2011年7月30日土曜日

Always there.

#1 Something that reminds me.
関東に来てから思ったことはたくさんあるけれど、その一つが「物の値段が高い」こと。

今は基本的にインターネット&クレジットカードで決済するから財布の減り具合なんてよく分からないけれど(ただその分毎月の請求額がかなり大変なことになっている)。

食料品、日常生活品だけはネットで買うわけにもいかず(お腹がすいて明日までは待つのは無理…)というわけで、スーパーに買いに行く。

福岡の時はルミエール、トライアルなどが比較的すぐそばにあったのでちょっと車走らせれば(走らせなくても)安く手に入る。

今は給料が少なくなった上に物の値段が高いということはかなり打撃的(といっても実際はそこまでではないけれど、ベクトルがマイナス方向に向いている感じがしてなんか怖い)。

最近自分の住んでいる近くにもトライアルがあることが判明して行ってみた。

そのトライアルは九州のそれに比べるとちょっといまいちだけど、それでもあの「ああ安いなぁ」という感覚がまた戻ってきた。

だからなんなんだ?と言われるかもしれないが、以前と同じ感覚を味わえるというのは時として貴重だということ。

#2 Pulled elbow
この前肘内障を診た。実は肘内障は一度しか見たことはなく、整復も初めて。

まあ駄目だったら整形の先生を呼べばいいやという軽い気持ちで整復に挑戦。

モノの数秒でプツッと言う音(とというより感触)がして見事整復。教科書的には戻るとすぐに手を動かすようになるとは言うが、本当にそうなんだと実感。

保険診療だと800点(8000円×3割)になるのでこんなんで申し訳ないが(でも子供は無料だったか?)、まあ良かったことにしよう。

臨床をやらなくなると、だんだん感がなくなってきて怖くなってくる。臨床をやめて数年経つ先生が「怖くてできない」というのがよくわかる。

#3 Eee pad transformer
とうとう買ってしまったorz

相当我慢していたんだけれど、やっぱりどうしても欲しくて。。。

保護ケースを買ったけど、結論として要らなかった。保護フィルムはダイソー100均でフリーサイズのA4のやつを買い切って貼った。

まだ開いてちょっとしか経っていないけれど気づいたこと。

充電器が使い回し出来ない。なんか出力の規格が異なるみたいで、USBなんだけど、ケーブルを繋げても反応しない。

これは仕方ないので本体で充電することに。

あとはまあまあ良い。

2011年7月26日火曜日

Kampo Medicine and so. part 2

#1 And...
結局ナイトディスカッションは9時近くまで続いて1日目は終了。ただ、突貫工事みたいな感じだったからホンワカした理解みたいな感じ。

その日は家に帰ると下手したら日付またぎそうだったので新宿のカプセルホテルに初めて宿泊。

そもそもカプセルホテルというものに泊まったことがなかったからどんなものか不安だった。とある先生は「結構いいよ。安いし。最近のはきれいだから」

直で行っても良かったのだけれども、不安だったのでとりあえず前日に予約をとっておいた。

実際に着いて、受付で支払いを済ませ「初めてなんですけど」というとシステムを優しく教えてくれた。

その泊まったカプセルホテルのシステムは
まず靴を脱いで小さいロッカーに入れる。個人用の大きなロッカーが与えられ荷物を置いて着替える(貴重品はカプセルのセキュリティもあり基本的にはフロントに預ける)。そして風呂に入るかもしくはエレベータ(靴ははかない)で各階各部屋の指定のカプセル(特大のバスタブの蓋をして横に穴をあけた感じ)に入って寝る。テレビもある。扉はなくてのれん?みたいなのを下げる。なので声や音がダダモレする。ネット無し。男性専用。
みたいな感じ。カプセルホテルって扉はちゃんと閉まって密閉空間になっていると思っていたんだけれど、違った。本当に寝るだけで、しかも耳栓を用意していれば問題ないが、カプセルの中で何かしようと思うとちょっと辛い(食事とか)。ただ他のカプセルはどうなのか分からないしちょっと色々トライしてみてもいいかなと思ってしまった。ただ、値段が3000円を超えるようだと普通の部屋がいいかなとも思う。

