ma: もう卒試も佳境に入ってきましたねぇ。
hirokickman: う〜ん、イマイチ実感が湧かないけど、だんだん実力がアップして来たのか、それともただ試験慣れしただけなのか、あまり勉強しなくても出来るようになって来た。
ma: それは実力がアップしたからでしょう。
hirokickman: そう願いたいんだけどね。まあこの時期になると自分のどこが苦手かがわかってくるからどこを勉強すれば良いか大体検討がつく。以前は穴がありすぎてどこを手をつけたら良いか分からなかったけど。
ma: 統計学ノートは順調ですか?
hirokickman: とりあえず順調。さすがに何度も何度も同じことを勉強していればこれまた慣れるというか。そういえば面白い本を見つけた。
ma: どんな本ですか?
hirokickman: 「すぐわかる統計処理」という本。こういう本が欲しかったという近似の一つ。
ma: どんな内容?
hirokickman: この本の面白いところは、問題から統計学的手法の適応を書いてあること。いくらt検定やノンパラメトリック検定なんかを習っても、いざ統計学的手法を当てはめようとした時にどれを使えば良いか迷うもの。しかも我々はそもそも統計学的なバックグラウンドが他学部よりも少ないわけで、自力でたどり着くのは大変。そんな時に役に立つ。
ma: ケースから統計学的手法を当てはめる、というのはある意味当然なんですが、本としては確かに珍しいですね。
hirokickman: そう。とりあえずはベーシックな内容を網羅して、それが終わったら今度はこの本の研究をしようかなと思っている。これが出来れば多分医師としての統計学的なバックグラウンドとしては十分おつりが来るかなと思っている。
ma: その前に国試の勉強しなきゃ!
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