2009年3月27日金曜日

オリエンテーションと試験合格

病院で宿泊研修→オリエンテーションがあった。

宿泊研修

院長先生と副院長先生のありがたい話をひたすら聞く@湯布院。別に聞き続けること自体に不満はないんだけど、ずっと喋り続けてなんか不自然に思わないのかなぁ。。。

露天風呂もあったり、バーベキューですごい分厚い肉を頬張ったり、いろいろあったけど、一番はホームシックになってしまった。

そのとき自分は海外旅行に行けないなぁと思った。

オリエンテーション

オリエンテーションといっても話を聞いて回る、あと名前を売る?

もちろん最初から名前を売っても良いのだけれども、状況がつかめない中で下手に名前を売ると大変なことになるかもしれないので、低空飛行で。

というつもりだったけど思わぬところで?失言が出たらしく、同級生からお咎めを受ける。

 まぁそう言うこともあるよ。

そして今日。

二時にパソコンの前に座ってreadyの状態になるもやっぱりなかなか繋がらない。

2chを見てたら、自分の受けた会場への直リンクが貼られていたのでそれに飛んでも繋がらない。

そうこうしているうちに、2chでは「合格したー」というレスがたくさんつくようになって、焦っているとやっと見れた。

結果合格。

ありがとうございました。

ただ、さっき見た大学別の合格率で我が大学は98人中93人というイマイチな結果に。。。

なんとなく分かるけどやっぱり全員合格の方が良かったかなぁ。
 (本音を言うとあまり自分の知らない人が何人かいてその人達以外が落ちるとなんだか寂しい…)

それはそうと、また明日からオリエンテーションが始まる…。

2009年3月23日月曜日

卒業式

今日は卒業式。

なんだけど、自分の名前がとばされた…。

すぐ気付いてちゃんと呼んでもらえたけど…。

あと、花を友達からもらった。

ベルトを友達のおばあちゃんからもらった。

ありがたいと同時にすごく貴重。

2009年3月19日木曜日

動いた!

 
見た感じは以前作ったものとまったく変わりはないけど、 プログラムの中身は相当変わっている。
そう、
Change!
テキストボックスを移動したりスペースを考慮したりというのは以前した結果をそのまま流用できるから便利。

2009年3月18日水曜日

オブジェクト指向?

オブジェクト指向もどきでプログラムを作ってみた。

いわゆる役割ごとにクラスを作ってそれにやらせるというもの。

ただ、クラスの作り方が悪いのだろうか、後から後からたくさんのクラスが出来すぎてだんだんまとまりが悪くなってきた。

もちろん一つのプログラムで全てを書くよりも良いのかもしれないけど。

そろそろ全体の関係図を書くようにしとこうか。UMLの勉強もしないと…。


結論:でもやっぱりクラスを分けた方が分かりやすい。

2009年3月16日月曜日

bankAccount

自分の持っているJavaの本にはクラスの例として銀行の口座の例が載っていた。

口座番号と加入者名、預金額を一つのクラスにまとめてコンストラクタを用いて新規口座を作る、と言ったもの。

その時は一体これが何の役に立つんだろうかと思った。

もっと単純に、ArrayListなんかを使ってすれば増減も簡単にできるし良いんじゃないかと。

でも今作っているプログラムはArrayListでループを何重にも回したせいで何がなんだか分からなくなった。

そこでどこかのサイトに「プログラミングのコツ」みたいな記事があって何気なく読んでみると
データはクラスにまとめてクラスを引数にする
と書いてあった。

ちょうど、オブジェクト指向に挫折して、とりあえず適当な大きさのクラスに分けることから始めようとしていた矢先。

というわけでまたほぼ一からの作り直しになるけど、でも確実に進歩していると思う。でも三月中には終わらないかぁ。

2009年3月15日日曜日

とてつもなくめんどくさい…

引越の準備。

人から物をもらう手配で手一杯で自分の引越の準備が何も出来てなかった。

自分の荷物は段ボールだけで良いかと思っていたが、後から後からあれもこれもと荷物が出て来て、どうしようもない状態。

とりあえず携帯電話をauからsoftbankに変えてみた。

今までのが相当古い機種だったので、かなりタイムスリップ状態。

でもちょっと不満なのが、お財布携帯が使えない機種なのにお財布携帯の冊子を入れるなって!

