#1 Cytology
細胞診学会に参加。参加というか見学、というニュアンスが強いけれど。
知り合った先生が
「細胞診は肺を除けばほとんどは、焼き直しばっかりだよ」
と教えてくれた。もちろん、毎年学会をやっていて常にsomething newが出るとは限らないけれど、そんな成熟した領域なのかなとも思った。
そしてポスターを眺めていて、確信に変わった。
乳腺原発のadenoid cystic carcinomaの症例が2枚並んでいて、しかもその裏面には違う場所(忘れたけど)のadenoid cystic carcinomaの1例があった。
あとはneuroendocrine系やLBC法が若干流行っているのかなぁという印象。
Something newからしたら少し距離感があるかもしれない。
#2 The duplicate of electron microscopy
電子顕微鏡の写しみたいだ。何十年後かには、cytologyも電顕のように枯れた技術になっていくのかもしれない。
ただ、電顕と違ってscreeningに優れた技術で基本的には代替のないものだから、電顕ほど規模が縮小することはないかもしれない。(免疫染色ではない)特殊染色のようなものかなと。
#3 Inspiration
ポスターのpresentationで目新しい掲示方法というのはあまりなかった。いくつかは「これいいな」と思えるものがあったけど、でもその程度ですごい!!というのはなかった。
むしろ「こんなんでもいいんだ」というのが新鮮な印象。温故知新的なものでもよい、珍しければ、そこそこ報告があるものでもよい、というのがわかった。また行ってみよう。
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