据えて考えてみようと思うところ。<br />
<br />
ただ、一つ言えるのは大学院はもうこりごり笑。多分向いてない。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-44032881602175411642016-06-12T09:38:00.002+09:002016-06-12T09:38:25.303+09:00雑多感#1 A book keeps its state new.<br />
ふと久しぶりに自分のブログを読み解いてみる。まぁ色々あったなぁと読み返す。<br />
<br />
自分が今持っている外科病理学は 2006 年発行だから、もう 10 年以上経っているけれど、とりあえずこれが最新版なのでこれで勉強している。<br />
<br />
本の中身は古くても体裁が新しければ、中身もさぞかし最新なんじゃないかという錯覚を覚える。実際は書いてあることがだんだん古くなってきていて、ちょっと厳しい部分も出てき始めているけど。<br />
<br />
#2 Coincidental<br />
以前一緒に働いていた先生がなんと、自分の親戚の友達だったことが判明。<br />
<br />
だからどうというわけではないのだけれども、実は昔近いところにいて、おそらく同じ景色や風景を share していたのだろうと考えるとすごく不思議。こういうことを奇遇とでもいうのだろう。<br />
<br />
#3 There are always rare cases.<br />
いわゆる珍しい症例というのはどこにでも転がっているもの。<br />
<br />
石ころを探すようなもんで、見え方によってはただの石で、ある角度から見るとハート型に見えたりする。<br />
<br />
最近珍しい、変な症例が多いなぁと思っていたけど、意外と最近なだけではなく、日頃からそんなものなのかもしれない。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-82565629128349515892016-02-14T23:40:00.000+09:002016-02-14T23:40:05.595+09:00A new year and after that.#1 A happy or unhappy new year has passed...<br />
そういえばこのブログを忘れていたわけではないのだけれども、半分放置状態。<br />
<br />
特に不特定多数に声を大にして伝えることがあるわけじゃないということと、情報を発信するツールとしては時代的な役割を終えたのかな?という気がしないでもないということ。<br />
<br />
でも特定少数に対するメッセージが時として窮屈に感じることがあって、そういう時にこういうブログが役に立っているんだと思う。<br />
<br />
半分匿名だけど、分かる人には分かってしまう。そんなブログ。<br />
<br />
新年のニュースというのは特になくて、粛々と過ぎ去っていく日々。<br />
<br />
#2 Forgetting the grammar.<br />
最近は英語でpresentationをする機会が多い。<br />
<br />
好もうが好まざろうが、依頼がやってきて、自分はただ、「わかりました」しか言えない立場なので、スライドの原案を書いてチェックしてもらって、練習して本番に備える、そんな感じ。<br />
<br />
最初の膨大な手直しから比べると、だいぶまともになってきた気がする。まだまだ先にはなろうが。<br />
<br />
英語も比較的自然に出てくるので、時々ライフサイエンス辞書や英辞郎を参照しながら書く感じ。<br />
<br />
この前ふと英文法の教科書を見直すことがあってそれを読んでいたら、こんな難しい文章を読んでいたんだ、、、とびっくり。<br />
<br />
外国に行くと(することがないので)たまに英字新聞を見たりすることはあるから完全に忘れているわけではないけど、少なくとも自分からは使わないなぁという表現が結構ある。<br />
<br />
外国に留学なんかするとまた違ってくるのかもしれないけど、外国人として使っている範囲って結構狭い。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-57545543376320992902015-10-08T22:47:00.000+09:002015-10-08T22:47:01.233+09:00Time consuming#1 I forgot my cell phone.<br />
病院に携帯電話を忘れた。ただ、それだけのことなのに夜がすごく長く感じる。<br />
<br />
人生は幼いころが長く、時間がたつにつれ短く感じるという。y = 1/xと概算すると人生の真ん中は18歳というむちゃくちゃな計算をする人もいる。<br />
<br />
とりあえずテレビを見てインターネットをして、そろそろ寝ようか、というところ。<br />
<br />
#2 Do quickly.<br />
時間に追われることは重要、でも時間に追われないことも重要。時間に追われないといつまでたっても仕事ができない。一方で時間に追われているとゆっくり仕事ができない。<br />
<br />
なんとか両立する方法はないものかと模索しているが、なかなか満足のいく方法はないみたい。<br />
<br />
#3 Time has passed.<br />
これは自分が確か大学五年生のときから、少しずつ書いているブログ。過去の記事を見たりしていると、大きく変わったな、という気がする。<br />
<br />
自分自身の変化、というものある。ただ、それ以上に周りの変化というものが大きい気がする。<br />
<br />
自分が好きだったものの変化、というものもある。自分の好きだった3BLABは岡平健治のソロ活動になっている。<br />
<br />
よくblogを読んでいた、medt00lzは一時休業状態。よく使っていたigoogleは突然サービス停止。<br />
<br />
まぁ変わらないことのほうがすごいわけで、大学入学前から使いだして、今も使っているメールサービスはなかなかのもの。<br />
<br />
#5 Talk with friends.<br />
この前、久しぶりに大学の同級生たちと会う機会があった。<br />
<br />
大学の医局に入っている人、最初から民間病院で勤務している人。会ってはいないけれど、facebookなんかで見ると、いろいろな病院を転々としている人。<br />
<br />
まぁどう生きても正解あるいは不正解なんてない。あと必ずしも格好いい生き方をしなくてもいいんだな、というのも得たこと。<br />
<br />
スマートに生きるのは難しくて、どこかで何らかの挫折を味わう。<br />
<br />
ただ、民間病院で長くやっている人は開業や一人主的な生き方を望んでいる人が多い気がする。大学の医局に属していない、というのはおそらくそういうものなのだろうが。<br />
<br />
#5 What to do next.<br />
写真を撮ってImage libraryを作る。職場を異動してから比較的自由な時間が増えたことと、病理組織の写真を比較的取りやすい環境になった。<br />
<br />
とりあえずこれまで撮った写真は600枚くらい。これをどんどん推し進めて2000枚くらいまで行けると、だいぶ大台が見えてくる気がする。<br />