#2 Day 2.
話が脱線したが、結構そのホテルの風呂はサウナ付きでよかった。翌朝風呂に入りに行って、普段サウナなんて行かないのにちょっと欲張って行ったものだから出てからフラフラになりながらチェックアウト。

その後会場へまた行く。

2日目は漢方と精神科疾患、漢方と高齢者、医の心(かなりの人が寝ていた)、昼食、午後の鍼灸総論と実習。

精神科や高齢者の症状、投薬はたしかに難しい。まあどうやっても難しいし、結局のところ分からないからあまり考えずにとりあえず出して、経過を追ってなにか問題があれば対処するということが多い。

今思い返してみると「漢方が使えたかなぁ」という人は結構いる。そのほとんどはいわゆる不定愁訴になるんだけれど、それは西洋医学的に捉えるのが難しい症状を不定愁訴と言っているだけにすぎなくてそれが東洋医学の世界だと典型的になったりする。

あと何故か?鍼灸の実習があって実際に自分にハリを刺し、灸を据えた。ハリは相当細いのか刺しても痛みはなかったが、なんかちょっとえぐられているような若干気持ち悪い感じ(人によって感じ方は様々だけれどこれを得気と呼ぶらしい)がした。人によっては気持ちいらしい。

灸は純粋に熱い。米粒くらいのもぐさで「熱っ!」って言ってしまった。なんかテレビや漫画だと結構大きなのを据えているけれど、多分あれ相当熱いと思う。

まあ効いたか効いてないかもよく分からないけれど、ハリは実際にやってみてもいいかなと思った。深く刺すのは気胸の可能性もあるし若干怖いけれど、浅く刺す、というかシールに貼りが入っていてただ貼るだけみたいなのもあるらしくてそういうのだと自分でも簡単にできる(それでもやっぱりハリだから免許はいる?)。

灸はワセリンともぐさと線香があればすぐにでもできそうな感じ。

漢方鍼灸奥は深いのだろうけれども、とりあえず「やる」 ことはできそう。

そして帰って今に至る。

2011年7月25日月曜日

Kampo Medicine and so. part 1

#1 Departure
先日行われた若手医師のための?漢方セミナーに参加するために出発。相変わらず?標本が溜まっていたのでなるべく片付けて(それでも結構溜まっているけれど)午後出発。

他の人はどうか知らないけれど、今の自分だと手術検体(しかみていないので分からないが)1臓器大体2時間くらいはかかる。もちろん異常のない胎盤はもっと早くできるけれど、婦人科がとても多く、リンパ節のためにスライド数が平気で40枚になったりする。

大体会場までは2時間くらい掛かるのでそれを見越してちょっと早めに。

#2 To see is to believe.
ちょっと違うけれど、やっぱり実際に話しを聞いたほうが分かりやすい。漢方の陰陽、実虚、五臓など自分で勉強していれば「はぁ…?」という内容がなんとなくだが分かってきた気がした。

話が面白いかと言われると、一番前に座っていてそれでも寝ていた人がいたし、不覚にも自分もちょっと寝てしまったからなんだけど、比較的初心者に向けた説明で分かりやすかった。

ちなみに全部終わった後「漢方医学 新版」というもともと持っていた本を読んでみたら、講義の内容とほとんど一緒だった。まあ読んでも分からなかったのがちょっとは分かるようになったのが進歩なのかもしれない。

内容自体は1日目は漢方の理論と処方の実際、ナイトディスカッションというチュートリアル形式を模した方法で実際に症例に当たってみるというもの。

ナイトディスカッション、(おそらくほとんどは漢方初心者だということもあるかもしれないが)ほとんど盛り上がらなかった。ただ、実際にどういうふうに考えて処方をしているのかをこういうセミナーで体験できるのは非常に有意義なことだし、考え方が正しければ最終的な処方は変わっても構わないなど本では分からないことを聞けるのはすごく良いと思った。

あと蛇足だけど、弁当が豪華すぎ。別にそこまでしなくてもいいからもうちょっと料金を安くして欲しい。

2011年7月23日土曜日

Memorandum media.

