2012年5月13日日曜日

The power of energy drinks他


#1 The power of energy drink
最近エナジードリンクに凝っている。凝っているというよりも必要上迫られて飲んでいると言った方がいいのかもしれない。

臨床をやっている時は目をつぶっていても口をぽかんと開けていても患者さんはやってきて、そして悪くなったり良くなったりする。もちろん起きてはいるけれど、多少頭がぼけていてもまわりから「先生それ違う!この人K高いんだからKN1号にしなきゃ!」とか言ってくれる。

でも標本は迫ってこない。その代わり逃げても行かないけど。

なので、見る時は常に集中する必要がある。集中力が途切れてもとりあえず外来はできるししなくちゃいけないけれど、標本は見ることが出来ない。

それが飲み始めた理由。

#2 New drinks
今までは飲むものと言ったらリポビタンDかもしくはその安いalternativeくらい。箱買いするんだけど、瓶だから結構重くて面倒になってすぐに飲むのをやめる。

まぁ必要なかったんだけど。

で、ある時に技師さんから「先生、Redbullいいっすよ!」と教えてもらった。

どーせ、エナジードリンクなんてどれも一緒でしょwと思っていたら、かなり効いた。

午後の昼寝タイムがなくなった。

いつしか毎日飲むようになった。そして1日2本になった。

若干中毒かなと思ったけど、これがないと仕事にならなくてそれを考えると安いなと思った。

そして今Monster Energyという飲み物が発売された。

それも最初知らなくて例の技師さんから教えてもらった。

これはRedbullより効くかも。。。緑はまずくて飲めないけど、オレンジなら何とかいける。

#3 Who needs it?
まぁ自分が必要なのはさておき、一体どういう人に必要とされているのだろうか?

まぁ純粋に考えるとビジネスマンだとかなんだろうけど、例えば受験生とかが愛用していたら世も末かなと思ってしまう。別に悪くはないけど、そこまでしなくてもと思ってしまう。

いや、昔の人からしたら「そんな徹夜で標本を見なくても…」と思われているのかもしれない。

#3 Diagnostic skills
この前指導医(one of them)から自分の診断力が落ちているとの指摘を受けた。

まだ病理を始めて2年目だし、この時点で診断力云々を言われても…という印象。

一応大器晩成ということになっているから(笑)、ゆったりと構えるようにはしているつもり。

また別の指導医(another, 指導は受けてないけど)からは「Potentialを感じる」とも言われた(らしいということ)を知った。。

正直ちょっと嬉しかったけど、でもふと思った。一言も話をしていないし直接的に(間接的にはあるけど)標本をやり取りしているわけでもないのにどこから感じるのだろうと。

#4 After all...

まぁいずれにしてもあまり深く考えずに流れに身を任せるようにしようと思う今日この頃。

クビと言われれば、総合内科でもやるか。

2012年5月6日日曜日

About facebook

#1 Golden Week ended.
結局仕事はあまりはかどらなかった、ということ。

もともと仕事をしっかりするつもりではなかったので当然といえば当然なんだけど、こういう仕事の仕方はあまり良くないと常に思う。

#2 Utility of facebook
Facebookはすごい。mixiでもcatch出来なかった「レア」な人が結構引っかかる。しかもmixiでは嫌がられていた本名をみんな載せている。

あのmixiの個人情報云々の議論は何だったのかと思ってしまう。

多分個人情報を必要以上に隠す向きと不必要に露出してしまう向きの2つの流れがあるのだろう。

#3 Reunion of all periods
自分が「友達」として登録している人だけでも小学校、中学校、高校、大学、初期研修先、現在の職場の人とこれまでの自分の人生のあゆみをそのまま反映しているかのような感覚がする。

コメントを投稿すると「変わってないね」というresponseを受けたりしてまぁそうなのかもしれない。三つ子の魂なんとやらというし。

#4 What do they do now?
一昔だと同窓会に行くか知り合いづてにしか自分の同級生が何をやっているか分からなかった。でも今は卒業アルバムを片手にすればある程度有名であれば(academicの世界はほどほどでもネットで検索される)簡単に引っかかってしまう。だから何ということでもあるけど。

ただ、一番は女の子は顔が変わってしまうこと。男の子の場合は(一人デブ→激痩せしてスマートになった人を除けば)だいたい面影を残している。しかし女の子は化粧をされると分からない。もちろん分かる人もいるけどわからない人が多いかも。

ここからは個人的な感想だけど(もともと全部そうなんだけど)、小学校、中学校の頃に「美人」とされてきた人が必ずしも今(30手前)にも綺麗だとは限らない、そしてその逆もあること。「友達」の写真を見て「あれ?こんな美人だっけ?」と思うこともある。美人→いまいちが多い印象だけど。

美人かどうかというのは様々な補正がかかるから一般的にそうだというのは難しいけど(でもよくあると言われている)。

#5 So where are those who have dropped from friends list?
友達の友達はみな友達じゃないけれど、友達同士はつながっている。例えば中学校の同級生で言うと自分の友だちから探しだすと芋づる式にひっかかる。AさんとBさんが仲良くなくてもBさんとCさん、CさんとDさんがなかよくてそのDさんがAさんと仲がよかったりする。