<br />
一時期virtual slideがいいと思ったこともあったけど、virtual slideはあくまで標本を保管することと変わりがないことに気付いた。容量をすごく食う割に、メリットはそんなに多くない。<br />
<br />
自分が目指しているものは、標本の保管庫の番人ではなく、病理診断という大海原の水先案内人のようなもの。進路を照らして、しかるべき方向へ進めるように案内ができるようなそんなimage library. ゆっくり腰を据えてやってみよう。<br />
<br />
hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-83304191733580507012015-08-10T20:54:00.004+09:002015-08-10T20:54:59.482+09:00Studying French<b>#1 Comme apprendre le français</b><br />
一応フランス語を勉強しているのでフランス語で。。。<br />
<br />
Duolingoが一応レベル11になっている。前回7/21にブログを投稿した時にレベル10だったのからするとかなり足踏み状態。<br />
<br />
実は結構こつこつやっているけど、表面的には進歩がない。実際はそんなものかもしれない。<br />
<br />
<b>#2 Studying is like stairs.</b><br />
語学に限らず一般的な勉強全てに言えるのかもしれないけれど、スキルの習得は階段を上がるようなもの。<br />
<br />
上がっている途中は進歩したのかよくわからないけれど、ある日突然その進歩を実感できるようになる。<br />
<br />
昨日まで分からなかったものやなんとなくごちゃごちゃしていたものが、ある日突然スッキリと筋が通ってくる。<br />
<br />
そう信じてとりあえず進んでいくしかない。<br />
<br />
<b>#3 The road should be simple and straight.</b><br />
今は教わっている時だが、たまに教えるときの話。<br />
<br />
物事は例外が多い。多いのだけれども、そこは目をつぶって、なるべくstraightな方法を教える様に心がけている。<br />
<br />
Straightな方向で筋道がついたら、+αでこういうこともあるよ〜とか加えていく。ただし、それだけ長期的な指導関係って今は意外と少ないんだけれども。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-49842117031617459422015-07-21T21:21:00.001+09:002015-07-21T21:34:37.053+09:00Duolingo#1 How to study.<br />
<br />
英語の学習サイトは数多くあれど、というかインターネットにかぎらず教材が多すぎて、今の中学生、高校生あたりは恐らく何を選べばよいかわからないと思う。<br />
<br />
自分が中学生や高校生の頃は、20年ほど前なので、極端な昔ではないのだけれども、教材はテキスト、CDあるいはカセットテープあるいはラジオ程度でそれ以外の媒体は、はっきり言ってないに等しかった。<br />
<br />
#2 Too many choices are not always useful.<br />
<br />
今はインターネットが普通に使えるようになって、これだけ多くの教材があると、一体何を選べばよいか悩む。<br />
<br />
一応自分はbasicな英語の勉強は終えて、あとは実務上で必要な範囲内でon the jobで勉強をしている状態。なので一応仕事に必要な範囲内という限定で勉強をしているから、教材を選ぶことに対する問題はあまり発生しない。<br />
<br />
#3 Learning with fun.<br />
<br />
最近の流行り?はgamificationということだそうで、ゲーム感覚で遊びながら勉強できるのが売りらしい。<br />
<br />
そういえばベネッセのCMでもそんな趣旨のがあったような気がするし、随分前からNintendo DSなんかでそういうゲームを売っているような気がする。<br />
<br />
、、、、ただ、これだけで受験に受かったという話を聞かない。恐らくgamificationで鍛えられるのは比較的simpleなもの、例えば九九の掛け算とかそういうものなんだろう。じっくり鉛筆で考えるようなものは恐らく教材を作りにくいのでは、と思う。<br />
<br />
#4 Anyway, it could be a good introduction.<br />
<br />
とはいえ、良い導入にはなりうると思う。<br />
<br />
#5 Duolingo<br />
<br />
というわけで、今自分が取り組んでいるのがduolingoという語学学習サイト。来年の学会がフランスなのでフランス語を勉強しようと1年前から始動。とりあえず今のところ26日間続けられている(日本語からフランス語学習するバージョンはまだなく、英語を利用してフランス語を勉強するような状況)。<br />
<br />
飽きっぽい自分の性格からすると、かなり優秀だと思われる。とりあえず一日十分程度でもnormが達成される。一課題数分程度なのでまぁなんとか飽きずに出来る。ちなみに分かる人にはわかると思われるが、今はlevel 10.<br />
<br />
Gamificationの要素は強いが、やっているのは基本的に英仏訳及び仏英訳。意外と古典的。そんなんでマスターできるのだろうかと思ってはいるが、とりあえず飽きずに続けられているのでまずは2ヶ月を目標にしてみようと思う。あとはそこから考える。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-20566547645485450042015-01-04T09:15:00.001+09:002015-01-04T09:15:20.498+09:00A Happy New Year.<h2 id="markdown-language.">
<a href="https://draft.blogger.com/blogger.g?blogID=6932205040653639914#markdown-language." name="markdown-language."></a>Markdown language.</h2>
最近はMarkdownによる物書きがマイブーム。Layoutを意識せず書けるのと、pLaTeXやhtmlのように複雑なタグを使わずして書けるので。<br />
他のmarkup言語やWord、一太郎といったソフトと比べるとこの上ないくらい貧弱だけれども、機能が制限されている分、動作は軽快で余計なことに気を使わなくて済む(笑)<br />
ソフトウェア(というか最近はアプリといったほうが良いのか)はバージョンアップすると必ず機能が追加されている。でなけりゃわざわざお金を払ってまで買おうということはないのだろうけれども、結果蛇足的な感じになってしまうのが否めない。<br />
その代表格がWordか。かなり機能が充実していてほぼなんでもできるソフトと言っても過言ではないが、結果として使いにくい、メモ帳の延長線程度としてしか扱われないことが多い。<br />
