2009年6月2日火曜日

Everything is mysterious

大動脈解離の患者さんがいて、確かに最初はのた打ち回るように背中を痛がってたんだけど、尿管結石かな?と思いつつ、それでCTに行って、(上級医は胸部腹部CTをオーダー)上から順に見ていて、動脈がぷくって膨れ、二層構造になった時点ではい確定→緊急オペ。

多分尿管結石を疑ってCTを撮っていても同じ結論にたどり着いたのかもしれないけど、自分の中で大動脈解離はすごく下の方にあった。

こういう行き当たりばったりじゃなくてちゃんとsystematicなapproachがあるはずで、実際にそういう本もたくさんあるんだけど、どれもイマイチ実用的じゃない気がする。

そういうきちんとした診察をするrole modelがいればいいのだけれども、正直よく分からない。

0 件のコメント: