ma: 嗜眠見学お疲れさまでした。
hirokickman: ホントお疲れだよ。普段使わない神経?使うし、ずっと立ちっぱなしだしorz
ma: 午前の説明会、全く盛り上がらなかったですね。
hirokickman: それでもなんとか形になったのは一緒にいた同級生のXさんのお陰だね。彼女がいなかったら質問タイムは終わることもなければ始まることもなかったであろう。
ma: 彼女はよくKYなんて言われてますけど。
hirokickman: いや、一緒にいる分には非常に気の利いた人だと思うよ??確かに研修医の先生や他の先生にややべったりと質問攻撃をかましているところもあるが、それくらいは普通でやる気なさそうなこちらの態度がむしろ問題だなぁと思ってみたり。なんでそういう評判なのか理解に苦しむよ。
ma: 何か得たものはありましたか?
hirokickman: 得たもの?大きく二つ。まず一つ目
・研修医の満足度を高めるよう工夫をしている
ちゃんと研修医の意見を聞いてそれを改善している、、、らしい。パンフレットの文面で「場合によっては指導医の交代もあり得る」と一歩踏み込んだ記述をしていたのでそれを突っ込んで聞いてみたら積極的な解答が返ってきた。
ma: 当たり前のことだとは思いますが、その当たり前のことを出来ていないところも少なからずありますよね。
hirokickman: いや、個人的には出来ないでも仕方ないと思っているんだ。でもね、こんな大病院が研修医の意見を聞いて制度をがらりと変えることは可能だと思うかな?学級委員でも一つのことを決めるのに時間がかかると言うのに。
ma: 要するに無理だと言いたいんですか?
hirokickman: 極めて難しいと言っているんだ。本当は「じゃあ具体的にはどういう点をどれくらいの期間で改善されたんですか?」と聞きたかった。仮に良くなったとしても自分がいなくなったときじゃ遅いからね。
ma: それは高望みだと思いますよ。
hirokickman: 別に望んじゃなんかいないよ。この病院のやる気を見たかっただけ。
ma: で二つ目はなんですか?
hirokickman: 北米型ERとは何か、ということ。何も考えずに午後の見学は救急外来に行って来た。ずっと立ちっぱなしで大変だったよ。
ma: ?どういうこと?
hirokickman: 不勉強で北米型ERって何か知らなかったんだけど、今日の話を聞いたらどうやらトリアージがメインらしい。
ma: 処置をして見当をつけて転科・転院させるということですか?
hirokickman: そう。軽症から重症まで全て最初の窓口になる、ということらしい。ちなみに嗜眠は外傷を取らないらしい。がん拠点病院でがんのオペで埋まっているからできないんだって。
ma: ERとがん拠点病院が同時にあるべきかどうかは別にして北米型ERという言葉にはなんとなく憧れますね。
hirokickman: 俺も何となく憧れていたんだけど、このトリアージシステムって結局自分のところでは(帰宅できるような軽症を除いて)積極的な治療はほとんどしない、と言えば語弊かもしれないけどそうなる。なんかうちの大学の総合診療科とやっていることが似ているよねと思ってしまった。
ma: なんか名前だけに踊らされているところもありますね。
hirokickman: 多分必要だとは思うんだよ。でもトリアージなら健康診断科も必要なんだ。でも内容に比してここまで人気に差があるのかなぁと少し思ってしまったね。
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