論文の投稿などはmarkdownかpLaTeXに統一してほしい、という希望。Wordで1mm単位でlayoutを統一するのはもう嫌気が差してきた。<br />
<h2 id="new-year's-greeting.">
<a href="https://draft.blogger.com/blogger.g?blogID=6932205040653639914#new-year's-greeting." name="new-year's-greeting."></a>New Year’s greeting.</h2>
新年あけましておめでとうございます。このブログの読者がどれだけいるのかはよくわからないけれど、雑記帳としてこれからも書いていきます。<br />
最近は更新頻度が極端に少ない。多分色々と社会勉強をしていく中で情報を発信するということがどれだけ大変なことかということが身にしみてわかったのだろう。どんなに些細な事であっても。<br />
<h2 id="to-be-an-independent-player.">
<a href="https://draft.blogger.com/blogger.g?blogID=6932205040653639914#to-be-an-independent-player." name="to-be-an-independent-player."></a>To be an independent player.</h2>
病理の世界は奥が深い。今自分が実践していることの多くはclassicalな病理診断だけれども、現在の研究では分子生物学的な手法を用いるのが主流になってきている。<br />
独り立ちできるようになるのはもうしばらく先かな。<br />
もちろん免疫染色やPCRによるclonalityの検出など分子生物学的な成果が日々取り入れられているものの、未だにclassicalな知識が病理診断の中心をなしている。<br />
あとは臨床とのcollaborationや放射線画像との対比など、病理とそれ以外の領域とのつながりを意識した研究もある。Plus alphaの組み合わせなんていくらでもあるから、本流に外れたらそこを攻めることになるのだろう。<br />
病理にかぎらず一般的には卒後十年である一定の段階に到達すると言われている。あとは本人のやる気次第だと。<br />
卒後臨床研修2年を除けば現時点で4年が経過している。合わせても10年まであと4年ある。あと4年(あるいは6年)でどこまで行けるかはわからないけれども、もう1−2年でgeneral pathologyのtrainingは一段落してspecialityを始めようか、という簡単な決意表明。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-46376855006500677572014-08-03T15:00:00.004+09:002014-08-03T15:00:39.416+09:00Time goes by.<b>#1 Long time no see.</b><br />
<br />
久しぶりの投稿。そういえば最近書いてなかったなと。書く体力がない、というのが正直なところ。<br />
<br />
変わったことがあるかと言われればないとは言わないけれど、でも世の中は常に変わっているので、その流れの範疇。<br />
<br />
人が出て行ったり、新しい人が来たり。<br />
<br />
<b>#2 Time seems to be shorter.</b><br />
<br />
最近時間が短く感じる。<br />
<br />
昨日は本屋で一時有名になった「もしドラ」を読んでいたんだけど、すぐに時間が経ってしまった。えっ、もうこんな時間?って感じで。<br />
<br />
いわゆる、「年をとったら時間は早くすぎるよ〜」を実感しているのだろうけれども。。。理由はいくつかあるんだろうけれども、仕事 or やることが多いと時間が早く経過するように感じるのだろう。<br />
<br />
それはそれでいいことなのかもしれないけれど、routine workが多いとsomething newを探すのが難しくなる。<br />
<br />
適度に暇があったほうが良いのかもしれないけれど。。。来年以降は少し考えよう。<br />
<br />
<b>#3 Management</b><br />
<br />
もしドラを途中までしか読んでないけど、なかなかドラッカーの言うことは的を得ている(と評価するほど自分も偉くないがw)。<br />
<br />
かなり興味が湧いてしまったので、エッセンシャル版マネージメントを買ってしまい、これから読もうと思っているところ。<br />
<br />
なるほどなぁ、と思うことが色々書いてあるけれども、その多くは元を正せば、人のために生きなさい、ということなのかなと感じた。<br />
<br />
相手が何を求めているかを考え調べ、それに加え自分の適性を加味し、何をどのようにすれば、一番相手を満足させることが出来るか。相手を満足させることが自分の一番の幸福につながる。<br />
<br />
そのことをある程度具体的なレベルまで落としこんで説明したものに見えた(実際はこれから本を読んでみるとして)。<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-1097777175246191782014-04-29T23:44:00.002+09:002014-04-29T23:44:45.619+09:00雑多感<b>#1 The moment is not eternal.</b><br />
<br />
その瞬間というのはどんなにがんばっても永遠にはならないわけで、常に時は流れていく。<br />
<br />
でもそうすることによって新しい出会いがあるのだろう。おそらく。<br />
<br />
<b>#2 Typing in Japanese</b><br />
<br />
日本語で入力する際の話。職業柄?key punchingがメインになってしまう。もちろん、それは仕事の一部でしかないんだけど、結構重要な要素を占めている。<br />
<br />
職場ではatokを使っているところが多い、というか全部atokになっている。自分で使うときは、google日本語入力にしていたけど、変換時の細かい違い(分節の長さを変更する際のキーのおしちがいなど)でかなりstressfulだった。<br />
<br />
まぁgoogle日本語入力は比較的優秀で変換時のやり方を変更することも出来たのだけれども。。。<br />
<br />
あと一太郎の詠太がほしくてしょうがなかったので一太郎を買ってしまった。<br />
<br />
変換時の使い勝手が統一したのはよかったけれど、変換辞書の賢さが全然違う。尖圭コンジローマとか神経鞘腫など、specificな言葉は比較的問題ないのだけれども、「核」とか簡単な言葉で躓くことがある。<br />
<br />
少しずつ覚えさせるしかないのか…。<br />
<br />
<b>#3 Plan for future</b><br />
<br />
あえて逆を行く。自分の環境がそうなだけかもしれないけれど、あえて逆を張ってみる。Classicalな組織、形態、あるいは電顕というのは診断上重要度は下がりつつある。<br />
<br />
もちろん組織形態は病理診断のmain streamではあるけれども、これも免疫染色などの台頭によって少しくすんで見える。<br />
<br />