なんだかやることが多すぎるんだけど、どうしたらいいのかよく分からない。

ううむ。

2009年3月14日土曜日

メモ

追記:やっぱりちゃんと動かなかったのでコンパイルしながら修正。

これだとOutOfMemoryError: Java heap spaceが起こってしまう。多分breakでのlabelのつけ方がおかしいせい。

普段breakは多重ループを抜け出すときに遠くに置くから普通の使い方が分からなくなってしまったorz

forループを使いすぎるのは良くないというけれど、じゃあどうすりゃ良いの?と思う。 Genericsは配列で使うとなぜかエラーになるので使わないことした。

とりあえず何も考えずにコードを書いてみたけど動くのかなぁ…。。。。

// mergeが終わった後のString[] itemNewを使って
dataRecord = new ArrayList[itemNew.length];
for(int i = 0; i < dataRecord.length; i++){
dataRecord[i] = new ArrayList();
dataRecord[i].add(itemNew[i]);
}

// preDataRecord→dataRecordへの移動
for(int i = 0; i < dataRecord.length;i++){
goNext:
for(int j = 0; j < preDataRecord.length; j++){
if(((String) dataRecord[i].get(0)).equals((String) preDataRecord[j].get(0))){
// k = 0はitemNameになることに注意
for(int k = 1; k < preDataRecord[j].size();k++){
dataRecord[i].add(preDataRecord[j].get(k))
}
break goNext;
}
}
// preDataRecordが見つからない場合はdataRecordに""空白を挿入
for(int k = 1; k < dataRecord[i].size();k++){
dataRecord[i].add(" ")
}
}

2009年3月13日金曜日

Ecobag

というわけで知り合いの保険屋さんのアンケートに答えてエコバッグ貰いました。

なんとなく安っぽい作りだけど。

ついでに保険について色々聞いてみたけど、

保険屋さんの話はすごく上手くて聞いていると「ああ自分も保険に入らなきゃなぁ」と思ってしまう。

保険の内容はともかく、話の進め方は非常に参考になる。

個人的にはあまり相手に強要はしたくないし、患者さんが嫌と言うのなら「ああそうですか。じゃあやめましょう」なんて簡単に言ってしまいそうだけど(ばっちりカルテには「患者が拒否」なんて書いたりして)。

それは良くない、というかもしれないけど、そんな単純なはなしではないと思う。

「この治療法を患者さんが選ばないなんてホント分かっていないんだなぁ。」

説明不足だったかもしれないと考えれば

「じゃあもうちょっと丁寧に説明しよう」

となるだろう。でももしかしたらこれはパターナリズムかもしれない。平たく言うと親切の押し売り。

国家試験的に言えば

「なんでそう思うのですか?」(解釈モデルを聞く)

と聞き返すけど、これはこれで正しいのかもしれない。

多分すごく初歩的で「当たり前だろ」って言われそうけど、でも「この方が絶対良いのに!」と思えば押し売りをしているかもしれない。

患者さんの価値が大切ですよ〜!と言っても明らかに「先生、アガリスクを飲めば治るらしいんですよ。だから私はこの抗がん剤を飲むの止めます。」と言う患者さんに対して「なんで」と聞いても次がないし。

2009年3月12日木曜日

症例子ちゃん again

以前症例子ちゃんという症例管理ソフトを作っていてそれで国試が終わったら本格開発するぞー!と意気込んでいたものの、国試が終わると熱が完全に冷めてしまった。

原因の一つがオブジェクト指向にとらわれすぎた点。

オブジェクト指向の本を読んで「なんてオブジェクト指向はすばらしいんだ!」と感動しつつもオブジェクト指向を実践するのはとても難しく、いざ手を動かそうとするとしり込みしてしまったこと。

