2012年12月31日月曜日

The end of year.

#1 Welcome a new year in the hospital
当直中。これまで年越しをほとんど病院でしていたような気がする。ただし去年は例外。

個人的には病院での年越しが性に合っているのかもしれない。

年を取るとあまり年越しとかイベントごとに対する興味が無くなってくる。なんでだろう。

明日からは数日間暇になる。まぁそれもたまにはいいのかな、と。

#2 Norovirus and influenza virus
ノロとインフルエンザが大流行。嘔吐下痢があればノロ、発熱があればインフルエンザとして暫定的に扱っている。

まぁこういう見方はヤブだけど、診断学で言う検査前確率が高いからこれくらいでもかなりの確率で当たる。

もっとも我々の仕事は大外れを出さないことだから常にそれ以外の可能性は頭の中に持っているんだけれども。


#3 Laughter
最近笑うことが少ない気がする。

お笑いの番組のレベルが低くなったと言うよりもなんか別の方向性に向かっている気がする。

以前と比べるのはあまり賢くない。その時代時代にあった物事のあり方というのがあって、結局のところ、そういうふうにしかなれない、というスタンス。

だからAKBやジャニーズがオリコンチャートを独占するというのもそういう時代なんだと思う。

諸行無常

もう少ししたら新しい時代が訪れるのだろう。

#4 Next year.
あと数時間で2013年。正直この年になると今年が何年かを覚えるのが大変。学生とは違って変化がないため、あまり年月の変化を感じない。

例えて言うと、名探偵コナンやドラえもんと一緒。昔は同級生だったのに、いつのまにか子供と同じくらいの年になってしまっている、、、ということ。

というわけで、今年も終わり。

2012年12月22日土曜日

Stability is something we should be afraid of

#1 Stable, after all.
ここ数ヶ月間で新しくできるようになったことは少ない。よく言えば安定した、悪く言えば停滞している、ということになる。

外来でもできないことは何時まで経ってもできないままだし、できることは普通にする。

Routineの業務がたくさんありすぎてsomething newを求めるのがちょっと難しいかもしれない。

#2 Ask for something new.
来年病理部をrotateする学生さんのために、今検体切り出しマニュアルを作成中。学生が持っている病理の教科書は「病態生理」の教科書であって病理診断の教科書ではない。

学生中にそれに気づかなったから、実際の標本を見ても一体何をどうしたら診断することなのかがよくわからなかった。「あっ、腺癌だ!」とか「過角化だ!」程度の実習。

それはそれでいいとは思うが。

一般的に病理を回る学生はかなりmotivationが高い。学生の時にすでに消化管の癌の肉眼分類が完璧に頭に入っている。病理を始めて1年くらいでようやくおぼろけで覚えた自分とは違う。知っていてもすごいし、知っていなくても別に悪いわけじゃないけど。

診断に関する「学生レベル」の優しい・易しい教科書があってもいいと思うんだけど、なかなかない。

#3 Be astute.
大雑把な診断はできるようになった。胃癌は相変わらず難しい。あと2年くらいかけて細かい診断ができるように突き詰めていくことになるだろう。

広く、適度に深く、というのは結構難しい。