最近はセンチネルリンパ節をすりつぶして、癌の転移があるかどうかを判定するなどの方法もあるらしい(うちではやってはいないけれども)。<br />
<br />
すりつぶして、様々な主法を用いて細胞の遺伝子の発現を見る、というのはしばらく続くだろうが、そこで頭打ちになったときが勝負か。<br />
<br />
まぁその勝負に負けると「せんせー、やだ古いー。なにしてるんですかー」とか言われちゃいそうだけど笑<br />
<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-57365125621955423812014-04-21T06:54:00.001+09:002014-04-21T06:54:39.086+09:00Change.<b>#1 People move.</b><br />
<br />
3月4月は人が入れ替わる時期。自分の職場はほとんど変化がなくて、ほぼ通常営業で進行中。<br />
<br />
ただ当直をすると、見た事が無い人がちらほらいてやっぱり人が変わったのかなと思うこともある。<br />
<br />
ただ、変わらない人たちもいて、まぁそんなもんかなと。<br />
<br />
<b>#2 Tax increase, work overload, etc</b><br />
<br />
変わったのは消費税と自分の仕事量か。仕事量については自分の裁量が増えているということでもあるので必ずしも悪いわけではないのだが。。。<br />
<br />
しかし、仕事量が多すぎると自由が少なすぎて他に出来ることが少なくなる。<br />
<br />
<br />
<b>#3 Time goes by. </b><br />
<br />
何をしていても結局、時間は過ぎ去っていく。<br />
<br />
さて今日も仕事か。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-51303172310179457862014-02-24T03:11:00.001+09:002014-02-24T03:12:23.343+09:00雑多感<div class="p1">
#1 Cytology Seminar</div>
<div class="p1">
日本病理学会の細胞診講習会へ参加してきた。はるばるKO univまでの道のり。会場に集まった90人中の一人の感想記。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
朝9時開始と勘違いして、8時30分頃に到着したら、「受付は9時からです!」とのこと。Oh, no. </div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
というわけで大学近辺をうろちょろしていたら、ここらへんは神宮という場所なのねと。そうこうしているうちに会場の時間になった。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
講義が始まるが、ペースが早い。特に細胞診をほとんど真面目に見なかった自分としては結構きつい。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
なんとかついていくが、まぁ核の腫大とか核小体明瞭とかかなりいい加減な感じ。もちろんリンパ球なんかが目安になるって言ってるけど、リンパ節ではリンパ球の大小が問題となるから、その時はtingible body macrophageの核が基準となるとか。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
ただ、病理診断について、まともに系統だった講義を聞いたことがなかったからかなり新鮮に感じた。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
というかこういう講義を本当はroutineですべきなんだと思う。そりゃon the job trainingも重要だけどさ。そこらへんの知識の習得を自助努力としているのは悪い意味で日本的なんだろう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
2日めもhigh speedで通り過ぎていった。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#2 Where to eat in Tokyo</div>
<div class="p1">
帰りは紀伊國屋書店で色々物色をし、帰宅。細胞診の本を探そうとしたけど、病理の棚にはなくて、さてどうしたものか、ないはずはないだろうと思って、機械で検索をかけてみると、なんと細胞工学コーナーにあった。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
まぁそうだけど、ちょっと、いや相当違うぞ。本を区分するときに言葉だけを拾っていくとそういうことになるのだろう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
そして電車に乗っていると急に空腹になり嘔気を催してきた。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
胃酸分泌過多なのだろうと考え、まずコーンスープで膜を張り、炭水化物を中心とした摂取と緑茶の摂取により症状が改善した。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
せっかく東京に来たのだから美味しいものを食べようかと思ったが、どこで食べていいのかよく分からない、という少し残念な事情。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<br />
<div class="p1">
普通に人が多いし、一人だとまぁいいかと妥協してコンビニでご飯を買って食べる。</div>
hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-54257616783217506242014-02-08T12:49:00.002+09:002014-02-08T12:49:57.673+09:00In the snow<div class="p1">
#1 Talk with girlfriend, on FaceTime </div>
<div class="p1">
iPhone人口が異様に多くて、FaceTimeなんかも普通にできてしまう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
画像はちょっと荒いけれど、まぁなんとか相手の顔は認識できる。むしろ画像が綺麗、という印象。一昔前のテレビ電話からすると。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
Flatな画面に語りかける、というのはいまだに慣れないけれど。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
To those concerned, 仲良くしているつもりです。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