もっというとクラスの概念がまだしっかりしていなかった時点でインターフェイスなどを使おうとしたのが間違えだったのかもしれない。

「最近症例子ちゃんどうなったの?」

という声を聞いて、そろそろまた始めようかなぁと思ってみた。

ただ、前回の開発で主な機能はできた。

今回はとりあえずオブジェクト指向の前段階としてクラスを使ってソースファイルを分けてみることにする。

それで調子がつかめれば本格的に作り直してみようかと思う。

Ready for move

引越しの準備は意外と忙しい。

これまで勉強を続けてきたけどそろそろ引越しなんかを本格的に進めなくちゃいけない。

といっていたところに、友達が荷物をくれるおっしゃる。

というわけで色々と手配して大変。。。。

http://www.netlab.jp/recruit/engineer/engineer_work_03

そういえば最近こういうページを見つけた。

こういう仕事も意外といけるかもしれないと思ってみた。

2009年3月11日水曜日

法医学の教授不在は79大学中6大学

ソースはm3なので
http://obgy.typepad.jp/blog/2009/03/2-72c5.html
とりあえずこういうところに書いてある。

もちろんこれは非常に重大な事態なんだけど、観点を変えると、やっぱり法医学の教授が一番なりやすいんだろう。

法医学、、、、

病理と密接にかかわっているから嫌いではないんだけど(あっ、教授は好きではないかも)。。。

病理学と法医学を同時に勉強できるところってあるのだろうか…。

病理・法医に限らず「二つの分野で専門医が取れます」という方向で募集をかけたら意外と集まるかもしれない。

でも確か専門医の標榜がひとつが原則みたいなことを誰か言っていたような。。。

他にも

脳神経・循環器

とか

腎臓内科・泌尿器科

とか

産婦人科・小児科

とかメリットが多い組み合わせは多いと思う。

ちなみに皮膚科・泌尿器は梅毒がもとだったからのような気がする。

こういう提案をするとなんか

「ひとつの専攻でも大変なのに二つは無理」
「どっちともつかずになりそう」

とか言われるのかな。

それが駄目なら新しい学際的な専攻科を作る。

血管科(脳でも心臓でも末梢血管でも腎臓でも血管が通っているところならどこでも診ますよ)

他にも例を出そうと思ったけど、すぐにネタが尽きた。。。

2009年3月9日月曜日

To Do List

to do listをここに書くべきか迷う…。

結局なんだかんだ言って今のままで上手くいっている

入試の合否判定の責任は厳しい

前回もコメントを書いたような気がするけれども、今回も。

今回のリンク先のエントリの要点を簡潔に記すならば
現在の医学部入試は公平性は保たれるが妥当性は低い。そうではなく多めに入学させておいてその中で時間をかけてセレクションをかけていく方が高い妥当性をもって医師に適性を持った学生をとることが出来る
 と言うことみたい。

医学部入試に妥当性があるのかと言われると難しいかも知れない。確かに数学や物理が医学にどう関わっているかと言われたらちょっと困る(がしかし数学は医学統計学、物理は生理学で立派に生きている)。

だからといって多めに入学させておいて時間をかけてセレクションをかけた方が高い妥当性をもって適性を持った学生をとることが出来る、という根拠は何?

そもそも適性って何?

患者さんに対して思いやりを持ってetcなんていう字面があるけど、それをどうやって評価するのか。

医学教育をやっている人はoutputに対してきちんとアセスメントをしているのか。

outputはどこの時点をもって決めているのか。


価値判断の根拠となるevidenceはあるのか。

少なくともこれらに対して明快に答えられなければ妥当性なんて言葉を軽々しく使ってもらうと困る。

妥当性を確保するのが難しければ、妥当性よりも公平性・客観性が求められる。

そういう意味では現在の入試は悪くないと思う。

チャンスも(多くの場合)二回あるし。

 とりあえずこのまま上手くいっているものは変えない方が良いと思う。

2009年3月7日土曜日

Ideaが重要

久しぶりに翻訳ソフトのサイトをちょっと見てみた。

最近の翻訳ソフトは頑張っているなぁと思いつつもまだまだムズカシイかもという感じ。

ただ、自分で翻訳をする前の下翻訳には十分使えそうらしい。

製品版なんかは例えば医学分野であればステッドマンなど抱えている辞書データが半端ないだろうから少なくとも語彙レベルで分からないということはほとんどないと思う。

ただ、語彙が分かるのと、その内容が分かると言うことは別物なので翻訳ソフトで十分となるにはまだ時間がかかるかもしれない。

もっとも読んでいる自分が(何を言っているか)分からないことを翻訳ソフトに分かられたらすごいけど。

賃上げと雇用の安定を、春闘ヤマ場前に連合が集会

これだけ不況で給料を増やせというのはなんだかなぁと言う気がする。

恐らく賃上げ要求→現状維持と言うあたりが落としどころかなと思う。

もっとも現状維持も難しいかもしれないけど。
「経営側は正社員の雇用縮減にあまりにも安易に言及し、雇用不安をあおっている。雇用責任こそ経営の最大の責任の一つだ」
間違っていることは言ってはいけないけど、、、正しいけれども正し過ぎてなんかずれている気がする。

