2012年9月19日水曜日

雑多感

#1 From Windows Xp to 7
時代の波には逆らえず、とうとうOSもXpから7へアップグレード。そろそろ8もではじめているけど、1200円でアップグレードできる権利があるみたいだしまぁいいかと。

Let's note W7 Vista版をXpにダウングレードして使っていたけど、そろそろ限界ということでVistaに一旦戻して7へ。ついでにHDDも120GBとちょっと手狭になったので1TBのを買ってついでに置換。

W7のハードディスク交換はすごく簡単。ネットで調べながらしたけど、わずかネジ3個とって全て終了。いわゆる細いドライバ以外は全く何もいらなかった。。。

問題はOSのアップグレード。最初は何も考えずWindows 7をまっさらな状態でインストールした。けどなにかおかしい…?電源やDVD再生ソフトなどのutilityがない!そうか。Vistaから受け継いだわけじゃないから何も継承できていなかったのかと。でもってパナソニックのサイトに行ってOSに付属するutilityを別途ダウンロードしてたら45個になってこれを一個ずつインストールするのは面倒ということになり、Vistaを再インストールしそこから7へアップグレードしようとした。

しかし、エラーで出来なかった。Professional→Home premiumはダメだとのこと。結局普通にクリーンインストールをして45個を一個ずつインストールした、つもりで何個かできていないかもしれない。

そしてOfficeやらJava, pLaTeXやらをインストールしてだいぶ使えるようになった。

#2 A new project is going on.
電顕のお勉強とプラスα。小さなprojectを始動中。

どこまでいけるかはわからないけど、とりあえずやってみよう、という主旨。


先週話しをした時にはすごく熱くなっていたけど、今ふと見るとかなり冷めた感じになってきている。そんなものかな。




2012年9月9日日曜日

Content of backpack

#1 Knapsack problem
旅行かばんの中には色々なものが入っている。基本的には当直用で、当直先にシャンプーがあるという保証がないから、シャンプー、ボディーソープ、剃刀等、また長期戦を覚悟して爪切り、耳かき等。他にスクラブ、ノートパソコン(Let's note R8, single coreだけど結構快適)。

ただ、最近旅行かばんの中が重いと思うようになった。他に当直・外来用に何冊か本を持ち歩くのだけど、この際中身を整理しようといろいろ取り出してみた。

ちなみにアルゴリズムの問題としてKnapsack problemというのがあるらしい。

#2 What do I need?
何が必要か。結構難しくて結局よく使うものだけを残した。それでも結構な量になる。ポータブルDVDドライブなんてはっきり言って要らない。電子辞書も要らないかも(Smart phoneで検索できるので)。でもケーブル類と充電器は要る。結構使用頻度が高い。

ちょっと軽くなった。

あとは外来用の本。レジデントマニュアル類が数冊+今日の治療指針+聴診器。CTの正常画像集等。はっきり言って今見るのは今日の治療指針レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック、当直医マニュアル、外来医マニュアルくらい。後はたまに参照する程度。

自分は外傷をメインで診療することはないけどカラー写真でみる!骨折・脱臼・捻挫は結構必要。縫合の本(通常あまり縫わない箇所や特殊の創で初期対応として何を使ってどう縫えばよいか)をたまに見ることはあるけど、他の本は意外と要らないなぁと思う。手技的なことはもう殆どしないので。ただ、もしもの時のためにそれ系統の本を自炊しておく必要がありそう。

持っていないけど、典型例を載せているCT画像集が欲しい。脳出血を間違えることは基本的にはないけど(稀にSAH→脳内へ出血みたいなのもあるけど)、●出血と自信を持って言い難い。多分被殻出血…みたいになる。あまり画質がよくなくてもいい。羊土社の正常画像と並べてのシリーズでも買うかな。

なんだかんだ言って画像がモノを言う世界なので外科系の当直用と内科系の当直用で持つ本を変えてもいいかもしれない。

#3 Cover 80% with 20% resources
80:20は結構いろいろな解釈があるけど80%は20%分でカバーできる、という。普通100%対応できる準備は出来ないので、切り捨てていく勇気が必要。それが難しいからあれだけど。

2012年9月3日月曜日

Something technical

#1 Read the slide
だんだん標本が少しずつだけど読めるようになってきた気がする。もちろん完璧とは程遠いけど、ある程度全体を見回しながら、大きく外すことは少なくなった(=まだある)。

全体をだいぶ俯瞰できるようになった、ということは、言い換えればどこに穴があるのか大体見渡せるようになった、ということなのでしばらくはその穴を埋める作業になるのだろう。

そしてある程度穴が埋まってきたら、今度は精度を高めてvariationを知る、ということなのだろう。

#2 Evidence based pathological diagnosis
診断が揺れることがある。どっちでもいいんじゃないか、という気がすることも(high grade dysplasia vs well differentiated adenocarcinoma, 本当はきちんと区別しないといけないんだろうけどadenoma carcinoma sequenceを考えると線引きは難しい)。

その時に「僕の基準では…」「私の基準では…」という言葉をしばしば聞く。「自分の中での基準をもて」とも。

どこかではevidence based medicineという言葉が叫ばれて久しいが、ここでは立派なexperience based medicineが展開されているのかなと。そもそも病理診断自体が権威主義の傾向が強い(そうでもないよ、というかも知れないが困ったときのコンサルテーションはエビデンスレベルでいうと専門家のアドバイスレベル、ということになる)。免疫染色でだいぶ白黒つくけど、まだまだアナログな世界。

もちろんevidence based medicineに100%賛成することはないし、その逆もまたしかり。

#3 Two kinds of pathologists
Practical pulmonary pathologyに載っていたような。病理医は2種類に分かれるそう。ひとつは診断基準のこれとこれを満たしているから●●だというタイプと、ゲシュタルトを認識する、つまり全体を見てこれは●●と同じものだ、というタイプだと。

