2009年8月31日月曜日

impossible

無理が通れば道理が引っ込む、とはいうけれども、やっぱり無理なものは無理。

今の自分の実力では明らかにoverな数の患者さんを診ている。

いや、見学していると言っても過言ではないかもしれない。

指導医との会話



「こんな仕事の量が多すぎで無理ですよ。」
「やるんだよ。指示出しが一人2分で終われば出来る」

なんて言われた日にはいろんな意味で返す言葉も無い。

 でもやっぱり無理なものは無理なので無理なりにがんばる。


業務の効率化

ただ、無理無理なんていってられないので業務をどうやったら効率的に進められるかについてちょっと考えるようになった。

そういえば昔PDAを買ったなぁと思い出してPDAで術前サマリーを記入してみる。

なんか微妙にめんどくさいけど、でもこれなら出来そう…。

一度ですむことは一度でやる。

これを徹底しないと仕事に溺れそう。

2009年8月27日木曜日

Short short

飲み会へ行く前の一言。

今日は部長から「ご飯食べに行こう」と誘われて、で行ってしまう。

断れない自分に、、、、ポイズン。

まぁいいんだけど。。。

そして意味不明な理由で今回は断られた。まぁいいんだけど、じゃあ最初から言ってくるなYo!

Cope with stress ストレスと共存する

患者さんも普段とは違う環境だから病気だけじゃなくてもストレスが発生する。

この前の救急カンファレンスで看護師さんの発表があってその中で
ICUでは不眠時の指示がほしい。なぜならば24時間365日人が動く気配、アラームの音が鳴り響く中で寝るのは普通の人なら無理だから
と言っていたのが印象的。

幸い夜は(電話がなければ)ぐっすり眠れることが出来ているので睡眠薬は要らないけど。


でもICUみたいな状況はわれわれ研修医でもやっぱりそう大して違わないわけでやっぱりストレスの対処が必要。

でも指導医レベルの人たちは「自分たちも同じような境遇をくぐってきたので今の時代の研修医にもそれが必要だ」なんて言うもんだから俗に言う「指導医講習会」なんてのは多分意味がない。

今の二年目を見ているとみんなそれぞれの方法でストレスの対処をした結果なんだな、というのがなんとなく分かる。


Extra time for reading 読書の時間


最近読書の時間が著しく乏しい。

もちろんもともと本は読むほうじゃなかったんだけど、ますます読書の時間が減ってきて今は本を開かない日もあるくらい。。。

で、逆に時間ができると「いったい何の本を読もうかな…」と思ってしまう。


ShoreikoChan 症例子ちゃん

内視鏡雑誌で内視鏡のデータベース化みたいな特集があって内視鏡は興味がないけど思わず手にとってしまった。

自分がやろうとしていることと比べるとなんかすごいなぁ…のひとこと。

でもこういうデータベースと言うのはネットワークで動くことを前提としていて、スタンドアローンで動くことを想定しているものは見たことがない(もちろんfilemakerやAccessで作ったよ、というものは除く)。

そういうniche的な需要はあるんじゃないかと自分でも思ってみたりする。


恋愛事情

進展ゼロ。

2009年8月23日日曜日

雑多感

もうこれ以上飲み会には行くまいといいかせつつまた行ってしまったorz

この悪い流れを何とか断ち切らねば…と思う今日この頃。

というわけでこれからはやっぱりしばらく飲み会を自粛しようと心に決める今日この頃。

看護師は敵

今日大学時代の友達と電話で久しぶりに話をした。やっぱり色々と話すことはあって結局いつものように?長い時間話をしてしまったけど(昔では考えられないほどの長電話)、その中で印象に残った言葉。

向こうは全て指導医コンサルト下で話が進んでいくわけで、看護師からすると研修医の価値はそれほど高くない(のにでもやっぱり研修医は看護師からもてるのだとか…)。

(たぶん)そういう状況下で出た一言。

こっちは看護師が研修医を敵扱いすればそれだけで自分の仕事が終わらなくなってしまうのである意味優しい。ある意味。

外来看護師

夜間の救急外来というのは上級医にコンサルトする余裕がないことがたまにあってそれで非常に苦労する。

もちろん分からないことはやっぱりどう考えても分からないわけで(もっというと「肺炎のおばあちゃん、多分入院させた方がいいのは分かるんだけど、でもこれくらいで入院させる適応ってあるのかな…」)、そんな時は上級医にコンサルトする。