新しいコミュニケーションの形なんだろう。どこへいても顔が見えると距離がグッと縮まって感じる。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#2 To go outside, in the snow</div>
<div class="p1">
週末は福岡に行こうとしてたけれども、さすがに雪で断念。飛行機は飛んでいるようだけれども、この豪雪の中に出発すると自分の命が飛んでいかねない。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
本当はタイヤをスタッドレスにすべきだったのかもしれないけれど、年に1回降るかな、というくらいの土地で履き替えるのはちょっとコストが合わない。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
とか何とか言っていたら重要なタイミングで雪が降ってしまう、という笑うに笑えない話。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
北海道とか雪が当たり前のところでは多分普通に行っていたかもしれない。これからの転職先を探す際には雪のあるところは気をつけようと肝に銘じた一日。久しぶりに家でゆっくりしておこう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#3 One month, with Macbook air</div>
<div class="p1">
Macbook airを買ってから一ヶ月。Omnigraffleとか入れようかなぁと悩んでいたが、結局iWorkシリーズが標準で搭載されているためいらないかなと、という結論にいたる。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
また他にもDriveがついていないけれど、よく考えたらいらない、またそんなに軽くはないけれども、薄いから軽く感じる。何十年も使えるデバイスではないけれども、かなり洗練されたいいパソコンだと思う。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
今はオープンソフトウェアも標準でMac OS Xに対応しているものが多くて、昔みたいにx11をどうこうしたりすることがないので一安心。OpenOfficeを使うために一日費やしたのが懐かしい。今ではlibreofficeが標準対応しているので。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
そういえばLaTeXを入れないといけないんだけれども、なんか面倒になってきた。Windowsではすでに入れているのでそれでもいいかなと思う。そんなにしょっちゅうcompileするわけではないので。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#4 Skydrive, Dropbox, google drive…</div>
<div class="p1">
オンラインストレージ、オープンなものではなく自分だけが閲覧編集できるもの。非常に便利に使っている。Onlineで編集できるものや、offlineで編集できてそれがonlineになると自動的にuptdateされるものなど。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
これのお陰でUSBを基本的に持ち歩かなくなった。USBメモリを一度ならずなくしたことがある自分にとっては非常にありがたいことで、なくすと情報にアクセス出来ないだけでなく、他の人に見られてしまう、という悲惨なことになる。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
セキュリティの問題を指摘はされているけれども、まぁ自分の場合は講義資料だったり集めた論文だったりするわけで、これが万が一にオープンされてもあまりダメージは大きくない。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
Dropboxは使ったことがないからわからないけれども、skydrive, google driveはパソコンのファイルと同期なので、複数のパソコンで同期しておけば、ネットに繋がった時に自動的にアップデートされるし、万が一消してしまっても他のオフラインのパソコンやオンラインからファイルを回避させておくことができる。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
デメリットは商用サービスなのでいつ終わるかわからないことか。最近はメールサービスも終了にするところが出てきているので。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<br />
<div class="p1">
ただ、家も住み替えたり人によっては名前も変わったりするから、永年続く必要性というのは実はそんなに大きくないのかもしれない。</div>
hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-89818450480311034322014-02-01T09:46:00.002+09:002014-02-01T09:46:58.297+09:00雑多感<div class="p1">
#1 McDonald in the midnight.</div>
<div class="p1">
深夜のマクドナルドはちょっと異様な雰囲気。嫌いではないけれど、ちょっと異様な感じがする。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
変な人達がいるけれど、それはそれで面白い。そして自分も(深夜にmacbook airを持ってカタカタしている)変な人と思われているに違いない。お互い様だからいい。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#2 Exhaustive working.</div>
<div class="p1">
来年度からも人が減る。厳密には4月からなんて悠長なことではなくて、もうすぐそこに迫っている。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
人が少なくなっても、その少ない人員で回す。まぁいいけど、新しいスケジュール(案)を見せてもらうと明らかに自分の負担が増えている。あり得ないくらい増えている。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
X氏曰く、負荷をかける時期だと。そんなに負荷をかけていたら潰れそう。。。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
負荷をかけるのはいいのだけれど、それを回収する人がいなければ意味が無い。X氏はsalvageも考えての負荷を考えているようなのでその点はまぁ安心はしているけれども。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
これからの人生をどうするか考えた時に、この人について行っても大丈夫だ(仮に失敗したとしてもしょうが無いといえる)人物であるY氏はもういなくなってしまう。そう遠くない未来に決断を迫られるのであろう。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#3 Misconception about education</div>
