2013年5月18日土曜日

Remembering.


#1 Back to the twentieth century
20世紀へ戻るというのはちょっと大袈裟だけれども、2000年までなのでだいたい中学生頃まで。

ラジオ英会話を聞いていた時期があって、多くのskitやvignetteはもう忘れてしまったけれどもなぜか記憶に残っているフレーズ。

You may think it's silly, but you have to be cool.
(バカバカしく思えるかもしれないけれども、格好良くなくちゃいけないんだ。)

そんなに格言風でもない。多分intonationが特徴的だったんだろう。

#2 As a patient
また歯医者に行ってきた。歯石の除去をしてもらってこれで一段落。

ちょうどその時に口内炎ができていて、歯も口内炎も体調の管理から、と言われてはっとした。

やっぱり言われないより言われたほうがいいなと。

医者・歯医者っていうのはそれだけの影響力を持っている、ということか。

多くの患者さんにとって、体調管理をしたところで営業成績が向上するわけではない。低下する人もいるかもしれない、という程度。

しないことによって失うことはあっても、積極的にしたところで、デメリットの減少はあっても(症状改善、疾病予防など)、メリットが発生はない。

事実自体は変わらないわけで、そうなると我々に出来るのは働きかけ続ける、ということと、働きかけ方の工夫というようになる。

以前の病院の上司は患者さんのことをすごくよく褒めていた。時には厳しくしかる(ように見える)こともあるけれども、本人の努力次第で改善可能なことができていた場合や、純粋に検査結果が良好であった場合にはきちんと褒めていた。

生活習慣病というのは急性疾患と違って、長期的に合併症を予防することが管理のポイント。なのでイベントが起こらない、という好ましい状況は患者だけでなく医者にとっても実感がわきにくい。

なので小さいことでもよく褒めることで、方向性は間違っていないんだよ、ということを実感をもって伝えることが出来るのだろう。

でもそんなことって多分教科書に書いてあるくらい当たり前なこと。でもそんな当たり前なことを実践する、というのはとても難しい。

2013年5月16日木曜日

雑多感

#1 Potential readers.
たまにブログ読んだよーといってくれる人がいる。

Webで公開はしているけれども、基本的にはclosed, 見つけたらまぁいいか、という程度。

うまく検索をかけてこのホームページを探してくれる人もいる。まぁある意味わかりやすいし。

内容は別に万人受けするようなものでもないし、タイトルにある通り、基本的には備忘録程度。

なるべく個人情報を露出しないように気をつけている。



ただ、今の時代、個人情報を100%隠して生きることはほぼ不可能に近い、と思う。特に若ければ若いほど。


#2 How do they use Internet?
もし特定の誰かについて調べたい場合、どうするか。

ストーカーではないけれど、インターネット上である程度まで個人を絞ることは可能。その人の属性によって「引っかかりやすさ」というのは変わってくる。すごくざっくりした書き方をすると


引っかかりやすい人
・社会的な活動が多い人、医師、大学生

引っかかりにくい人
・高齢者、機械音痴な女性、社会的な活動が少ない社会人(OL等)

もし本気で探す場合は今だとfacebook, twitter, mixi, lineを利用する。必要があればgree, mobageも適宜利用(アカウントは作っていないけれども)。

すごく先入観も入っているけれど、40歳以下でfacebook, twitter, mixi, line, gree, mobageをしていない人は皆無だと思う。そういう人もいるのかもしれないけれども、実際問題は何かしらしていると考えてまず問題ないことが多い。

使える素材というのはその時時で変わってくる。今はfacebookが主流だけれども、ちょっと前まではmixiが主流だった。現在から少し先はlineに変わろうとしている。多分lineも賞味期限があるのだろう。

そこらへんは(使ったことないけど)出会い系サイトについて言われていることと一緒。

#3 Analyze it!
もし該当するページを一つ見つけたら、徹底的に分析する。具体的にはなぜそのページにその人が載っているのか、ということ。

例えば小学校の絵のコンクールであれば、おそらく学校で課題として出されて、それを出したら入賞したのであろう。ここからは個人的な経験に基づくんだけど、絵がうまい人はしばしば学業の成績も良い。となると、大学に通っている可能性がある。現在の推定年齢からすると大学生であろうか、それとも高校生、社会人か。

そこから追加で検索をするときのキーワードが決定する。

あとは検索エンジンを変えてみる。多くの検索サイトはgoogleがベースになっている。正直googleベースではない検索エンジンはBing, Naver, Baiduなどでほとんどgoogleの1強の時代。

別の方向での検索も必要。

#4 Give it up
まぁ結局は適度な所で辞めるのも肝心。情報は後から追加されることも多いので。

2013年5月5日日曜日

The world of "feeling".