# take notes.
新しいことを(真面目に)するときは基本的にその経験者の人の動作、する順序、その人の言う事を全てメモする。一見関係なさそうなことでも紙に書き写す。それが難しい環境でも後で覚えておいたことを書き出し、知らなかったことは教科書を見て知識を補強する。

というのがまあ理想的なんだろうけれど、なかなかそこまでは辿りつかない。

紙という媒体もパソコンという媒体も一長一短あってどちらもなかなか本来の理想とするメモの取り方には到達していないような気がする。

紙:どこでもすぐ取り出せて、その気になればそこら辺のコピー用紙でもメモできる。白い紙ならどういうふうに書いてもよい。しかし注意して作らないとまとまりがなくなるし、でもまとまりを意識しだすと紙の良さが半減する。
パソコン:データの保存性、(パソコンを目の前にしてかつ文章を書くときに限って言えば)入力や編集が非常に簡単。一度保存したデータは紙に出力したりiPod touchに入れて持ち運んだりと自由自在。

病理診断の研修を始めて、色々メモしたけれどもあまり見返す機会がないのは紙とパソコンをごちゃごちゃにして使っていたからだと思う。

あまり言われていないけれども、ちゃんと紙とパソコンを使い分ければ非常に有用なツールになると思う。

具体的に言うと
紙:Experience basedなもの。この症例では●●の所見に注意すること。△△と□□の鑑別ポイントは○○とか。もっと具体的には前立腺癌で管腔内に石灰化があればそれは癌ではないとか、脈管浸潤を見逃したけれど、脈管浸潤はそもそも腫瘍の近くで探すべきとか。
パソコン:診断基準、進行度分類、グレーディング、診断テンプレート。よく参照するけれど、取扱規約の本(=紙)だとさがすのが面倒なもの。全てを入れるのは実際不可能なのでとりあえず自分が複数回以上診断したものについては大まかな診断基準などを入れるようにしている。診断テンプレートはあったらいいなぁと思うけれど、他の人の作ったテンプレートはなかなか使いづらいので他の人の診断や自分の診断書の修正、本で読んだ知識を参考にしつつ自分のものを作成中。

ぼそっと他の先生が言ったことをパソコンに書くのは現実的ではないし、iPod touchもそういうふうには作られてはいないと思う。

#2 So...
メモに限らず一般的に一言で言えば「決まって変わらないものはパソコン、変わりうるもの、あやふやなものは紙」がいいということになるのだろう。例えば地図や旅行の日程なんかはWordで書いてPDFに変換してiTunesからiPod touchへ転送する。それをiBookで見るというふうにしている。一枚の紙だとなくなりやすいしそれを編集することもない。

一方で例えば完成途中の計画表なんかは紙のほうがいいと思う。あれやこれやと変わる可能性があるものを例えばWordで保持しておいてその都度編集するのためには常にパソコンがonの状態が必要。

個人的には折衷案みたいにパソコンで編集して途中の記録をプリントアウトしてそれに書き加えて再度手打ちで反映させるというやり方をしている。

一見めんどくさそうだが、こういうのは実際の手間というよりも「とっつきやすさ」というのが重要で、結局それらを天秤にかけた結果なんだと思う。

2011年7月21日木曜日

知識・経験の向上

#1 How to improve clinical skills during leave.
臨床の現場から離れている場合にそれでもスキルの向上をしようとすると何が出来るか。

結論から言うと恐らく本を読むことぐらいしか出来ない。

当直をしたりも出来るかもしれないけれど、それでは圧倒的に経験値が少なすぎる。それを補うのはやっぱり本や講習会になるんだけど、「臨床現場を一時的に離れた人のための講習会」なんてのは聞いたことがない。看護師さん向けにはあるみたいだけど。

結局いろいろ考えたけど、向上するのは難しい。それよりも今までやってきたことを定着させるほうが現実的なんだなという気がしてきた。

あやふやでしていた診療をもう一度勉強しなおしたり。

新しいことを本で読んでも、実践が伴わなければほとんど身につかないし、実践だけでも出来るようにはなるが一抹の不安は残る(これで本当にいいのだろうか?と)。

だから離れている期間というのは新しいことを学ぶよりも今までしてきたことの足元を固めるのが一番いいのだろうという結論に個人的には至った。

#2 Analogy from my experience
この前TOEIC IPを受けてきた(本試験のTOEICと値段は大して変わらなくなったし信用という意味ではそっちの方がいいのだろうけれど、本人確認が厳しいし写真が必要だったりするので大学で受験できるIPのほうが楽)。

