もちろん多くの場合はその場を耐えてこそ、次のステップが待っているんだけど、その瞬間だけは辞めてやるー!と思う。
その瞬間を耐えたあとしばらくするとそんなことがあったことすら忘れてしまって「そんなことあったけな?」なんて思ってしまう。
ちょうど去年の今頃国家試験の範囲が膨大すぎて
「イヤーノーと覚えられないよぉ」
と嘆いてた時。結局その後は何とかなって今こうしている。
自分の実力を超えた世界
今の受け持ち患者は明らかに自分の実力を超えていて、はっきり言って把握しきれていない。
もっとも自分が把握しようという気力が起きないのも半分ある。
第三者的な医療だとよく言われるけど(自分が主体的に動かない)、仕方ない。
自分の限界を経験することが重要なんだというけれども限界を超えた先にあるのはただの虚無感だった。
外科にいて学んだこと
学んだことは何かといわれると難しい。
でも学ばなかったことは何かといわれるとたくさんある。
- オペの道具の名前
- 術式
- 下剤の処方の仕方
- 術後食事開始のタイミング
- ドレーンを入れるタイミング
- などなど
- 退院処理の仕方
- 処方の継続の仕方
2 件のコメント:
疲れとるみたいやね。そろそろ帰って来たら?僕は待っているよ。来春には3人の後期研修医が入るみたいだし。若手が増えて楽しみです。再来年待ってるよ。谷垣じゃないけど「いっしょにやろうぜ」
二回の投稿ありがとうございます。こっちに返信します。
>hiropathy
広大ももう終わりかなと思ってましたが、もしかしたら風向きが少し変わったのかもしれません。
>「いっしょにやろうぜ」
野党になった自民党のように、main streamから少しはなれたところで奮闘する?広大と重ねた上手い言葉ですね。
そろそろ再来年のことを考え出しているところです(就職試験などを考えるともう残り一年を切っているわけで)。
これまでのエントリでも書いたように広大に帰る予定は今のところ無いのですが、でももし帰ったときにはよろしくお願いします(多分帰っても救急よりも病理かも…)
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