なので誰かをかなめにするとfacebookにいるであろう人が大体はひっかかる。

もしひっかからないとすれば全く別世界で生きているということになるが、人は大抵自分のこれまで生きてきた道のりをベースに先に進んでいくので、完全に別世界で生きていくのは難しい(あちらの世界に飛び込むとか)。それは家族さえも否定するということだから。

となると残りはfacebookをしていないということになるが、それもこのご時世かなり「レア」になりつつある。就職活動で強制されるくらいだし。みんな横並びが普通とすればfacebookをしないのはかなり異質という印象になる(電子機器に疎いだけ?)。別に筆者がfacebookを推奨しているわけではないのであしからず。

そうでもないとすれば後は、、、死んだのかということになる。これも大抵は連絡が来てもよさそうだが、いかんせん自分は出身地とは遠方にいるので連絡は来ないかもしれない。しかしそれも今後はfacebookで瞬く間に広がるのかもしれない。

#6 Where is the facebook going?
色は匂えど散りぬるを我が世誰そ常ならむ

別に仏教に傾倒しているわけではないけれど、多分廃れる日が来る。インターネットにおけるコンテンツの消費速度から行くと、せいぜいもって数年後くらいではないかと個人的には推測している。

利用者の増加速度が低下した(要するに二階微分=加速度が低下)とのことで、このまま行けば頭打ちになるだろうと。

はっきりいうとfacebook自体にはfacebookが提供するコンテンツがない。ないわけではないけど、それは利益を生み出すpromotionの一環であって利用者を惹きつけるようなものではない。

ではコンテンツとは何か。それは利用者どうしのつながりということになる。

現実世界では絶対に会うことがないだろう、話すことがないだろう人と話が出来た。Facebookを介して同窓会を開くことが出来た、恩師と連絡を取ることが出来た、など。コンテンツは利用者が作っていく。

正直それが続く秘訣になるのかは良くわからない。ただmixiの衰退は(個人的には)余計なサービスと不必要な制限(援助交際などの防止の為?)が利用者離れを加速させたように感じる。もっともそういうことをしなくても徐々に衰退していたのかもしれないけど。

あとbusiness mindに燃えている人は次はどのようなものが流行るかというのを考えているんだろうな。

Mixiやfacebookが築いた「日常の人間関係をネット世界に持ち込む」というのはもはや常識化していて、人間関係というのは必ずしもいいことばかりではないから実際に嫌気がさしてくる人もいる。いわゆるmixi疲れみたいなの。それに対しては退会という選択肢しかなかったけど、一時的に退避出来たりその関係だけをはさみで切れるようなことが出来ればもっと面白いかもしれない。Cut and pasteの人間関係とか。

それをどういう風に展開させるかが楽しみ。

2012年5月1日火曜日

雑多感

#1 April ended.
風のように過ぎ去った4月。結局何もしてないや、と思ってみたりある程度生検を見るということが習慣づいたとも思ってみたりする(消化管、子宮がメインでたまに皮膚や脳が入ったりするけど)。

4月の反省をと思っても、いまいち思いつかない。

4月とはそんなもんなんだろう。

#2 How to use android pad as a diagnostic tool
Android pad(eee transformer 101)を購入してみたけど診断補助ツールとしての利用はいまいちだった。

なんとなく本を自炊してPDFにしてみたりしたけど、結局あまり読まなかったりする。調べ物をしようにも普通の本と同様な感覚でいたらとてもトロくて全然使えなかった。


PDFにはPDFなりの使い方がある


WHOのPathology and Genetics of Tumoursのシリーズがダウンロード(無料で, WHO IARCのサイトで)できることがわかってから状況は一変した。

目次がついていて、うまく行けば3~4ステップくらいで目的の項へたどり着くことが出来る。WHO bluebookは一応紙ベースで読むことを前提にしたものみたいでPDFだと読みにくいけれども、"WHO bluebooks at hand"ということだけでも非常に有意義(4th edはないみたいだけど)。


それから使い方というのが少しわかってきた気がする。

なかなかPDFの本が普及しないのはまだ検索方法(=読み方)がこなれていないからだと思う。

PDFになれば索引という概念は不要(indexを登録しておけば早く検索できるかもだけど)、ページ数も気にする必要が無い(ただ図や文字を大きくしすぎて1ページあたりの情報量が減るとかえって使いにくいかもしれない)。

kindleやibookの形式みたいにデータを表示画面や文字の大きさに応じて変えたりするのが本当に使いやすいのか(往々にしてこのページ見たことがある!というのはこの文が右上にあったとかだったりするので)まだまだ議論の余地があると思う。

漫画みたいなある種読み方に型があるもの(基本的に1ページ目から読む、途中でページを行き来することなく単調にめくられていく)は使いやすいかもしれない。まさか漫画を後ろから読み始める人はいないだろう。

ただ参考書みたいに最初の一ページ目から読むわけではない、他の離れたページと行き来する可能性がある、後ろから(索引から)読み始めることもあるようなものをPDFで実現できたものをまだ知らない。

単語を入力して該当するページを表示すれば良い、というだけではまだ甘い。実際何となくで考えながら本をめくっていることもあるから。

自分はそういうのに投資はしないが、その問題を解決できたらもっと普及すると思う。