3年ぶりに受けてきたけれど、点数は変わらず915点。もちろん配分は変わってもともとはリーディングが得意だったのに、今度はリスニングが得意になっていた。

じゃあこの3年間英語を勉強したかと言われるとほとんどしていない。必要に迫られて英語の論文を読んだり、外国人の患者さんが来て自分が対応したりするくらいで大してしていない。

ただ、3年ぶりだったから手は震えて全身が硬直したからw終わったときはたかが2時間の試験なのにすごく肩がこった。

でも蓋を開けてみればあまり変わらない点数。

もちろん点数が全てじゃないけれど、3年間ほとんど勉強しなくてもちゃんと基礎をしっかりしていればそんなに実力が落ちることはないんだと少し安心した。

やっぱり自転車と同じでやれば戻るしある程度時間が経てば熟成されて?知識体系が自分の中で構築させるような気がする、あくまで気がするだけだけど。

でも隣にいた人は点数が非常に悪かった。

別に点数のいい悪いが問題なわけじゃないけれど。その人は高校生の時は英語が得意だったらしいけれど、大学に入ってから英語の勉強をやめてそれからはほとんど触れていなかったそう。

多分中途半端な実力だと時間が経てば忘れてしまうのだろう。ある一定のラインを超えればそこを下回ることはそう簡単にはないけれど、逆にある一定のラインに達していなければ時間が経てばゼロに近いラインになってしまうのかもしれない。

それを自転車に例えると?手放し運転ができるくらいだと大丈夫ということか(一輪車みたいな要領で昔はよくやっていたけれど、バランスをとるのは難しくはないけれど、不意の障害物に対しては非常に危ないから最近はやっていない)。

2011年7月19日火曜日

当直@梅雨

#1 A sunny day in the rainy season
今日当直中(offlineで書いているのでブログの投稿時刻とは違うけれど)。

梅雨の中のせっかくの晴れ日なのに日当直。一応これで収入があるから嬉しいような、でもこんな日に働きたくないなぁと思うが寝当直なのでほとんど働いていない。

#2 Maintaining/improving knowledge and skills after leaving clinical work
例えば出産・子育てをして一時的に現場から離れた女医さんとか基礎系の大学院に入って(完全ではないけれど)臨床の第一線から離れる場合なんか当てはまると思う。

一度得たスキルというのはそう簡単には忘れるものじゃないから自転車と同じでもう一度すれば多少時間はかかっても元には戻ると思う(外科の先生が胃カメラは自転車と同じで何度かすればまた出来るようになると言っていた)。

ただ、難しいのはもとに戻すだけじゃなくてスキルをアップさせること。

もちろん10年20年という長いスパンで考えたときには大したことじゃないかもしれないけれども、その瞬間やその期間はすごく悩む。

その期間だけを見ればその間だけ臨床をやっていた人のほうが臨床的なスキル(かなり包括的な表現だけれど)は確実に上のはず。

じゃあ出産や基礎系の大学院で研究したことが臨床のスキルの向上に貢献するかといえば個人的には否定的。もちろん子育てをすることで例えば夜間に子供を受信させる親の気持がわかるとか、基礎系の大学院で培った考え方が臨床判断に役立つといったことはあるかもしれないが、それを良しとするならば、コンビニでアルバイトをするのでも役に立つはず(給料よくないから誰もしないと思うけれど)。

そういう「一度離れてもその経験はきっと役に立つよ」という言い方は極論をすれば呼吸をするだけでも、道を歩くだけでも役に立つという感じで一般論としてはいいのかもしれないが、実際に置かれた人に対しては「そんな事言われても」と思う。

かくいう自分も臨床研修を終えて果たしてこの臨床スキルをどうしようかと思っている途中。

出産子育て中の女医さんだったり基礎研究の大学院生とは違って本質的に臨床に戻ることはないのだけれども、なんかせっかくのスキルをもったいないなぁと思う。

もともと卒後臨床研修というのは専門分野に特化してしまって総合診療が出来ない医者が多いことから始まった。応招義務、救命義務を踏まえて道端で倒れていても初期対応が出来るように、という趣旨だったはず。個人的にはその趣旨は素晴らしいし、いろいろな問題があるにせよこの臨床研修制度で研修できた自分は幸運だったと思う。

