病理部に来てはや2週間が経ったけど、いいのか悪いのか放置気味なところが多い。
診断部の教授、准教授はたまに「これを見てみて」とスライドを渡してくれたり切り出しを一緒にしたりしてくれるけど、それ以外は基本的に放置。
もちろん聞いたら教えてくれるけど、聞かなかったら何も教えてくれない。
何も教えてくれないと口を開けて待っているだけでは駄目だ。自ら動いてどういう事が分からないのか、何をしたいのかを見つけて周りに働きかけなくてはいけいない。という人もいるだろう。そういう人がいたら将来自分が偉くなったときに徹底的に放置をしていじめてやりたいと思う。
持論としては少なくとも自分である程度判断できるようになるまではつきっきりで教える。それ以降はほとんど干渉しない。初めての人に「自由にしていいよ」とか「好きなようにしたら」なんて口が裂けても言わない。何も知らない人が自由にするとお互い大変に危険だしはっきり言って無益。
パソコンを使ったことがない人に「自由に使っていいよ」とパソコンを与えても枕にもならない。
#2 Paternalism vs Anti paternalism
パターナリズムの対義語でしっくり来るものがなかったので上のようにした。
この前誘われて病理の先生、外科の先生、内科の先生と飲みに行った。
同僚にはなるんだけど、みんな自分より一回りくらい年齢を重ねた人たち(病理って20歳代の若い人達がいない気がする…)。
他の先生達は若手とはいっても結構ベテランに近い先生たちなので患者さんをたくさん抱えていたり研修医の教育係だったりする。
とある先生が患者さんが喫煙を止めないと「止めないのならもう来なくてもいいですよ」と言うとのこと。
禁煙が治療上必要でそれが守れないなら治療効果が満足に得られない(化学療法とか)場合は、喫煙を続ける=治療拒否と判断して上記のような言い方もできるのかもしれない。
これを治療拒否だととるのかパターナリズムととるのか。
ちなみにこういうと大抵はびっくりしながらも禁煙して戻ってくるのだとか。
そりゃそうだわ。。。
個人的にはこういうパターナリズムをするのは無理。外来をすることはおそらくもう無いんだろうけれども仮にしたとしても自分ならこういうだろう。
タバコを今やめないと〇〇なると一般的には言われています。そのために寿命が短くなる可能性がありますが、これはあくまで確率論なのであなたの寿命が確実に短くなるかは誰にもわかりません。しかし降水確率と似たようなもので例えば80%の降水確率ならば普通は皆さん外出するときに傘を持っていきます。皆さん各自の価値観があって長生きをするだけが全てではありませんし傘を持っていかない人もいます。しかし今タバコを止めると長く生きれる可能性があります。最終的には△△さんの判断にはなりますが、こちらとしては禁煙することを強く勧めます。長いけど自分たちは止める・止めないを選んだ時に想定されうる経過を示すことくらいで判断に踏み込むのはよくない、と個人的には思っている。 よく問題集に書いてあるのが、「どちらを選んだとしてもあなたを見捨てることはしませんよ」というスタンスを示すこと。
#3 World of pattern recognition
というわけで一日も早く疾患名、疾患の典型的な組織像を覚えるべく緩やかに頑張り中。
3 件のコメント:
徹底的にいじめるってくだりおもしろかったよ!!
でも結構多くの世の中の人が
「放置」
というスタンスをとる気がするのだけど。。。
>ARTERo
かくいう自分も今ポリクリで回っている学生さんの相手なんかしてないからね(自分のことで精一杯)
誰しも初めは出来なかったわけで誰かに教えてもらわなくちゃいけなかったはず。
なのに自分がいざ教える立場になったら「知らない」というのはやっぱり間違っていると思う。
きちんとするのは教える側、教わる側両方とも難しいけれどね。
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