2011年1月24日月曜日

雑多感2

以前にも似たようなentryを書いたかもしれないけど最近書きためたブログのエントリーを投入中。

#1 2年めの余裕と1年目の脅威

1年目の先生と一緒に当直を入ることが多くて、自分の目から見ても1年目の先生の検査、処方は危なっかしかった。もちろん去年は自分もそうだったし、今頃はだいぶ任せられるようになった。

というかむしろ1年目の先生たちの中に非常に勉強熱心な人がいて「ここはこうしたほうがいいんじゃないですか!?」と言い寄られることもしばしばある。

「そうね、、そうしたらいいんじゃない」と言って大抵はそのとおりになる。

ただ、はじめの数年間の中の1年という経験は結構大きいみたいでそれでも臨床能力はまだ自分のほうが上だと言い切れる。5年後はわかりませんというか多分追い抜かされます。

当たり前の話だけれども、例えば感染性心内膜炎はどんなに教科書に書いてあるような内容を知っていても実際に症例を診た人には多分診療という面では及ばないと思う。

3週間くらい不明熱で外来でフォローされていたり、教科書的にはpenicillin G大量投与だけど、よく分からずに実際は最初はクラビットが出されていたりする。結果が分からないで診療するのは難しくて「診断は難しい」という一言ではうまく伝わらない。

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