確かに今道端で人が倒れて息をしていない(していてもいいんだけど)、心臓が止まっていたとしても「とりあえず」必要な処置は出来ると思う。多少は後で難癖つけられるかもしれないけれど、少なくともその場で「どうしたらいいんだろう…」と右往左往することはない。

それは臨床研修で嫌というほど心肺停止状態の患者さんを診たから(もちろん病院で診たわけで本当の道端だったら違うのかもしれないけれど)。だから心肺停止状態の人はどんなに治療を行ってもほとんど助からないのは知っているし、そもそも出来る治療自体も限られている(PCPSを入れる2年間の中で2例いたけど助かったのは一人だけ、どちらかというとPCPSのおかげではないような気がする)。

でも厚生労働省はちょっと思案が少し足りないのかそれとも制度上の限界なのかは分からないけれど、じゃあその得たスキルをどうするかという問題がある。

冒頭で書いたように自転車みたいなもので確かにできると思う。しかし10年間自転車に乗らなかった人に急に自転車に乗って全速力で走れなんて言われると出来る人はあまりいない気がする。

厚生労働省の言う初期対応とか救急診療というのは、ゆっくり思い出すというよりもある意味瞬発力がものを言う感じでそういうのをブランクがある人には結構キツイというか、そもそもこの制度が始まったばかりだからその結果はすぐには出ないけれど、多分思惑通りにことが進むかというと難しいと思う。

自分も2年間で得たスキルを維持するためにこうして当直をしたりしているんだけど、なぜかここは整形外科の病院で整形外科の患者さんばっかりなのでスキルの維持というよりも変なスキルの養成みたいになっている(シーネの巻き方とか傷の縫い方とか熱傷の治療の仕方とか)。

向上があるのはいいんだけれど、自分としては臨床をやるなら内科医だなと思っていたのでちょっといまいち。

2011年7月17日日曜日

Project Oriented.

#1 Project oriented is good so far.
これまでの階層式を一部止めてフォルダを全て横並びのプロジェクトごとにしてみたことは以前のエントリーで書いた気がする。

現在進行中のプロジェクトフォルダと終了した、もしくはもうしばらくは更新しないだろうというプロジェクトは過去のフォルダに、というように。

そして重要なのが開始日(とできれば終了日)をフォルダのタイトルの最初入れておくこと。

いわゆるWinnyやWinMXと一緒で、タイトルですべてを表す、みたいにすると名前でソートしたときに日付順で並ぶから自分がどんなことをやってきたか一目瞭然(とまでは言わないけれど、分かりやすい、と思う)。

過去のことを思い出す鍵はいくつもあるけれど、「そういえば去年の7月頃にあったよねぇ。」なんて時に日付があれば便利だということがわかった。

友だちの結婚式のスライドショーを持っておけば別の結婚式でも使い回しができるかも…(PowerPointでの結婚式用のテンプレートって意外とない)。

#2 Problem is.
ただ、問題があって、プロジェクトによってはすぐにとりかかってすぐ終わるもの、毎日はやらないけれど、ある程度継続的に行うもの、などがあってそれらを区別する術を持たない。

緊急!とか準とかマークを付ければいいのかもしれないけれど、そもそもそんなのはすぐには決まらないし、途中で変わることもある。

個人的にはフォルダの順番を自動的に重要な順番にしてくれないかなと思う。

フォルダの更新日で変えればいいのかもしれないけれど、入れ子になったフォルダの中のファイルを更新しただけではどうやら駄目みたい。

2011年7月15日金曜日

Literature Management

#1 Endnoteの必要性1
結論から言うとEndnoteは持っていないし買うことは多分無いと思う(思っていた)。

学生の頃は試験対策プリントを作ってみんなに配ったり、ホームページを作ったり、家庭教師用のプリントを作ったりと色々と書類を作ってきた。

大学を卒業する頃にダウンロードしたファイルや自分で作ったファイルがゴチャマゼになってしまい(もちろん自分で作ったから区別はちゃんと付く)、なんか整然としないなぁという気になった。

