2011年4月7日木曜日

Review of a two-year training and being ready for a new life

#1 Two years is a good time for general training.
もはや自分は初期研修医ではなくなり後期研修医、シニアレジデント、臨床助教というまぁいくつかの肩書きを貰っている。

2年間経ってできるようになったことはたくさんあると思うけど、じゃあ全て一人でできる?と言われると非常に自信がない。

まあ実際そういう状況に立たされたら腹を括ってすることにはなるんだろうけれども。

#2 Get along with other staffs.
仕事の達成度というのは私見では90%は周りの環境に左右される。例えば救急外来をうまく回すためには優秀な看護師によるtriageが必要だし、待ち時間が発生する旨を話し同意を得てクレームが発生しないように事務が頻繁に患者さんに声掛けを行うなど。

血液検査、心電図・エコー、レントゲンなど時間外であっても検査が正確であることは非常に重要な武器になる。

これは自分を中心にして考えてみたけれどもこれは他のスタッフとしても同じで看護師にとってみれば判断の早くて正確な医師のほうが重宝されるに違いない。

前に自分のいた病院はこの点では他のスタッフのパフォーマンスが非常に高かった。なので研修医のクオリティが多少低くてもそれを補って事故が起こらないようになっていたと思う。

2年間通して心がけたことはいくつかあるが、その内の一つが「コメディカルと仲良くすること」。まあ性格的に飲み会はあまり行かなかったが、それでも検査科・放射線科・薬局・看護部(看護部は主に関わる病棟・外来だけだけど)・連携室くらいのスタッフの顔・名前は全員把握していた。リハビリは人が多い上に入れ替わりが激しいから途中からフォローできなくなったけど。

#3 Point for practice
仲良くするとはどういうことか。医療行為をする上で本当は必要ないのかもしれないけれども、例えば「〇〇さんは△△さんのことを嫌っている」などの情報は重要で(活用するしないは別にして)これを把握することで仕事がしやすくなる(具体的には禁忌フレーズを回避できる)。

しかし「△△さんは××さんのことを好きだ」などという情報は(これも私見だが)あまり重要ではない。ゴシップとしては楽しいけれどもそれによって空気が悪くなることはあまりない気がする。30歳の女性看護師さんに対して1年目の研修医を隣において「◯ちゃん、顔は悪くないし最近性格もよくなったと思うよ。早くしないと行き遅れるよ。」と散々言った挙句、後でその隣にいた研修医と実は付き合っていた、という何ともなぁということもあったけどね。

「嫌っている」次に重要なのが「どうでもいいこと」。例えばちょっとした違いで良い、髪型が違う、髪の色が違う(スタッフは制服があるので他の違いは基本的に無いはず)。コンサートに昨日行ってきたばっかり、なんかでもよくそれを指摘してあげる。

自分もそうだが、ちょっとした変化を気付いてくれると(恋愛感情はさておき)やっぱり嬉しい。自分の場合は痩せた太った位の変化しか指摘されないけれども。

リハビリ診察なんかの時には毎回患者さんの状態を一言で(車椅子移動、肩が痛い、風邪気味など)書いておき、毎回経過を確認すると(多分だけど)評判がよい。まぁ評判が良くても収入は増えないのでなんだけど。

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