よく咽頭痛を訴える患者さんにアスピリン(禁忌の場合はアセトアミノフェン)を出す。
咽頭痛なんて適当にしてりゃそのうち治るし、そもそもアスピリン効くのなかなぁ、、、、と思っていた。
でも実際に自分が咽頭痛(おそらく風邪)になってアスピリンを飲んでみると、確かに効く。
そして風邪はそのうち治るから、次第に良くなっていく。
咽頭痛がいかにquality of lifeを損なうのかと、やっぱり病院で貰った薬は効くわ、というありきたりな結論。
自分が出すすべての薬についてそういう経験をするのが望ましいのかもしれないけれども、実際は無理。
将来の進路その2
色々考えた中で麻酔科経由病理行きの件。
麻酔科標榜医っていうのは外科や集中治療を目指す人は(麻酔科志望でなくても)登竜門として持っている人が多いらしい。
そういう方面で探してみるとなんか見つかるかもしれない。
ゼロ学占いによれば
順調に進んでいた物事が停滞し、さまざまなトラブルに悩まされる年です。あなたの自由奔放さもなかなか周囲に理解してもらえず、型にはめられてストレスが溜まってしまいそう。時には流れに自分を合わせる努力も必要になります。何かと体調を崩しやすい年なので、無理な頑張りは禁物。もともと体は強くない方なので、休息も充分にとれるよう調整して。今年は物事の進展を求めるより、静かに時を待って力をたくわえた方がベター。焦って事を進めようとしてもうまく行かず、かえって積み重ねをフイにすることになります。交通事故など不慮の事故にも注意が必要。幸い金銭には困らないので、趣味に時間とお金をかけてリフレッシュするのもいいでしょう。らしい。当たってるじゃん!と思う。
というわけで趣味に時間とお金をかけることに。と言ってもそんなにお金のかかる趣味はないからなぁ。。。
診療の荒さ
自分ではちゃんとやっているつもりなんだけど、10分後に「あーすれば良かった」と思うことがしばしば。多くは業務が円滑に進むかどうかに関することでそれをやらなかったことで実害が出るわけじゃないんだけど、なかなか思うようにならない。
教科書的なことと実際的なこと
教科書を読んで勉強している(つもり)だけど、実際の今自分がやっていることと教科書に書かれていることの乖離がはなはだしい。もちろん施設間の違いも考慮に入れなくちゃいけないんだけど、なんかそれ以上の差がある気がする。
結局はexperience based medicine
エビデンス、エビデンスと言っても、大規模なRCTなんかでやって初めて「差がありますねぇ」なんていうのは差を実感しにくい、というか実感できない。
例えば脳梗塞急性期では収縮期血圧を220mmHg以上で降圧を考慮すべき、というのがエビデンスなんだけど、血圧210mmHgの人を「まだ大丈夫ですよ~」という自信はない。
もっとも今の自分にはそれを吟味して判断するほどの実力は備わっていないんだけど。
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