研修医になってからは分からないことがあると教科書を読んで、場合によってはpubmedなんかで調べて答えを探していた。

なるほど!という論文はダウンロードして保存していた。

そんなに分からないことなんてなかったから(何が分からないのかも分からないという状態だったので)分野ごとのフォルダに整理するくらいで十分だった。

でも病理を始めて、しかも大学院に入るに当たってだんだん読む→書くという作業が必要になってきそうと気づいた。

そして分野ごとのフォルダもなんかだんだん増えてくる。あまりきれいではない。

#2 Endnoteの必要性2
テキストファイルに関してはアウトラインエディタ(現在はNanaTreeを使用中)でだいぶすっきりした。画像やppt/doc/xls/pdfなどのファイルが統合できないことと、これまでの足跡が時系列になっていない(アウトラインエディタはあくまで階層を規定するだけでそこに時系列を導入しようとすると非常にややこしくなる)という問題が出てきた。

それは大学の同級生のお父さん(元SE, 現在ソフトウェアアーキテクト??)がプロジェクトごとにフォルダを作っていると言っていたのを思い出して、時系列を入れたプロジェクトを作ってみた。
(そのプロジェクトが終わったら過去のプロジェクトのフォルダに放り込む、みたいな)

そしてその結果をアウトラインエディタのファイルに統合する。

これで自分の足跡がおおかた網羅されるんじゃないかと思う。

ただ、その代わりアウトラインエディタのファイルがどんどん大きくなって開くのに少し時間がかかるようになった。これはちょっと課題。

#3 Endnoteの必要性3
やっとここで出てくるのだが、これまでは自分で作ったファイルがほとんどだった(つくると言っても教科書のまとめだったりするが一応自分で入力する、という意味)。

しかしこれからは他人のものを引用しなくてはいけない。もっというと他人のものと自分のものを厳密に区別できなければならない。もっともっというとその他人のものの出典(いつどこでだれが書いたものなのか)がはっきりしていなければならない。

ついでに自分の作った物(試験対策のものであれ)もいつどこでどういう目的で作ったのか分かればよりよい。

ただ、文献管理ソフトは、そもそも論文というのはかなり厳密なものなのでそのソフトもかなり厳密。結構ラフに最初は考えていてそれでフリーの文献管理ソフトを使おうとして難しくてやめた。

でも院生の先生がEndnoteを格好良く使っているのをみて悔しいというより「あっ、そういうふうに使えばいいんだ」というvisionが見えてそれで触ってみようという気になった。

Endnoteは相当高いしどれだけ使うか不明なのでref2000というフリーソフト(以前使おうとして断念したもの)を使ってみた。

操作は若干特殊だけれども、ちゃんとマニュアルを読めば動くし、どんなファイルでもリンクが出来るのが秀逸。pubmedのmedlineデータを読み込むこともできるから自分で入力する必要がない(ということはスペルミスをする可能性がなくなる)

使い方によっては文献検索だけではなくプロジェクト管理にも使えるんじゃないかという気がしてきた。

2011年7月14日木曜日

Work done.

#1 Task management
先日上司から「スピードアップを!」というメモ書きが。(そして責任をもつということばも…)

標本がたくさん溜まって天井まで行きそうだったからで(20枚は超えていたと思われる)、それが問題だったらしい。

たしかにそうなんだけど、この前は別の先生に標本は少しは貯めたほうが良いとか、標本は初めのうちはじっくり見たほうがいいなんて言われてそれを真に受けて、じっくり見ていた。

じっくり見るというのは具体的には前立腺癌があったとして、まず自分の持っているアンチョコ本の前立腺の箇所を見る。その後Ackermanの前立腺癌該当箇所を見る。その後前立腺癌取扱規約を見る。その後標本を見る。さらに前立腺癌取扱い規約を見ながら診断をつけていく。そして出来た診断は一日おいて翌日もう一度見なおして上級医に提出。そして後日フィードバックを受けてさらに別の上級医に提出。