<div class="p1">
Z氏が「新しく来た先生は教育をしようとは感じられず、こき使って、使っていくうちに使えるようにはなるけど、それで教育といえるのかな」と。そのこき使われた具体例はまさしく自分だ。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
外野からの眺めではなくてその渦中にいる、というのが笑うに笑えない話。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
新しい人が入ってこないと嘆いているが、正直新しい人を勧誘する自信がない。「裏切り者ー!」って言われて刺されそうなので。命はまだ惜しい。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
Z氏も(もしかしたら自分が辞めることを悟ったのか?)「先生が病理医としての最初のキャリアとしてここを選んだのは間違いじゃないと思うよ」と言ってくれた。こういう言い方をする時点で察しがつくのだが…Z氏にはかなりお世話になっていてこういうと本当に申し訳ないが、間違いだったと思う。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
ただ、結局は間違いも含めての人生で間違えのない人生などあり得ない。小さく転んだことが、結果的にその後に待ち構える大きな罠を回避することにもつながるかもしれない。もっともさらに大きな罠にかかるきっかけになっているかもしれないけれど。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
#4 The year after next</div>
<div class="p1">
順調に誰も来なければ再来年にはさらに二人は減るであろうと推測される。さすがに誰か来るかもしれないけれど。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p1">
その頃には医者と技師の役割分担もある程度交渉の余地が出てくるのであろう。今までが「昔からこうやってきた」という根拠の乏しい(あったとしても今では根拠を失っている)慣習がほとんどなので。</div>
<div class="p2">
<br /></div>
<br />
<div class="p1">
今からすでに外野のpositiionでの観察。</div>
hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-83270554764385690462014-01-02T09:32:00.003+09:002014-01-02T09:32:56.958+09:00Long time no see.<b>#1 Blogs might be near end.</b><br />
<b><br /></b>
ブログを書く間が3ヶ月位空いてしまった。<br />
<br />
別にそれくらい忙しいわけではないのだけれどもなぜか。<br />
<br />
最近はfacebookあるいはlineを使うことが多い。<br />
<br />
こういうsocial networking sites ( or service)は多分賞味期限みたいなものがあってそこそこ楽しんだら廃れていく。<br />
<br />
以前もmixiが流行っていて「mixiで小中学校の同級生と会えるなんてすごい!」なんて言ってみんなで一時期盛り上がったけれど、それも今では下火になっている。<br />
<br />
twitterも自分の周りではそろそろ飽きられ始めれている印象が少しある。<br />
<br />
今はlineなんだろう。<br />
<br />
<b>#2 Where I am going.</b><br />
年末を病院で当直、年明けも病院で当直。そんなのも悪くはなさそうだ。<br />
<br />
臨床から遠ざかると、本物が来た時にちょっと困る。<br />
<br />
下腿骨折とか、脳出血とか。<br />
<br />
あれっ、どうするんだっけ?と。<br />
<br />
まぁ生かさず殺さず誰かになるべくパスという方針。<br />
<br />
餅は餅屋、ということ。<br />
<br />
<b>#3 New Year's greetings.</b><br />
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-53670411562391559452013-09-01T23:06:00.002+09:002013-09-01T23:06:47.687+09:00Past, present, future<b>#1 Good samples were embedded somewhere</b><br />
なぜかこのタイミングで自分が中学生から高校生の時(10年以上も前だ)に購読していたNHKラジオ講座のテキストのことを思い出した(ネット検索したら98年だそうだ…)。<br />
<blockquote class="tr_bq">
You may think it's silly, but you have to be cool.<br />
Totally.<br />
Sounds to me like you've been judged by your looks.<br />
We are, but that's the quickest way to fit into a quick.(なんか文法的に違う気がするけど…そう思いだした)</blockquote>
まぁ分かる人だけわかってもらえばいいんだけど。あとはやさしいビジネス英語のThere are two kinds of people...シリーズ。あまり深く考えずに音の運びが面白いとかそんんなんでずっと勉強していたような気がする。<br />
<br />
自分も歳を取るんだなぁ、と当たり前のことを実感。この頃に作った財産で今を生きているわけで、これからの財産を作っていかなくちゃいけない気がする。<br />
<br />
<b>#2 Talk with the professor, again</b><br />
また部長と話し。大学院を辞める話をしたけど、また休学になってしまった。どっちにしろ学費がかからないし、変わらないから別にいいんだけど。<br />
<br />
自分はもともと研究とか好きだったような気もするけれど、少なくとも今の環境下ではしようという気には全くならない。<br />
<br />
一人で自立した時もしくは、きちんと指導してくれる上司に巡り会えた時にすることになるのだろう。<br />
<br />
あと1年半で次へ行こうと思う。<br />
<br />
まぁこれまでの人生でどこへ行ってもそれなりに何とかなるだろう、という気持ちでいたけど、今回ばかりは本当に何ともならなかった。次はちゃんと見学してから行こう。<br />
<br />
<b>#3 To do next.</b><br />
●●をしたい、××をしたくない。<br />
<br />
これからの目標として、自分に素直になると病理診断とPathology Informaticsの融合になるのだろう。Big Dataの解析(≒データマイニング)というのは自分が学生の時に講義でそんな領域があるんだーと感動した記憶がある。<br />
<br />