#1 People's Honor Award
長嶋茂雄と松井秀喜の両氏が国民栄誉賞を受賞した。

脳梗塞を発症してから長嶋さんのメディアへの露出度がほぼ0になって、たまに出る写真でもあぁ、後遺症がしっかり出ているんだろうなぁと思っていた。

結局後遺症は出ているけれども、まぁなんとか大丈夫なレベルまで回復しているのだろうなぁと。どれだけ準備していたかはわからないけれどもマスコミの質問に対してもそれなりに返答していたし。

ただ、片麻痺はもう戻らないんだろう。

#2 Training between the two
長嶋さんは直感的、というか感性的な言葉を使った指導をされる人だった(そうだし、テレビを見ていてもそういう発言が目立った)。

直感的な言葉遣いをする人は「自分でもよくわかっていないことを濁す」場合と「言葉だけでは説明できないことをなんとか説明しようとして結果的に感覚に頼った言葉遣いになる」場合がある気がする。

打撃理論というのは必ずしも一般化されるべきではないだろうし、個々人の中で理論が組み立てられることもあるかもしれない。

ある程度のレベルまで到達した人たちの中ではあまり言葉は要らないのかもしれない。

すごいなぁ、とは思うは個人的にはこの境地にはまだほど遠いような気がする。

Golden Week.

#1 Golden Week.
普段はできないことをしてみた。

病理学の学生用のテキスト(新病理学Q)を一読してみた。

学生用だからあまり難しく書いていないけど、それでもざっと見るには十分。

病理学各論(≒病理診断に必要な事項)は少し不十分だけど、総論項目は必要十分じゃないかと。

不十分な各論も項目だけでも眺めていると、いろいろ思い出してきてあぁそういうのがあったな、という感じ。

ものを見る、とか、あることを学ぶというのはその見る・学ぶ人のbackgroundが重要な部分を占める。

ある人にとっては素晴らしい講義が別の人にとっては意味不明な話にすぎないこともある。

意味不明であっても、時間がたってもう一度聞けばすごく素晴らしい話に聞こえるかもしれない。

極論を言えば、新しい経験というのは必ずこれまでの経験に基づいて解釈される、という当たり前のこと。

だから、次このテキストを見た時にはまた違った感想を持つことになるのだろう。それはすなわち成長なのだろう。

#2 Go somewhere
結局せっかくのゴールデンウィークだったけど、アウトレットへちょこっと行って終わり。

アウトレットだけれども、結局はamazonや楽天で買ったほうが安くつくことが多い。ガソリン代や手間を考えると、絶対に安い。

それでも混んでいるところへ行くのはなぜなのだろう。

多分それは混雑しているところへ行きたいからかなと。ゴールデンウィーク≒混雑、という図式が頭のなかにあって、混雑を経験して家に帰ってやっぱり家が一番いいよね!と実感して初めてゴールデンウィークを満喫した、ということになるのかなと。

家の中でじっとしていても、かんさんとしたところへ行っても(しばしばそういうところは誰も行きたがらない≒ゴールデンウィークらしからぬ場所?)あまり実感がない。

とりあえず今年のゴールデンウィークは満喫したということになった。

#3 Something new
電顕の話。電顕へよく遊びに行く。90%は遊びに行くだけなんだけど。

現在電子顕微鏡を使うのはほとんどが腎生検で他には一部心筋生検などがちらほら出るくらい。20世紀終わり頃にpeakを迎えた、いわば現在では枯れた技術。

他の分野ではどうかは知らないけれど、少なくとも病理診断においては腎生検以外で電顕が決め手になることはほとんどない(その多くは現在免疫染色に取って代わられている)。

この前心筋炎の症例で電顕用に筋生検がされたけれども、結局心筋炎に特徴的な所見が電顕上観察されるのかどうかは調べてもよくわからなかった。心筋症については、心筋の変性を主とした変化が見られ、それに対するscoringもされていた論文があったけど、後にも先にもそれくらい。

そもそも病理診断における電顕の活用はなぜか獣医学部で盛んに行われている。なぜかウイルス感染症にfocusが当てられていることが多い。

リバイバルじゃないけど、病理診断の中へもう一度取り込むようにできないのかなと思っているところ。