そりゃさすがに時間がかかるわと思ってはいたのだが、なんせこんなペースでも今の自分の仕事量なら回ってしまうので特に気をかけなかった。

でも最近はちょっと標本数が多くなってきたので(あとは偶然標本が重なったこと)、それでちょっと見た目が派手に見えてこのようになった。

というわけでその日から文字通りスピードアップして、帰ってきた標本は原則当日、遅くとも翌日までに出すと決めた(結論から言うとどうせ分からないものは何時間かけても分からないから)。

#2 Honne and Tatemae
本音と建前はそれに相当する英語の表現はなくどうやら意訳的になるらしい。

上司は、多分「研修医」という名目上建前としては「最初だからゆっくりじっくり教科書を見ながら標本を見るべき。」なんていうのかもしれない。でも本音は「早く標本を見ろ」ということか。

比較的今の職場は本音が出しやすい雰囲気(100%とは言わないが)だが、本音を言いたいときはそこそこある(大体一回も見たことない、疾患概念すらあやふやな病気の標本を自力で診断できっこないんだから一緒に見てほしい、など)。

初期研修医の時に訳もわからず救急車の対応に行かされて何も出来ないままオロオロとする。結局誰も特に教えてくれないまま終わる。病院側の建前としては「場数を踏んでこい」ということ。それ自体は間違っていないけれど、こちら側の本音としては「何も分からないまま場数を踏んでも意味が無い。効率よく教えて欲しい。」

そんな思いをさせたくなかったから自分の後輩が出来たときには細かいことでもなるべく色々教えてあげるようにした。多少濃淡はあったかもしれないけれど。

#3 English Writing
今度の学会で発表することになったらしく(多分用意された原稿をそのまま読む仕事だと思われる)、そのための原稿の準備中。英語で発表するそうなのでまずは英語で抄録を書いている。

何年間かブランクがあったにせよ、意外とすんなり書けるもんだなと。でも上司曰く「論文の英語と英作文は違う」とのこと。

どう違うか見せてもらおうか。

2011年7月13日水曜日

雑多感

#1 TOEIC IP
久しぶりにTOEIC IPを受けてきた。というかこれまでIPしか受けたことがない。

IPというのはいわゆる「過去問の再利用」でこれまで出題されたもののなかからランダムに一つ選んで出題される。結果はすぐに返ってくるし受験料は2000円くらい?安い。

過去問と言っても問題は回収されるし百数十回と実施された中からリサイクルされるので同じ問題に出会う確率はほぼゼロでスコアの同等性が保証されていることになっている。

個人的には受験料が安いというよりも学生証だったり職員カードで受験できるので申し込みが楽ちんという面がある(正規で受験しようとすると写真とったり書類を送ったりetc)。

3年ぶりの受験で受験前に正直手が震えた。というか受験生の頃のあの懐かしい感じが蘇った気がする。

今回は事前の準備がほとんど出来ていなかったがまずまずの出来。しばらくは定期的に受験して感を取り戻さねばということころ。

#2 アプリ開発?
iPod touchを色々触りだして結構無料のアプリって多いんだなぁということがわかった。もちろん有料のアプリも相当あるけれども。

個人的には医療用のアプリが欲しい、と思っていたところだが、昔は無料だったのも今では有料になってしまったものが多い気がする。

今仕事上欲しいアプリ
・取扱規約の病理に関するところだけを抽出した「規約一覧アプリ」
・(当直の時に困る)外傷の処置を教えてくれるアプリ
・ガイドラインなどを表示してくれるアプリ

みたいな感じ。無いなら自分で作ってしまえー!ということになるのだけれども、いまさらObjective-Cを習う気力はないし(Javaが使えるといいんだけど…)、macの環境から整えなくてはならない。

という訳で今話題の?webアプリケーションのsencha touchというのを試そうと思ったのだけれども、ネットにつながっていない環境ではそれすら難しいということが判明。う~ん、世の中そう簡単にはうまくいかないものだ。

とりあえずいつか使いやすくなる日が来る or 諸事情でどうしてもしなくちゃいけなくなる日までデータをコツコツ貯めておくことにしようかな。

2011年7月12日火曜日

Literature Management

#1 Endnoteの必要性1
結論から言うとEndnoteは持っていないし買うことは多分無いと思う(思っていた)。

学生の頃は試験対策プリントを作ってみんなに配ったり、ホームページを作ったり、家庭教師用のプリントを作ったりと色々と書類を作ってきた。

大学を卒業する頃にダウンロードしたファイルや自分で作ったファイルがゴチャマゼになってしまい(もちろん自分で作ったから区別はちゃんと付く)、なんか整然としないなぁという気になった。

