2010年9月20日月曜日

雑多感

# ケアネットDVD他

こういういわゆる「予備校っぽい」教材に対してはこれまで一種のアレルギー症状を持っていたけど、最近は考え方が変わった。

「〇〇流ですっきりわかる!」なんていうと、ほんとかよ!と思ってしまう。

こういう本やDVDをいくつか眺めてみた結論。
 内容はそこまで盛りだくさんではないが、濃淡つけられていていいかも
 自分の勤務している病院はいわゆる「教育カンファレンス」などがなく、 各自勉強、という感じ。

もちろんそれを承知の上で、というかそれを目的に?来たような一面もあるから文句は言えない。

ただ今当直帯で仕事をしていても上からのfeedbackはほとんど無い(よく言えば怒られないための処世術をみにつけたということか)。指導がないと自分がやっている診療が果たして(ガイドラインにきちんと沿っているかどうかというよりも患者さんに対して「害をなさない」という意味で)本当に正しいのかと不安になる。

こういうDVDや本はある種現実的に書かれているから「こういう場合はやっぱりこれでよかったんだ」とか「こうすれば良かったんだ」というのは非常に参考になった。

# 診療における自信

先月は違う病院に行って他の病院の研修医と働いた。また定期的にうちの病院に研修をしに他の病院からやってくる。

彼らは自信に満ち溢れていた。
CTを連発するうちの病院の批判を(陰で、時にはどうどうと表で)さんざんし1か月or2ヶ月して帰っていくんだけれども、 みんな自分の病院のやり方が一番正しいんだと自負していた。

高々一年ちょっとの臨床経験でなんでこんなに自信がつくのかと不思議でならなかった。

もちろんそれなりに仕事はできたし、ごく一部の例を除けば問題(minor trouble)を起こすこともなかったけど。

大学の同級生で他の地域で働いている病院の研修医(ちょっとした有名病院)も結構似たような感じだった。

みんな自分の施設が一番(ないしトップレベル)と思っているのだろう。

もちろんベテランでそれなりに実力のある先生が言うのなら文句は言わないけど、若手で自信にみち溢れている人と仕事をするのは正直怖い。。。

# 臨床に向いているか

1年半仕事をしてきたけど、最近の結論はやっぱり自分は臨床向きではないのかもしれないと。

そんなに仕事をしていて楽しいと思えることが少ないしなぁ。

でもそもそも楽しい仕事なんてあるのかなぁ。

みんな楽しくないけど仕事をしているんじゃないのかなぁ(周りのコメディカルを見回しても楽しく仕事をしている人、仕事が楽しくて仕方ないという人は…いないなぁ)。

多分こんな悩みを言えるのも(探そうと思えば)いくらでも仕事がある状況だから言える贅沢。

多分医者が過剰になればそんなことを言っている暇なんてないはず。

0 件のコメント: