ma: 今度の地域医療セミナーに参加されるそうですね。
hirokickman: うん、そのつもり。明日応募しようと思っている。
ma: 一体なんでまた。いつから地域医療に興味を持つようになったんですか?
hirokickman: えっ?いつからって。いつでもだよ。
ma: それは初めて聞きました。
hirokickman: まぁこれは医療の考え方でもあるんだろうけど、個人的には地域医療という言葉はあまり好きではない。根本的に医療は地域に根ざしたものである必要がある。たとえ高度先進医療を行う施設であったとしても。
ma: 当たり前のことを言うな、と言いたいんですか?
hirokickman: そういうこと。都会と田舎、先進医療と地域医療、二項対立の図式は思考の経済になるが、本質を見失う恐れがある。例えば、泣くの反対は笑うだが、「泣くと笑う」で全てが表せるわけでは決してない。
ma: ではどうしたら良いと思いますか。
hirokickman: それが分かればこんなところでチマチマと勉強したりはしないよ。とりあえずは地域医療=僻地医療という概念を払拭するところから始まるな。残念なことに地域医療を大々的に掲げている人たちですら(実質的に)=僻地医療だと考えている人がいる。僻地医療は地域医療の一面に過ぎないのに(もっとも問題としては大きいのかもしれないが)。
ma: 確かに無医村の状況を強調しても医者は集まりにくいですね。医療機関がない、ということは他にも色々と不足することが多そうなわけで、それを大きく上回るメリットがないと行きづらいですね。
hirokickman: まぁそのために自治医科大学があるわけで頑張ってもらわないといけない。でも考えようによっては自治医科大学の存在自体が僻地医療にとってマイナス効果かもしれない(そうでもしないと学生が集まらない??)。もっともこれは机上の論であって現実にはないと困るわけだけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