hirokickman: TOEFL ITPは大きくListeningとStructureとReadingの三つのパートに分かれている。まぁiBTと違ってwritingとspeakingがないのだけれども。その中でStructureはいわゆる受験英語とほぼ同一。旧TOEICの形式と指して変わるものではない。
ma: ということはListeningとReadingが問題なんですね。
hirokickman: そう。まずListeningは読むスピードが早い。でもそれは本質的な問題じゃないんだ。例えばね、
A: I can't understand what Professor James is talking.なんてのがあるとする。もちろんWho does?→No one does not understand...という思考回路で対応しなくちゃいけない。
B: Who does?
ma: もっというとそういう言い回しを知っておかなくちゃいけない、ということですね。
hirokickman: そう。日本語でも独特な言い回しがあるよね。「歯が立たない」とか。これを単純に"I can't hold up my teeth."とか言っても絶対に分からない。そういう表現を知らなかった、ということ。
ma: こういうのって単語集や熟語集にはあんまり載っていないですよね。
hirokickman: とは言ってもまぁ、自分の勉強不足であることには変わりないんだけどね。もっともこれまで必要としなかったから勉強しなかっただけで、これからはそういう表現も取り入れていく必要があるかもしれない。
ma: それとReadingはどうだったんですか?
hirokickman: 思ったほど単語でつまづくことはなかったね。でもやっぱり背景知識が必要だなと切に感じた。これはTOEFL関連の本をたくさん出している神部先生の言うとおり。
ma: 確かに知っているのと知らないのでは理解の具合もぜんぜん違いますもんね。
hirokickman: そう。それともう一つ問題だったのが、外国語の試験というより国語の試験の様相を帯びているということ。
ma: どういうことですか?
hirokickman: 俺は外国語の試験は得意(つまり文法の運用だとか英文の解釈だとか)なんだけど、「なぜ筆者はこう思っているのか?」とかいう読解の試験は苦手なんだよ。
ma: でも読解の試験なんてだいたい前後に答えが書いてありますよね。
hirokickman: そうなんだけど、結構紛らわしい選択肢が並べられるとどれも正しそうに見えちゃうんだよね。よくセンター試験の国語の問題で予備校の先生でもうまく説明できない(つまりなぜこれが正解なのか根拠が薄い)問題があるよね。multiple choiceである以上はclear cutに答えの出る問題であってほしい。
ma: それは多分国語の出来ない人のいいわけだと思いますよ。そういう試験でも出来る人はちゃんと点数を取ってますからね。
hirokickman: まぁね。だからちゃんと本でも読まないとね。
ma: 漫画は駄目ですよ。
hirokickman: そんな。。。。
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