今流行のみたいに取り上げられているけれど、そういうのは何年も前からなされているもの。まぁここ最近のPCの性能upも少なからず貢献はしているのだろうけど。<br />
<br />
病理画像からの自動診断もしくは病理画像とmolecularの関連に統計的な考察を含める。形態診断の習得は色の習得に似ていると言われることがあって、色々な「青」を見てようやく青はどういうものかを知る、というもの。データマイニングの得意とする分野の一つではないか。<br />
<br />
自動診断システムには個人的な夢もあって、考想をねってみたこともある。臨床情報からキーワードを抽出し鑑別診断を列挙し、その鑑別診断を確認するための追加検査を提示する。これらを繰り返せば自動診断システムが出来上がる、かもしれない。<br />
<div>
<br /></div>
人間はそう単純じゃないんだよ、と言われるかもしれないが、細かく切り分けると最終的には単純に振り分けざるを得ないのもまた人間(保険診療上は病名を付けざるをえない)。<br />
<br />
自分がこの先10年にこなす課題が見えてきたかもしれない。<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-16129877026620853512013-09-01T14:27:00.000+09:002013-09-01T14:27:02.270+09:00In my bag, in the diagnostic pathology setting<b>#1 In the diagnostic pathology setting</b><br />
前回は臨床をやっている時の状況を書いてみた。今回は病理診断をするときによく参考にしている本たち(一応卒後5年目、病理ストレート、診断専従)。<br />
<br />
<b>・Quick Reference Handbook for Surgical Pathologists</b><br />
どこかのレビューで書いてあったが必要な物は全て入っており、必要のないものは一切入っていない。まさにその通り。免染一覧や、癌取扱い規約等のいわゆる決まり事を全て1冊にまとめた感じ(当然アメリカ仕様だけど)。免染の原理や各抗体の詳しい説明はあまり日本語の本では見られない。結構重用。<br />
<br />
<br />
<b>・Differential Diagnosis in Surgical Pathology</b><br />
この本は脅威。ほぼすべての領域について箇条書きで書いてある(腎生検、骨髄は除く)。Macro/Micro/IHCの項目は的を得ているものが多く、鑑別診断も項目を並べるだけではなくて鑑別ポイントもきちんと記載している。<br />
<br />
この本があるから病理診断の研修をなんとか生き延びることができていると言っても過言ではない。<br />
<br />
みんな知っているだろうからあまり言わないけれど、非常に良い。<br />
<br />
<b>・Modern Surgical Pathology 2nd edition</b><br />
普通はRosaiやSternbergなんだろうけれど、なぜかこれを買った(安かったから?だっけ)。結局その後Rosaiも買ったけど、Rosaiはどちらかというと本棚行き。<br />
<br />
Rosaiは疾患に対するひと通りの情報を知るときには有用でまさに教科書。でも写真も少なくてしかも字が小さい。まだ目は悪くないけど、ちょっと読みにくい。<br />
<br />
Modern Surgical Pathologyはどちらかというと後発組。他の教科書と同様内容に若干の粗密があるけれど、結構良い。<br />
<br />
個人的にはDDx in surgical pathologyでなければModern surgical pathologyを調べてなければ外科病理学へと進む。<br />
<br />
<b>・外科病理学</b><br />
もはや語る必要のないくらいの名著。深みには若干かけるが、診断に必要なことはほぼすべて書いてある安心感。英語の教科書を探してもないものがここにはある(特にどうでもいいようなminorな病気など)。<br />
<br />
改訂版が出たら買おうと思っているけれど、出る前に専門医試験がやってきそうな感じ。<br />
<br />
<b>・Histology for Pathologist</b><br />
自分でも持っているが、診断室の本棚から見ることが多い。最初は普通の組織アトラスを見ることが多かったけど、最近はこっちを参照することが多い。<br />
<br />
あとは変な病気が出てきた時に各参考書を適宜調べる程度。それでも分からなければ誰かに聞く。<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-30708746757300972752013-09-01T14:00:00.005+09:002013-09-01T14:00:56.263+09:00In my bag, in the clinical setting<b>#1 In the clinical setting</b><br />
鞄の中の医学書たち。<br />
<br />
話をするときは「最近のエビデンスでは…」とするが、実際の処方画面や検査オーダーでは、エビデンスとはかけ離れたexperience or textbook based medicineが展開される。<br />
<br />
いわゆるエビデンスは全てを答えてくれるものではなくて、聴診するときの聴診器の持ち方や聴診時の左手の置き場所なんかを教えてくれるわけではない。<br />
<br />
ガイドラインなんかも、一見凄そうだけど、エビデンスが少ない領域ではとても心もとない。裁判の時には「腐ってもガイドライン」でガイドラインを順守しなければ、負けるのであろう。<br />
<br />
それでも答えてくれることは多いし、これからも増えてくるとは思う。<br />
<br />
話題がずれたので戻すと、今外勤先に行く時に鞄の中に入っている教科書たち<br />
<br />
<b>・レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック 改訂2版</b><br />
<br />
勢い余ってamazonにもコメントを書いてしまったけれど、かなり優秀。何がなんだか分からない時にこの本を頼りに検査を出していく。まぁある程度出せば専門家にバトンタッチなんだけど、穴を潰しにかかれるので秀逸。分からなかったらこうする、というのは取り敢えず「一晩何とか殺さずに様子を見る」、というニュアンスにも取れるが、経験がなくてもなんとかなるというのはありがたい。<br />
<br />
<b>・今日の治療指針2012</b><br />
新しいのに買い換えようかと思ったけれども、隔年おきでも良いかと思って、来年のを待ち中。正直診察室に1冊置いておいてほしい。週1回の外来で全ての疾患の最新情報をフォローするのは無理なので、気になったらなるべく見るようにしている。最新の薬は大きな声では言えないけれど、周回遅れでも問題ないし、他の先生が使い始めたら倣って使うようにしている(副作用などの問題もあるのと最近の新薬はほとんどが同系統の新薬で積極的に変えるメリットが少ない)。<br />
<br />
<b>・画像ポケットブック</b><br />
CT, MRIの正常構造のこれってなんだっけ?という時に。参照機会はあまり多くない。こういうのはTablet PC等の中に入っていたほうがよいかもしれない。。<br />