実際はゲシュタルトとクライテリアを両方とも用いて診断するのだろうけど。個人的に自分は病理診断においては前者のタイプだと思う(それは半分は経験が足りないから)。でも臨床においては半々くらい。英語においては完全に後者。

多分慣れればだんだん後者になるのだろう。もちろんゲシュタルト=経験と簡単に片付けてはいけないのだろうけど。

#4 +α
さっき「先生、パソコンと医学と語学を除いた趣味ってなんですか」と言われてふと何もないなぁと思った。Phraseで要約すると、すなわちそういうことなのだろう。

組版とかレイアウトに興味があるとか言ってもふーん、と言われる。興味関心なんてものは所詮そんなもの。人と違うように思われても多分違うfieldに行けば、基準が変わるからもしかしたらその他大勢になるかもしれない。



2012年9月1日土曜日

Something recent.

#1 Learn from the patients
外来をやっていると、患者さんはいろいろな人がいる。生活保護の人から社長さんまで。いわゆるVIPを対象とした病院ではないから、どんな人でもやってくる。

今の病院で気に入っている点といえば、比較的患者数が少ないから患者さんとゆっくり話ができる。社長さんから今の中国の情勢を教えてもらったり、管理職は大変だなんて話を聞いたり。

#2 Some tendency
職業では人のことは分からないよ、と以前言われたことがあるけど、やっぱり職業とその人のものの考え方、というのはゆるやかな関連があると思う。その職業を選んだ、ということと、その職業に従事したことで得られる癖とか。

例えば自分は足を見ることが多い。あまり教科書には詳しく書いていないかもしれないけど、高齢者のADLや生活状況を把握するには足を見るのが一番。歩けなければ、足はやせ細ったりてかってきたりして、いわゆる寝たきりの足。心不全があれば足にむくみが来る。足の指に水虫ができていれば、糖尿病かな?とか衛生環境が悪そうだ、とか推測がつく。

若い女性の足を見ることも多いけど。足フェチではないです。

#3 Arranging files in my harddisk
ハードディスクとポータブルのsdカードの中身がそろそろいっぱいになってきたので整理整頓。

と言っても右から左に移すだけで増えていくものに対して対処するわけではないんだけど。

フロッピーディスクの1.44MBにいかに収まるかを考えていた時代からすると隔世の感はある。データを捨てずに済む、という発想。

データは消失しない限り決して色あせることがない。かなり前の大学生の頃に作ったホームページのコンテンツの一つを。らしいといえばらしいw(卒業するとホームページ自体は見れなくなっている。waybackには登録されているかもしれない)

#4 とある掲示板前の会話
hiper: あれ、生理学の成績が出てるよ?
mos: 本当だ。どれどれ…あれ、私の名前は無いや。ということは…
hiper: まぁ一応受かっているっていうことだね!
mos: 一応って何よ(笑)?あたかもぎりぎり受かったような言い方をして!
hiper: まぁまぁそんなに怒ると血圧が上がるよ。ところで今回の生理学の試験は結構簡単だったね。
mos: …しーっ!隣に**君がいるでしょ、ほら前途多難な表情をしている…。
hiper: 前途多難は言いすぎでしょ(笑)?でも確かにそんな気がするなぁ。彼は大丈夫なのかな?
mos: 個人的には非常に不安。彼は履修登録を忘れるとか、履修科目を間違えるとか、話題の種は尽きなしねぇ。彼をサポートしてくれる存在が絶対に必要だと思うわ。
hiper: いるのかなぁ、そんな人。
mos: いなかったら絶対作るべきね。でないとまず卒業が危ないわ。もしかしたら私たちの後輩になるんじゃない?
hiper: おいおい、本人の前でそこまで言うか!?
mos: 冗談よ(笑)そうそう、今回の試験?確かにY先生の試験もY先生の試験も簡単だったような気がする。平均点も高かったみたいだし。
hiper: ほらほら、あそこに(多分満点を取って)喜んでいるo君がいるよ。授業をろくに出ていないくせにね。
mos: そんなねたまなくてもいいでしょ。別に授業に出ないといけない、という決まりはないし(って言ったけど本当はどうなのかしら?)、ちゃんと勉強しているんだから誰も非難は出来ないでしょ。
hiper: う~ん?よく見ると彼は何か不満げな顔をしているね。なになに、もっと試験を難しくしてくれないとみんなとの差が表れないって?
mos: まぁちょっと贅沢な気もするけどね。でもそう思っても仕方が無いかもしれないね。
hiper: でもね、ふと思うのがこんなに(といってもたいした量じゃないけど)生理学を勉強してもいまいち全体像が上手くつかめないんだ。確かに細かい知識はたくさんある。腎臓って言われたらそれなりの説明も出来るし、呼吸の生理、心臓の生理も一応のレベルはある。でもねぇ、じゃあヒト全体で見たとき、呼吸器・心臓・腎臓・筋肉を一緒に考える、というレベルにまでまだまだ達していない。
mos: 確かに、当たり前だけど私たちは腎臓だけ、心臓だけで生きているわけじゃないもんね。授業では全体の有機的な繋がりの強調がいまいちのような気がする。そこらへんは自分で補わなくちゃいけない、ということかな?
hiper: ただ、先生だってよくよく聞いてみると、自分の専門以外のことは意外と知らないみたいだね。そんな状況で全体を!っていってもかなり薄っぺらい話になるかもしれない
mos: そんなもんでしょ。専門的になるとそれ以外のことはやっぱり多少なりとも忘れてしまう。これからお医者さんになってからも出来るだけ専門以外も(学生のときに習ったような最低限の基本は)覚えておきたいものね。