#1 Medical students rotating in diagnostic pathology dept are hardworking, in general.
病理をrotateした学生がこのブログを発見したとのことで一言。
まぁがんばって。
1ヵ月間色々頑張って「指導」してみたけど、結局残るのは知識ではなくて緩やかな思い出。途中息切れ?もしてたけど、まぁ頑張っていたと思う(少なくとも自分の学生時代に比べると)。
自分が病理を選んだ理由の一つが、ちょうど自分が同じ大学五年生で選択で病理を回った時に、どこの科も見学しかさせてくれなかったのに、病理だけは切り出しから標本を見るところまで医者とさせてもらっていることが変わらないのがすごい!と感じたから。その時の知識はもはや残ってはないけど、色々やらせてもらった、という実感はすごく残っている。
ある意味実力勝負なところがある。
その世界で自分が生き残れる自信は正直あまりないけど、志高くしていれば、どこかでまた出会うことがあるだろう。その時に恥じないようにと。まぁ実際はどこかでしょぼいことしてるかもだけど。
#2 What, how and whom to teach.
何を誰にどう教えるか。当たり前のようで難しい。教える側の余裕、能力、受ける側の余裕、能力、そして両者のタイミング。
自分が学生の頃のもやもやした気持ち。実習なのになんで見学なの?ということ。手を動かさずして実習というのは詐欺だ、という気持ち。
なので現在の自分の指導方法は極めてシンプルで実際にやってもらうこと。もちろん難しいものは自分でやるし、基本的にはそばに居て一対一。
初めてだと、何をしでかすかわからない。でもそれは誰しも最初はそうだったし、自分もそうだった。決して悪いことではなく、そういうものなんだと思う。
今のところそういう発想が多分学生さんのneedsとマッチして、評価してくれていると思いたい。ただ、これが10年後20年後に同じ事をしていて果たして評価してくれるのか。それとも時代に伴って指導法は変わっていくのか。
結果の見えない、教育というものの難しい面かもしれない。
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