<br />
<b>・Tablet PC</b><br />
自家製レジデントマニュアルを入れている。一見便利かとおもいきや、検索がしにくく、実際の外来では患者さんを待たせてしまうため、登場機会はほとんどない。これは改善すべき問題。<br />
<br />
<b>・体温計、SpO2モニター, 聴診器, ボールペン</b><br />
聴診器はMaster Cardiologyを買ったが膜が壊れてしまったので、今はClassic IISEに戻っている。Cardiologyは確かに聴きやすいけれど、Classic IISEでも十分(さすがに大人のおもちゃだと雑音が入りすぎる、使えないことはないけど…)。体温計とSpO2モニターは看護師さんや事務がバイタルを測ってくれないことが多いので。風邪の患者さんにSpO2を測定しないって…。一度院内勉強会でバイタルをぜひ測定してほしいと理由をつけて講義したけれど、無理そうなので。あと電子カルテになってもボールペンは必要。使う機会は格段に減ったけれど。<br />
<br />
<b>・あったらいいなと思うもの</b><br />
患者さんへの疾患説明用図。また血液検査の説明図。服薬アドヒアランスが良くないのは患者さんが病気に対する理解が不十分だからだとしばしば感じる。40歳男性でも80歳のおばあちゃんでそれぞれの理解度に合わせた説明は可能だと思う。「高血圧は高い圧が続いてその衝撃で血管の壁が硬くなる病気なんだよ」といえば大体わかってくれる。今度やっぱり作ろう。<br />
<br />
<b>・意外といらないもの</b><br />
いつか読むと思っておいている教科書たち。早く取り込んで処分しよう。多分もう読まない。<br />
<br />
<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-34228960762672773832013-09-01T13:18:00.000+09:002013-09-01T13:18:50.629+09:00雑多感<b>#1 Something that you cannot do with it.</b><br />
NHKのテレビでいじめ問題を尾木ママが相談に乗っているもの(一部しか見ていないから本当は違う番組かもしれないけど)。<br />
<br />
相談できる相手がいない、から相談しても、何も変わらない。<br />
<br />
相談すれば解決する、と思っているのかもしれない。<br />
<br />
社会に出ればそういう問題はたくさんある。なので仕方ない、という見方もあるけれど、子供にその現実を突きつけるのはかなり厳しい。<br />
<br />
少なくとも社会に出てある程度一人前になるまではきちんと守って上げる必要があるのではないかと思う。<br />
<br />
<b>#2 Airport.</b><br />
羽田空港で飛行機待ち。普段は飛行機が離陸する20分前くらいに空港に到着するから、空港の余韻を浸る暇もない。そして帰るときは夜中だからしーんとした空港。ひとりのんびりとローソンでモンスターエナジーを購入して約2時間の道のりを運転していく。<br />
<br />
今日は久しぶり(or 初めて)早く空港に来ることができた。本当はもっと色々することがあるのかもしれないけれども、airport loungeで一人エグゼクティブ気分に浸る。<br />
<br />
(空港のラウンジはお金を払えばだれでも使えるし、持っている対象カードもそもそもエグゼクティブではないのだけれども)<br />
<br />
<b>#3 Keypunching or Internet browsing.</b><br />
自分はビジネスマンでもないし、見るのはfacebook, メール、、、くらい。あとは適当に見るくらい。<br />
<br />
ただ、すぐ近くのビジネスパーソン?らしき人はパソコンを覗き込んでいる。仕事をしているのかな?と思ってしまうのだが。。。<br />
<br />
<b>#4 Live simple.</b><br />
人生の岐路か。さてそろそろ次の段階への準備をしようかと。<br />
<br />
<br />
<br />hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-6932205040653639914.post-48209093948509137582013-06-17T23:12:00.001+09:002013-06-17T23:12:49.624+09:00Smartness<b>#1 Is Physical Exam still Effective?</b><br />
<br />
最近身体診察が御座形になってきたなぁと思う。結局心エコーするし…、結局Xp, CT撮るし…という安心感からかどうしても手を抜きやすい。<br />
<br />
手を抜いてしまう一番は胸部の聴診。<br />
<br />
心音なんて服の上からじゃあ十分には聞けないけど、まぁ若い女性だとわざわざセクハラといわれるくらいならそれでも良いかなぁと思ってみたりする。<br />
<br />
薄手の生地であれば問題ない(主観)。でもブラジャーに関しては、本当にまじめに呼吸音や心音をきこうとするときには外してほしい。ただでさえ厚い胸で聞き取りにくいのにブラジャーで擦れたら、聞こえる音も聞こえなくなってしまう。<br />
<br />
後、今の教科書に記載されている身体所見は玉石混在であまり意味のないものから、かなり特異的なものまで含まれている。Evidence basedということでマクギーやJAMA等の文献も出てきはいる。本当に価値のある身体所見だけを残して、前時代の感度、特異度も乏しいものは一掃してほしい、と思う。<br />
<br />
<b>#2 Cost effective or Court effective?</b><br />
身体所見を重視すればコストが安く済む??<br />
<br />
ただ、実際問題、交通外傷の患者さんに対してどんなに丁寧に診察をして骨折の有無を判定した所で、レントゲン一枚以上の価値はない。身体所見はどうしても再現性に欠けるし、判定者の経験に大きく依存するため、客観性の担保が難しい。<br />
<br />
身体所見が診断の根拠になりうるものもあるけれど、多くの病気では他にも診断基準が用意されている。<br />
<br />
そういう意味では裁判を想定すると、血液検査や画像検査などをもっと重視すべきだ、ということになる。<br />
<br />
<b>#3 Physical Exams is STILL important.</b><br />
とまぁ、身体診察に対して否定的なことを述べたけれども、それでも必要。大動脈弁狭窄症は心エコーですぐにわかるけれども、症状がない人に対して心エコーをしようというモチベーションは普通わかない。<br />
<br />
#2でも述べたようにinterobserver / intraobserver differenceが比較的大きい身体診察は確定診断ではなく、スクリーニング・疾患のフォローで、differenceが比較的少ない血液検査やCTで確定診断で、という風にうまく住み分けた教科書があればいいと思う。<br />
<br />
ただ、それは伝統的な医学を否定しかねないものだけど。hirokickmanhttp://www.blogger.com/profile/13747828949031541147noreply@blogger.com0