2009年3月6日金曜日

A long way to study

なんだか興味が色々と移ってしまってしょうがない。

逆を言えば続かない、と言うことだけれども。

とりあえず統計の勉強は

「スバラシク実力がつくと評判の確率統計キャンパス・ゼミ」

を読み終わった。この本は証明なんかも丁寧に追っていて好感が持てるが、タイトルがなぁ…と思うのと同時に

分散分析
ノンパラメトリック分析

に関して一言も言及されていない。

次読んでいる

「入門 統計解析法」

には分散分析が結構詳しく載っている。具体例から入るこの本は結構分かりやすい。

なんかなるべく網羅的で数学的にもある程度(ある程度!なのが味噌)しっかりしている本ってないのかなぁ。

2009年3月5日木曜日

Subspecialities

まだちょっと早いけれども将来の進路を考える。

大学は他の人と違って六年間
初期研修二年間

なんだか、decision makingをどんどん先延ばしにしているような気がする。

common diseaseを診られるように初期研修を二年間にするのも良い。

教養のある、きちんとした志を持った医者を養成すると言う意味でメディカルスクール構想(現在のロースクールのように大学卒を入学資格とする)も良いかもしれない。

しかしだ、それだけモラトリアムが長くなっているような気がする。

「もう人生で長い休みが取れるのは(退職後を除いて)これが最後だから思いっきり遊びなさい」

というけれども、遊びって強制されるものではないしなぁ。

遊びたい時に遊ぶのが一番。

というわけですごく長い前置きになったけど、本当は将来どうしようというはなしをしようと思ったけどその前で力つきたorz

Preventing suicide

自殺者、1月は2645人…いのち守る動き広がる

自殺を防ごうとする意欲は評価できるが、多分根本的な原因は解決しない。

例えば自殺の原因がうつであれば「必ず良くなる」(必ずって言って良かったかな)とはいえるかもしれないが、原因が不況であれば良くなるなんて誰にも分からない。「多分いずれよくなるんじゃない、いつかは分からないけど」

国試では自殺は東北が多いと言うはなしであったが(自殺者数か自殺者率かは忘れた)、

東京、大阪、埼玉、神奈川、愛知の順

人口が多いから東京、大阪は良いとして愛知なんてのはやっぱり自動車かなぁと思う。

人のことを心配するのも重要かもしれないけど、自分がそうならないようになるのも大切。

幸い経済的には現在がどん底で、もう上向きしかないけど、将来どうなるかどうかは分からない。

2009年3月4日水曜日

Uncomfortable

みんな海外旅行なんかに逃亡しているけどこっちはやることなし。

というわけで、学校のパソコン室に行って統計のプリントを打ち込んだりしていると。

「先輩、勉強ですかぁ!」

と声がする(あまりよく知らない後輩)。なんかなぁ。言っている本人が意図しているのかどうかは分からないけど

「先輩、他の人が旅行とか行っている中で勉強しているんですかぁ?馬鹿じゃねーの?」

と言っているような気がしてならない。まあ気にし過ぎかもしれないけど。

「うん、そうだよ」

と言ったところでどうせはなし続かないんだから簡単に「こんばんわ」くらいで十分。

2009年3月1日日曜日

ネタ原稿:修正

修正前→修正後

意外と単純なミスが多かったりして。

2009 京都大学

(1) 冗談を言う人間は低俗な奴と顰蹙を買うことがある。しかし、人間関係における一種の潤滑油としてのユーモアの効用については、もっと認識されて良いのでは ないだろうか。ユーモアのわかる人間となるためには、幅広い知識と柔軟な思考法、それに豊かな感受性が必要だ。ユーモアのセンスがあると思われることは、 最高の褒め言葉である。
修正前
Those who say humors are sometimes regarded as rude. However, I think humor to be recognized more as a kind of oil for smoothing human relationships. You need a wide knowledge, flexible way of thinking, and broad sense toward things in order to be a person of humor. Being seen to have a sense of humor is the best compliment.

修正後
Those who tell jokes may make someone uncomfortable and be regarded as rude. However, I think humor to be recognized more as a kind of lubricant oil for smoothing human relationships. You need a wide knowledge, flexible way of thinking, and rich sensitivity in order to be a person of humor. Being seen to have a sense of humor is the best compliment.