研修医になってからは分からないことがあると教科書を読んで、場合によってはpubmedなんかで調べて答えを探していた。

なるほど!という論文はダウンロードして保存していた。

そんなに分からないことなんてなかったから(何が分からないのかも分からないという状態だったので)分野ごとのフォルダに整理するくらいで十分だった。

でも病理を始めて、しかも大学院に入るに当たってだんだん読む→書くという作業が必要になってきそうと気づいた。

そして分野ごとのフォルダもなんかだんだん増えてくる。あまりきれいではない。

#2 Endnoteの必要性2
テキストファイルに関してはアウトラインエディタ(現在はNanaTreeを使用中)でだいぶすっきりした。画像やppt/doc/xls/pdfなどのファイルが統合できないことと、これまでの足跡が時系列になっていない(アウトラインエディタはあくまで階層を規定するだけでそこに時系列を導入しようとすると非常にややこしくなる)という問題が出てきた。

それは大学の同級生のお父さん(元SE, 現在ソフトウェアアーキテクト??)がプロジェクトごとにフォルダを作っていると言っていたのを思い出して、時系列を入れたプロジェクトを作ってみた。
(そのプロジェクトが終わったら過去のプロジェクトのフォルダに放り込む、みたいな)

そしてその結果をアウトラインエディタのファイルに統合する。

これで自分の足跡がおおかた網羅されるんじゃないかと思う。

ただ、その代わりアウトラインエディタのファイルがどんどん大きくなって開くのに少し時間がかかるようになった。これはちょっと課題。

#3 Endnoteの必要性3
やっとここで出てくるのだが、これまでは自分で作ったファイルがほとんどだった(つくると言っても教科書のまとめだったりするが一応自分で入力する、という意味)。

しかしこれからは他人のものを引用しなくてはいけない。もっというと他人のものと自分のものを厳密に区別できなければならない。もっともっというとその他人のものの出典(いつどこでだれが書いたものなのか)がはっきりしていなければならない。

ついでに自分の作った物(試験対策のものであれ)もいつどこでどういう目的で作ったのか分かればよりよい。

ただ、文献管理ソフトは、そもそも論文というのはかなり厳密なものなのでそのソフトもかなり厳密。結構ラフに最初は考えていてそれでフリーの文献管理ソフトを使おうとして難しくてやめた。

でも院生の先生がEndnoteを格好良く使っているのをみて悔しいというより「あっ、そういうふうに使えばいいんだ」というvisionが見えてそれで触ってみようという気になった。

Endnoteは相当高いしどれだけ使うか不明なのでref2000というフリーソフト(以前使おうとして断念したもの)を使ってみた。

操作は若干特殊だけれども、ちゃんとマニュアルを読めば動くし、どんなファイルでもリンクが出来るのが秀逸。pubmedのmedlineデータを読み込むこともできるから自分で入力する必要がない(ということはスペルミスをする可能性がなくなる)

使い方によっては文献検索だけではなくプロジェクト管理にも使えるんじゃないかという気がしてきた。

2011年7月11日月曜日

Wedding ceremony.

#1 Love is forever?

後輩の結婚式に行ってきた。後輩と同僚の看護師さん。ふたりとも知り合い。まあ仲が良さそうだったからよかった。

で挙式中にサプライズで(大体ゲストにサプライズをするのは意外)なぜか自分が指名を受けて急遽QandA式のスピーチを行うことに。

あと10分時間をくれればもっと受けの狙えることを言えたんだけど。

というかそもそもキューピットと言っている割にはなんで俺が二人の関係を知ったのが今年の三月なんだ…?

#2 No change, stable
.
久しぶに九州に来て色々な町並みを見る。結論としてはほとんど変わっていなかった。普段と同じ街並み、変わらない人たち。

いいところだなぁとは思うけれど、今いるところもそのうち同じような感覚になるのだろう。

こういう「第○のふるさと」が出来るのは財産なのかもしれない。

#3 Work from Tue.

月曜日はおやすみ。火曜日から仕事。