2009年5月8日金曜日

One month later and...

というわけで仕事を始めて一ヶ月が経ったわけだけど、正直医者らしい仕事はほとんどしてない。

血ガス
採血・ルート確保
ボーカレート(気管切開の管)の交換
CV(まだ上手くできないけど)


何かを判断するという段階まではいっていない。なんかできるような気がしない。

臨床的なセンスが足りないこと。

ある薬を投与してもどれくらい効果があるのか。この治療法では何%が再発するのか。

そういう知識がないと病状説明にも立ち向かえないし、治療する気にもなれない。

早く半年後になってほしい、と思う。

もっというと10年後でもいつでもいいからstableな状態になってほしいと思う。

本当はstableな状態を維持しつつ新しいことにチャレンジできる状態になってほしいと思う。

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難しいとはいいつつも、医者の仕事って単純。

抗生剤なんてとりあえずペンマリンを使うし、肺水腫があればフロセミドで利尿をかけるし…。

と傍から見てて思う。

多分突き詰めて考えればどこまでも難しいし、割り切ってしまえば簡単なんだろう。

だから大学入学時にはビリだった人もそれなりに臨床ができるのだろう(物凄い論理の飛躍で突っ込みどころ満載だが、伝えたい意図は伝わる…と思う)。

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