雑多感

強姦被告、GPS携帯で居場所通知誓約…情状認め猶予刑に
これは新しいと思うのだけれども、「ああ、携帯なくした・忘れた…」といいつつGPSがあるから安心と思っている被害女性に近づくこともあり得るかもしれない。

体の中にGPSを埋め込むと言うのなら話は別だけれども、これでは全く意味のないどころか自分の居場所をカモフラージュできる分厄介。

「103回は、今までと、全然違いました」


終わった試験に対してああだ、こうだいうのはもうこれくらいにしておこうと思うけど、それにしてもここまで来るとなんかある種の「やり過ぎ」みたいなものを感じる。

この先生は三重大学の医学教育を専門にしている先生なんだけど、チュートリアル教育の信奉者。もちろんチュートリアル教育が本当にいいものなのか悪いものなのかよく分からない。それはさておいて、なんかほぼ全ての記事が「結果ありき」で書かれている。その結果というのは今回のエントリから抽出すれば大体次のようなもの。
臨床実習において、医師がやっていることをみて、なぜ、そうするのか、どうしてそうなるのか、何を考えているのか、と、問題意識をもって、積極的に学ぶことが大事と言うことですね。(中略)臨床現場で学ぶというのは、実は、鋭い観察力、深い洞察力、そして的確な思考力が必要です。もちろん、そのためには、正確な医学知識も欠かせません。同じ診療場面を経験しても、個々の学生の持つ学力によって、自ずから、感じられるものも、得られるものも違ってくる、そういうもののようです。ということから、臨床実習を受けながら、学生同士で、あれこれと、討論をして、意見交換、情報共有をしていくプロセスが大事かもしれません。
言っていることは全くをもって正しい。でもあまりに正し過ぎて時に現実と乖離しているようなこともある気がする。

もちろん理想を言って何が悪い?これは自分のブログで自分の意見を発信して何が悪い?と言われるかもしれないし、それはその通り。でも正体が完全にバレている・自分の大学の教育状況の紹介と主張を関連づけた記事を書いていて「個人の意見です」というのはさすがに無理がある気がする。誰だって「三重大学はこういう方針なんだぁ」と思う。

多分この先生はminimum requirementとmaximum requirementを分けていない。教育は期待をするものであるからかもしれないけれども。

もし後輩がこんなことを言っていたら多分
君、医者向いていないかもよ。
と言っているかもしれない。今回は相手が臨床医、こっちは国試結果待ちのニートなので何も言える立場にないが。


ふるさと枠入試・地域医療について

朝まで生テレビで医療崩壊が取り上げられたらしい。見てないけど。

どんな内容だったの?と聞きつつ、そこから始まって僻地医療はどうやったら人が来てもらえるかという話になった。
  • 金を積む(オーソドックス)
  • ふるさと枠入試(簡単言うと各大学特別枠で入試を行い、奨学金漬けにして将来僻地で勤務←自治医大っぽい)
  • 自治医大の定員↑か自治医大のような大学をもう一つ作る
個人的にふるさと枠入試というのは気に入らない。同級生の中に「ふるさと」というラベルが貼られてその人たちは将来が制限されている。

ふるさと枠の人員だけで果たして僻地の医者が確保されるのか?
もし同級生の中に「あいつらが僻地に行くから」と思うと(潜在的に)「なんでちゃんと正規で受かったのに僻地へ行かなくちゃいけないんだよ!」と思う人が出てくるかもしれない。そのせいでますます僻地医療が崩壊するかもしれない。
というと、「それはないと思う」と反論された。僻地に行きたいと思った人は奨学金など関係無しに僻地に行くと。

反論に対する反論をあげると、医学部に入学した人の中で「成績が良かったからなんとなく」とか「食いっぱぐれがないから」などで医学部を選ぶ人や「医学部コンプレックス」の人は結構いると思う。そういう人たちが「なんとなく僻地は嫌だ」とか「僻地コンプレックス」になっているのではと思う。

現に、自分の学年でも僻地医療の重要性を説く人はたくさんいるけれども「僻地医療を担いたい」と言う人はほとんどいない。 みんな誰かやってくれるんじゃないかと思っているし、自分もそう。

そういう前提のもとふるさと枠を導入したら全体の中で「あいつらは僻地」vs「それ以外」という構図が出来上がって「それ以外」の人たちはもう都会に行くしかないからますます僻地医療が厳しくなる…?

医学生ってなんだかんだ言って全体として見たとき横並びの性格があるから「それ以外に」追随する人も結構出そう。

まあまだふるさと枠が出来て間もないし、それが意味が出てくるのは卒業生が出てからでその時はまだ状況が変わるかもしれないからどうなるかまた分からないけど。