ma: 試験どうでした?
hirokickman: どうって?一応後で書くときのために覚書を書いておくと
・内分泌代謝科(マルチプルチョイス)
・血液内科(同上)
・循環器科(各文の正誤判定)
・神経内科(マルチプルチョイス)
・呼吸器科(同上)
・消化器科(同上)
・消化器外科(同上)
・呼吸器外科(同上)
ただし、選択肢の数、問題数は各科によって異なる(各科A4一枚)。レベルは国試レベル以上。ただし、消化器科以降の問題は今の国試にはない、組み合わせ形式なので少し簡単。
・面接:どの問題が難しかったか、志望動機、科、部活、大学生活でがんばったこと、チームバチスタを読んだことがあるかなど(面接官二人対受験者一人で時間は10分程度)。
ma: 10分もあったらちゃんとアピールできたんじゃないですか?
hirokickman: う~ん、なんか「何しにきたの?」的なオーラが強かったね。「もし採用されたらレジデントハウス希望ですよね、まぁ」なんて言われたし。
ma: 取る気がないってことですか?
hirokickman: まぁこっちも行く気がない、けど悔しいからもう存分にアピールしたけどね。
ma: 部活はどう答えたんですか?
hirokickman: やっていないものはやっていないので素直に「やっていません」と答えた。もちろん考えれば色々言えたのかも知れないけど、そこまで背伸びするのもどうかな、と思ってね。
ma: そんな率直に返されたら会話が成り立たないんじゃ…。
hirokickman: まぁ他にも病理医志望と言ったから、チームバチスタの栄光を読んだことがあるか?と聞かれて「ないです」と答えた後5秒程度沈黙が続いたね。ちょっとこっちも気まずかったけど…。
ma: 他にどんなこと聞かれたんですか?
hirokickman: どんなことってまぁなんで病理医を志望したのか、とか患者さんに触れ合うことがなくなるけどそれに対してためらいはないのかとかね。
ここはちょっと優等生的な回答で「診断病理は臨床の重要な部分を占めているもので、臨床から離れると言うわけではないと思います。確かに患者さんと直接的な対面は少なくなりますが、今年四月から病理診断科が科として成立し病理外来が出来ていますし、また検体採取をするなど患者さんの前に出て行こうとされている先生もいらっしゃいます。なのでこれからはこれまでとは少し違った病理医になれるのかなと思っています。」とまとめるとこんな感じ。
ma: なんかよく出来ました、という感じですね。
hirokickman: まぁそんなこというなよ。これでも俺なりに結構考えたんだから。まぁでもこの患者さんと直接的に対面しなくなる、というのは色々と悩んだ。内科医と病理医を一緒にやり続けるとかね。
ma: そういえばそういう先生もいらっしゃいましたね。
hirokickman: 確かにそれもひとつの答えだと思う。昔の自分ならそうやっていたと思う。ただ、最近悟ったのは「全てを完璧には出来ない」ということ。簡単だし誰でも知っていることだけどね。今重要なのは何をしたいというより何をしないか、ということじゃないのかなと思っているんだ。
ma: なんか後ろ向きの発想ですねw
hirokickman: まぁ後ろ向きだけど、色々やりたいと思うと興味が分散してしまって結局何も達成できなくなる。リソースを一つに集中させる、ということだね。
ma: なるほど。リストラみたいなもんですね。
hirokickman: 良いこというねぇ。リストラなんていうと解雇させる側からの面ばかり強調されるが、企業が再生に向けての改革だからね。だから解雇しても問題ないじゃなくて、そうしないとみんなで一緒に沈没しますよ、という背水の陣。
確かに今の状況と少し通じるものがあるかも。
ma: 沈没しそうなんですか?
hirokickman: いや、沈没はしないけれどもw上へあがるためのrestructuringということ。
ma: なんか話がそれましたが、結局のところTTHはどうだったんですか。
hirokickman: まぁ無理だろう。あと、TTHの名誉のために言っておくと、(見学も行かずに急にやってきた学生に対して)面接ではなんとか話を引き出そうと色々と振ってくださって、決して圧迫面接ではないです。
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