ma: 何立ち読みしてるんですか?
hirokickman: メンタツ。
ma: あれ?いつからラーメン好きになったんですか?
hirokickman: まぁラーメンは嫌いではないけど、本読むくらいではないよ。
ma: じゃあメンタツって…。
hirokickman: あぁ、「面接の達人」だよ。
ma: なるほど、そっちの「メンタツ」ですか。面接対策ですか。
hirokickman: そうそう。
ma: あれ?つい先週は「対策なんて中身のない人がすること。魅力にあふれている人は全く必要がない」なんて豪語してませんでしたっけ?
hirokickman: そう言うこともあったかもしれない。それは過去の話。過去に引きずられていては前に進めぬぞ。
ma: 過去ってあまりに直近過ぎますよ。
hirokickman: こんな短期間で人間は成長できるんだ。人間ってすごいね。
ma: また無茶苦茶な…。で、どんな内容だったんですか?
hirokickman: 自己紹介と志望動機だけで十分だとかね。
ma: なんかありきたりのことっぽいですね。
hirokickman: そうなんだよ。でも結構これが重要。例えば自己紹介で一体何を話す?
ma: そりゃ、出身地のこととか趣味だとか…ですか?
hirokickman: まぁそんなもんだろうな。血液型の話なんかしてもしょうがない、ということらしい、非常に極端にいえば。
でも、誰でも聞かれるであろうこの質問、意外と難しい。これまで自分がどんな人生を歩んできたかなんて1〜2分でまとめられない。それに面接の中で自己紹介がどんな位置を占めているかを考えなくてはいけない。
ma: どういうことですか?
hirokickman: 面接官は何が知りたい?
ma: そりゃ、ちゃんとうちの会社で働いてくれるかどうかとか、他の社員とうまくやっていけるかどうか、ですかね。
hirokickman: ということは自己紹介や志望動機もそこにうまく繋がるようにしなくてはいけないらしい。だからこういう場で好きな食べ物の話をしてもしょうがないし、小学校でモテた話もあまり意味がない。
ma: じゃあどんなことを話せば良いんですか?
hirokickman: 非常に直近のこと、大学に入学してからどんなことをしてきたか、とかだって。
ma: 色々あって困りますね。
hirokickman: それもあまりにたくさん話すと全体としてごった煮になるからどれか一つ重要なものを選ぶらしい。
ma: なるほど。その方が印象が強いですもんね。
hirokickman: 結局当たり前のことなんだよ。でもなかなかそれが実行できない、自分も含めてね。
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