夜間外来・救急は限られたリソースと限られた時間との戦いでもともと戦闘状況は不利(夜中の4時ごろに血圧が高くて受診した人に笑顔で「どうされましたか?」というくらい人間が出来ているか)。

患者も人間ならば研修医や看護師や上級医も人間なわけで早く帰りたい・寝たいに決まっている。そういうプレッシャーの中の診療はあまりいい思い出を残さない。

もちろん「あーあ、先生誤診したね。私知らない。」とか「なんでこの患者さん早くコンサルトしなかったの?」とか小言を言われることが多く、もちろん全て事実なので言い返すことも出来ない。

病棟看護師は夜勤は常に仕事があって寝るなんて考えられないしちょっと遅れたからと言って自分の帰宅時間にほとんど影響はないだろうけど、外来看護師は患者が来なければ基本暇なわけで多分そういうことになるんだと思う。

でももちろんそういうこととは別に単にstaffの性格だ、と言う見方もある。


5ヶ月間で結局何が出来るようになったか

別に今総括して復習すべき事柄ではないのだけれども、でもしばしば思う。

結局なんとなく分かった、ということ。

  • 三ヶ月間脳外を回って、脳梗塞、脳卒中など頭のトラブルのprimary care and consultationに関してはある程度は自分で出来る
  • 今外科を回って、胆石、イレウスなど消化器のトラブルはほどほどなら大まかな方針を間違わずに」できる(正直まだ把握しきれていない点もあるけど)
今でもやっぱり分からない、こと
  • 内科的なこと、特に循環器系
  • 感染症、膠原病、その他全身性疾患
非常に大雑把なことを言えば「この病院に慣れてきた」だけであって、やっていることのレベルは学生時代とほとんど変わらない。かなり高度な手術をしている(らしい)けど、でも自分が見ている範囲というのはそんな深いところではなくかなり浅いところで関与しているだけなのかもしれない。

2009年8月16日日曜日

症例子ちゃんnext version

ホームページにuploadした症例子ちゃんはもうだいぶ古いバージョンになってしまっていて、今は格段に進歩している。

もちろん進歩しているといっても、安定化に重点が注がれているわけで、基本的な機能はあまり変わらず。

<いろいろな問題点>

その1

たくさんの項目から一つ選ぶ時、ラジオボタンやチェックボックスじゃ多すぎる時がある。

自分的にはあまり問題にしてなかったけど、上司がそういうのは使いにくいということでJComboBox(クリックするとリストが出てきて選べる形式)を導入した。

その2

画像が課題。

何枚もの画像ならそれは多分電子カルテの中で見たほうが早いし、容量の問題もあるけど、でもこの患者さんを代表する一枚なんてものがあるはず。

Summaryの中に画像を入れるかどうかはさておき、画像を画面のところにdrag and dropするとその元画像が自動的にある場所に保存されて、元画像からサムネール(縮小版)が勝手に作られ画面上はそれが表示される。そしてとなりの拡大というボタンを押せば画面がポップアップで出てきて元画像を参照できる。

とりあえずjavaで画像の扱い方を勉強し、これからやろうとすることはなんとか再現できた。なのでこれからは画像を縮小する方法を勉強して(と言ってもそういうアルゴリズムやパッケージがあるだろうからそれを利用するだけなんだけど)自分のプログラムに組み込む。

その3

マニュアル類。

このプログラムをなんとか使ってもらおうと上司に掛け合ってみたけど、「お前がいなくなったとき保守はどうするの?」と言われて困った。

マニュアル類はすごく重要なんだけど、なかなかそこまで手が回らない。

まぁ二年間はいるので大丈夫ですよ。といったけど。

マニュアル作りはこれからの課題でまずは機能実現からか。

2009年8月8日土曜日

興味etc

外科の主任部長から

「お前外科に興味ないだろう」

とか、外科の指導医から

「お前が術前サマリー書いているとプログラミングをしているように見える」

とか散々言われつつも、正中切開の開腹とか研修医としては多分充実した生活を送っているんだと思う。

(補足
 結構フラットでオープンな関係で「いや、興味あるとは言ってませんけどねぇ」とかジョークで返せる環境)

逆を言えば本当にきついけど。

誰しも思う瞬間があるんだろうしやっぱり自分もそうだったんだけど、

「医療に対して興味がないのかも」

今朝起きて病院に向かっている理由はそれが仕事だからであって、たまに患者さんから「ありがとうございました」なんて感謝されるけど、自分のやっていることが患者さんの予後にどれだけ貢献するかと言われると正直ほとんど貢献していないんじゃないかと思う。

