2008年8月15日金曜日

Fighting with Pathology Part2

ma: 他に何かありますか。

hirokickman: 他ねぇ、飽きないことかな。例えば呼吸器なら毎週呼吸器呼吸器呼吸器…って感じ。もちろん呼吸器以外もやっているはずなんだけど、多分呼吸器ばっかりやっていると神経ってどうだろとか眼科ってどんなんだったかな、皮膚科は…って思うんだろうと思う。

だからといって全部やろうとしても例えば北米型ERのようなトリアージのようなのもどうかなって思ってしまう。前も日記で書いたけど、何でもできるっていうのは何にも出来ないのかなと思った。

ma: 多分普通の病院だと「呼吸器内科」と銘打っていても他に人がいなければ胃カメラを握ったりするかもしれませんし心不全の治療をしているところもあるでしょう。糖尿病の治療を代謝内分泌科の医師だけで出来るわけないですしね。そういう意味では呼吸器だけというのは結構まれな気もしますが、大学病院では専門性を重視するのでそうなってしまうのかもしれませんね。

hirokickman: まぁほとんど大学病院しか見ていないから分からないけど。ただ、やっぱり色んな病気を見てる方が楽しいよね。今日は肺癌カンファ、明日は肝癌カンファ、明後日は乳癌カンファ、明々後日は…って全部癌になったけど、色々見てる方が飽きなくて良い。

ma: でも全部勉強するの大変じゃないですか?

hirokickman: う〜ん、どうなんだろうね。大変かもしれないけどやる価値はあるよね。やってみて駄目だと思ったら臨床に戻れば良いし。もっとも病理診断も臨床だけどね、一応。

ma: 一応病理専門医が2000人(でしったけ?)いるし、実験病理学をしながら専門医を取る先生も相当数いらっしゃるので大丈夫なのでしょうね。

hirokickman: まぁ実験の片手間でも出来るくらいだから大丈夫だろう。でも目指すのはもっと上だけどね。

ma: 何という自信w

hirokickman: う〜ん、よく自信過剰とか言われるけど、、、でもまぁ言っている分は頑張ってきてるからね。誰も認めてくれないけど。

ma: 確かに賞レースから遠のいていますよね。

hirokickman: なんかジャニーズみたいだけど、誰も表彰してくれないんだよなぁ。TOEICで915点とっても、各市区町村の緯度経度から移動平均を計算するプログラムを作っても、医学略語辞典を作っても。どっかで一回くらいは引っかかっても良いんだけどね。

ma: いつか報われますよ。

hirokickman: だといいんだけどね。最近は半ば諦めムード。まぁ自己満足でいいや。

ma: なんか話が脱線してきましたね。

hirokickman: そうだ、なんで病理か。こんだけ病理について熱く語っておいて耳鼻科医になりました、なんて言ったらひんしゅくを買いそうだけどw

他にもたくさん理由があるんだけど、最後に一つあげておくなら教育のため。多分将来何らかの形で医学教育に携わっていると思う。その時に必要な知識は…と考えた一つの結論。

ma: なんだか奥が深いですね。

hirokickman: そう?結論としては単純なんだけどね。

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