百歩譲って貢献しているとしても、多分それは自分以外でも誰でもできる。

むしろ「ほらチャンスをやるからやってみろよ。」なんてボールを投げてくれる患者さんもいる。そういう環境に喜ぶべきなのかもしれない。

こういう仕事を将来やっていくのかといわれる正直自信がなくて、そういう仕事をやっている自分が想像できない(医者をやっている今の自分を思い浮かべることすら難しかったりする)。

とまぁ愚痴をこぼす間にも毎日入院が必ず入る。

2009年8月6日木曜日

Right on the mark.

五階病棟の飲み会での話

オペが長引いてついたのは終了10分前だったけど、でも結局みんな一時間延長してなんだかんだ言って楽しめた。

もちろん翌日の仕事に影響が出たわけで(現在の状況じゃ仕事が回らないことも考慮して)しばらくは飲み会は自粛しようと思う今日この頃。

さて、その飲み会で副院長(外科主任部長)、三年生(専修医)と話していて

「おいお前(自分)、外科興味ねーだろ。○○(三年生)、こいつが本気を出したらすぐに抜かれるぞ」

という。後半が正しいかどうかは別にして前半は図星。

それでも

「お前は(自分)は外科に行くって決まってるからな。ちゃんと勉強しとけよ。」

という。そもそも外科に行くなんて一言も言っていないし(外科に行きませんとは言ったかもしれない)、もちろん同じことをみんなに言っているからそこまでは思わないけど、でもやっぱり言われるとなんだかうれしい。

ほめること

笑顔が素敵ですね、優しさに感動しました。

どれもかなり出任せで言っているけど、意外と評価は悪くないかも。

前回の投稿で登場した薬剤師さんも「笑顔になったでしょw」という反応。

適当だったとしても大まかにほめる適応さえ間違っていなければ良い方向へ持っていけるのかもしれない。

Easy access

研修医である我々はなんでも第一に電話がかかってくる。

超重要なことからどうでもいいことまで。

でもたまに結構重要なことが自分ではなく上の先生だけで話が進んで実は自分は知りませんでした、ということがたまにある。

現在30人の受け持ち患者で皆さんはじめまして状態。

この状況がいつまで続くのか…。

夏休み

世間では今が夏休みだということをうかがい知ることが、たまにある。

たまにある、というだけだけど。

2009年8月1日土曜日

do well with coworkers

最初の三ヶ月は周りの環境になれることで精一杯で患者さんがどうだとか考える余裕はなかった。

でも四ヶ月経って自分にもだいぶ余裕が出てきた。

もちろん分からないやできないことはたくさんあって、今自分のやっていることが患者さんの予後やQOLの向上にどれだけ貢献しているかと言われると、多分あんまり貢献していない。

で結局その余裕はどこに行ったかというと、同僚の看護師さんやリハビリの人、薬剤師などに向けられる。

もちろん場をある程度は考えているけど、ジョークを飛ばしながらやっている。そうでもしないときつくて大変なんだけど。

今日の薬剤師さんとの会話

Background: 研修医であるわれわれは頻繁に処方を間違える(一つは薬に対する理解の不足、また一つはオーダリングシステムの欠陥)

「なんか○○さんって電話で話すときってつんつんしたしゃべり方ですよねぇ」
「そうですか?私医者が嫌いですから」
「えぇっ?どうして嫌いなんですか?」
「まだ先生はすれてないからいいんですけど、上級医の先生はだんだんすれてきますから。」
「いや、○○さんはつんでれだと思いますよ。だから今度電話を掛けるときはデレっとしてみてください!」

なんて意味不明な会話をしてる(そして次の電話ではちょっと声のトーンが上がっていたw)。

今日の同級生の研修医との会話

「なんか最近死にそうなくらいきつい」
「それを言うなって。(同じ外科を回っているのになぜか)そっちは受け持ち8人、こっちは22人。明らかにこっちの方がきついって!」
「それは分かるけど、抄読会とか大変すぎるし…。」
「まあなぁ、抄読会くらいでよければ手伝いたいんだけどね。。。」

なんて話をする。


まだ同級生で辞めるなんて言っている人はいないわけで、やっぱり人が多いということは重要なんだろうなと再確認。